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日本裁判官ネットワークブログ

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「最近思うことなど」(その1)

2015年01月26日 | ムサシ

1 先頃衆議院議員の総選挙が行なわれ,与党が1議席増やした。ほぼ現状維持ということではあるが,議席数は再議決可能な3分の2を超えており,圧勝した前回の議席を守ったのであるから,やはり圧勝したということになる。野党では,議席を増やした党と減らした党があるが,与野党全体としてはさしたる変化はなかったことになる。選挙の結果について,私個人の思いはいろいろあるが,それを書こうということではない。しかし何か書いておきたいという衝動もあるので,少しだけ書くことにした。
2 まず気になるのは投票率の低さである。
(1)投票率は,平成24年に行なわれ,戦後最低だった前回の衆院選の投票率を更に6・66%も下回り,52・66%だったそうである。つまり有権者のほぼ2人に1人が投票しなかったということである。これは一体どういうことなのであろうか。
(2)民主主義国家において最も大切なことは,主権者である国民の1人ひとりが,国政の在り方や経済政策その他各種の問題に関心を持って,自覚的に判断するという姿勢をどの程度有しているかということである。そうであれば選挙も自ずとそれなりの結果を生むことにもなるに違いない。
(3)最近マスコミは,国政選挙が行なわれる状況になると,各社が一斉に結果予測を発表する。投票日の1か月前ころと,投票日の直前ころと,そしてその中間ころの2~3回結果の予測が報道され,そして大体その予測どおりの結果になっている。
(4)予測報道を見て,これではいけないと思う人がいて,以前は逆バネといって多少結果が修正される場合もあったようであるが,最近はそうはならず,どうせ自分が投票に出かけても出かけなくても,結果は変わらないと多くの国民が考えて棄権した結果,投票率が低下したのではないかと思われる。逆バネが起きるということは,それだけ国民の自覚がまだ高いということなのであろうか。
(5)私は,選挙結果の予測がどのようであれ,とにかく自分は自分で判断して,投票すべきではないかと思う。選挙の結果は国民全体が決めるのであるから,自分が思うとおりの結果にはならないかも知れない。しかしとにかく各人が主権者としての責任を果たすという意味で,自分の大切な意思表示をなすべきであると思う。「この秋は 雨か嵐か 知らねども 今日の勤めに 田草取るなり」(二宮尊徳)の心境で,責任を果たすことが大切だと思うのである。国民の1人ひとりが主権者としてい自覚を持つことこそ,民主主義の根幹であり,今回の選挙の投票率をみると,この国は本当に大丈夫な国なのであろうかと,私はかなり不安を抱いたということになる。
(6)今回の選挙では,沢山の重要な争点があったにもかかわらず,大した争点がないかの如き選挙になってしまったような印象である。経済政策(アベノミクス)の評価,集団的自衛権行使を認めるのか,原発再稼働の是非,社会保障費の巨額化,その他いろいろと重要な争点があった。それにもかかわらず,さしたる争点がないかの如く,投票率が驚くべき低率であったことは,私には甚だ不可解である。これは政党の責任も大きいに違いないが,私はマスコミの責任が大きいと思うのである。(ムサシ)

 


「今年の風邪」

2015年01月21日 | ムサシ

1 久しぶりに風邪をひいてしまった。結構重症である。毎年11月の末ころ,インフルエンザの予防注射を受けているし,「○○は風邪をひかない」という言葉を固く信じているうえ,結構野菜や果物などビタミンの補給も抜かりないので,風邪の防御態勢は万全であった筈である。この数年風邪をひいた記憶はない。それなのにこれは一体どうしたことか。
2 ある朝,目覚めてすぐに,声がかすれてまともに話ができないことに気付いた。寒気はなく,熱はほとんどない。でも体温計で計ってみると,37・3度の微熱があった。食欲はほぼゼロである。何を見てもまずそうに思えて,食べたいと思わない。加えて気力の低下が著しい。毎日の業務を切り抜けるのが大変である。これはおかしい。こんな風邪は今まで経験がない。
3 さっそく掛かり付けの医院で診察を受けた。インフルエンザの予防接種が効かない非定型性インフルエンザが流行しているという。妻も全く私と同じ症状になり,重症である。事務員の女性のひとりも,私の風邪がうつったようである。今年は典型的な熱が出るインフルエンザと熱が出ないインフルエンザの2種類があるのだそうである。
4 医師は,漢方薬である「葛根湯」のみを処方してくれた。「葛根湯」はこれまで服用したことがないが,効果はあるのだろうか。食後3回飲んだころ,食欲が少し回復したが,回復率は6~7割程度で,ぶり返しもあり,なかなか完治はしない。完治するまでにはもう少しかかりそうである。市販の風邪薬と併用するのがよいようである。
5 1週間で体重が3キロ減った。不思議なことに,全く食欲がない日と,結構食欲がある日があって,その変化に法則性が見つからない。先日,朝と昼の食事が摂れず,飲むヨーグルトだけで過ごしていたが,生命の危険を感じて(これは嘘!),「今日は食べたい物を一杯食べてやろう。」と決意して,スーパーで食べたい物を探した。
そして,ふと鰻の蒲焼きの前で立ち止まった。何だか美味しそうな気がする。そこで,妻用とあわせて2匹買った。案外高価なので少し迷ったうえでのことである。
6 妻は,「食べたくない。」というので,電子レンジで1匹だけ加熱した。とても美味しそうな香りが漂った。食べてみると,「美味いの何の!」。結局1度に2匹とも食べてしまった。
7 妻は呆れて,「食欲がゼロだという人がどうして鰻を2匹も食べられるの?」と怖い顔をして睨んでいた。私は「たまたまあの時だけ,食欲があったんだよ。」と弁解したが,到底信用してくれそうにない。ただ,その後も鰻を食べたいという気にならないのが不思議ではある。
8 今でも食欲は低目で,少しずつ痩せている。困ったことではあるが,体重が減るのは嬉しい。豆腐や納豆や千切りキャベツや飲むヨーグルトなど,必死に食べている。毎朝ゴーヤジュースも飲んおり,栄養失調にはならないだろう。しかし得体の知れない不気味な風邪で,困ったことではある。一体いつ完治するのか見当もつかず,できるだけ,風邪をうつさないように,人に会わないように注意している毎日である。(ムサシ)


「その後の健康情報」(その2)

2014年12月21日 | ムサシ

2(5)ところで,夕食を午後7時前後に食べて,朝食を食べない人の場合には,夜食を食べなければ空腹時間が17時間にもなり,体はいわば飢餓状態になるから,昼食後小腸はむさぼるように栄養分を吸収することになる。
(6)血糖値は空腹時で110,食後2時間が経過した時点で140程度までが正常値の上限というこであるが,朝食を食べない人の昼食後の血糖値は170前後(ないしそれ以上)まで上昇する。極端な人は300を超えることにもなるそうである。
(7)朝食を食べないと昼食後の異常な血糖が,長年の間に気付かぬうちに徐々に血管を破壊することになるというのである。
(8)テレビでは,医師が行なった特殊な検査方法は明らかにされなかったが,私はヘモグロビンA1C検査に違いないと思っている。それは血液中の赤い色素であるヘモグロビンと血糖の結合の程度(糖化度)を検査することで,過去3か月程度の血糖値の平均値の測定が行なわれることになり,血糖値の異常を見逃すことはないというのである。
(9)私はこれまでヘモグロビンA1C検査を長年受けているので,この検査が当然行なわれると思っていたが,現在特別注文になっているのかどうかはよく知らない。自分の血液検査ではこの検査がなされることになっているかどうかを確かめて,検査に含まれていないのであれば,是非加えるように求める必要があるということになる。
(10)2010年(平成22年)7月から,ヘモロビンA1Cに関する日本独自の基準値を国際基準に統一(国際標準化)したそうであるが,今でも重症の糖尿病が血液検査で発見されないという信じられないような事態が存在するかどうかについては,私には分からない。
(11)とにかく朝食を摂らない生活が10年近く続くと,気づかぬうちに重症の糖尿病になっており,あるとき突然心筋梗塞や脳梗塞が発症するというのである。糖尿病はほとんど自覚症状がなく,かなり重症になると,「このころ何だか体がダルイ」とか「喉が渇く」ということのようなので,細心の注意が必要である。
(12)朝食の重要性についての説明は甚だ明快な理屈である。私は朝食を摂ることにしてきたが,今回改めて朝食の大切さを認識させられたということになる。
(13)また朝食時に野菜も食べるのがよいそうで,最近袋入りで約120~130グラムの千切りキャベツを100円程度で売っており,とても便利である。1回約40グラム,1袋を3回に分けて食べるのがよいと思う。朝食時に野菜を食べると,食物繊維のお陰で昼食時にも糖分の吸収を押さえることができるそうで,私は毎朝のゴーヤジュース作成の際に,千切りキャベツ1掴みを加えることにした。
(14)TVの実験でも朝食で千切りキャベツ35グラムを食べれば一応十分だと述べていた。もっとも野菜としてキャベツを食べておればそれでよいということではないので,様々な工夫が必要であろう。野菜を食べ過ぎるとカリウム過多になるという説もあるが,腎臓に問題がある人でなければ,カリウム過多を心配するほど野菜を食べようとする心構えは大いに結構なことであろう。
(15)朝食は必ず食べること,その際野菜も食べることで糖尿病や動脈硬化を防止できるという意味で,大切な動脈硬化防止法だということになる。(ムサシ)                      


「その後の健康情報」(その1)

2014年12月11日 | ムサシ

1 新動脈硬化防止法について
(1)これは最近テレビで見た健康法である。速足で小さく足踏みをしながら,その間両手をブラブラさせるというのであるが,この運動によりNO(一酸化窒素)が発生して血管が柔らかくなり,動脈硬化が防止されるというのである。
(2)1日に3分間行なうようにとのことであるが,案外きつい運動なので,毎日一気に3分間行なおうとすると,おそらく1か月も続かないに違いない。それに加えて日常的に効果があるという実感もない。健康には何か役に立ちそうな運動ではあるので,効果的な動脈硬化防止法であるに違いないと固く信じて,粘ってみるのがよさそうである。
(3)まず起床時にTVなどを見ながら1分間行なうことを習慣にするのがよい。計測してみると,両足1セットの足踏み90回で丁度1分を要する。
(4)2回目は事務所が終了し,事務員が全員帰宅した後,夕方7時のテレビニュースを見ながら行なうことにした。その後手製かコンビニで買った弁当を食べる。
(5)3回目は夜遅く帰宅後に行なことになっているが,心身ともに疲れた気分なので,気力が湧きにくく,さぼろうとする心といつも格闘する。まあ何とか続いている。
(6)この健康法は,その道の研究者が30年かけて見つけた方法だということなので,続けてみる価値はありそうである。
(7)また以前書いたように,「くるみ」を食べると,含まれている脂肪酸である「アルファーリノレン酸」が血管を若返らせるそうで,セッセとくるみを食べている。
(8)この両方法を人知れず粘り抜いて,動脈硬化防止が可能かどうかを自分で実験することにしたのである。
2 朝食動脈硬化防止法について
(1)これも結果的に動脈硬化防止法ということになるが,朝食を食べようというだけのことである。朝食を食べない生活を続けていると糖尿病に罹患し安いが,毎年健康診断を受けていても,重症の糖尿病が発見されないことがあるというのである。
(2)現在行われている通常の血糖値の検査は,前日の夜9時以降は食事せず,検査当日の朝食も抜くように指示されているので,検査前12時間はカロリーを摂取しないことになっている。日常的に朝食を食べない人の場合にも同じことになるが,そうするとこの血液検査を受ける人は誰でも血糖値は低く,正常値だということになり,重症の糖尿病患者でも発見されないことになるというのである。
(3)テレビでは,猛烈サラリーマンで夜の帰宅が遅いために,朝ギリギリまで寝ていたいという理由で,朝食を食べなくなった人が,その生活を10年近く続けていた。健康には自信があったし,毎年の健康診断でも異常は発見されず,血糖値はいつも正常値であった。しかし「最近何だか疲れ安く喉も渇く」というので,最近の健康診断の際に医師にそのように訴えたところ,医師が特殊な血液検査をしたというのである。その結果糖尿病の重症患者であることが判明し,そして手遅れであったというのである。
(4)このような結果を生ずるのであれば,血糖値に関する限り何のために血液検査をしているのか甚だ疑問だということになる。血糖値の検査に限定して言うならば,食事後2時間が経過した時点での検査が必要なのではあるまいか。(ムサシ,この項続く)


「最近感動したこと」(その4)

2014年11月27日 | ムサシ


6(7)実は官兵衛も一度大失敗をしている。それは織田信長の命により自ら敵城に乗り込んだ懐柔工作に失敗して,有岡城で1年にも及ぶ過酷な幽閉生活を送ったのである。これに関して二つの感動的な史実がある。
 その一は信長は(秀吉も)官兵衛が幽閉されていることを知らず,長期間連絡しない官兵衛が裏切ったのではないかと疑って信長が激怒し,信長のもとで人質となっていた官兵衛の長男松寿(しょうじゅ)丸の殺害を竹中半兵衛に命じたのである。しかし半兵衛は,「人質を殺せば官兵衛が織田を恨んで敵になる」と諫言したが,短気な信長が聞き入れなかったので,半兵衛は自らの危険を覚悟したうえで,松寿丸を殺したと信長に(秀吉にも)嘘をついて,半兵衛の故郷に匿ったのである。後日救出された官兵衛と松寿丸との感動的な再会がなされ,官兵衛は半兵衛に深く感謝したのである。もっとも半兵衛は,官兵衛救出の3か月前に病死したようである。半兵衛は秀吉の軍師として官兵衛の師匠の立場にあったものであるが,この話は,半兵衛と官兵衛の信頼関係の強さと,半兵衛も官兵衛の実力を認めており,敵に回すことを避けようとしたとされている。この話には感動した。
(8)その二は,官兵衛は日差しも届かず湿地帯にあり,立ち上がることもできない狭い地下牢で1年間の幽閉生活を送り,片方の膝を痛めることになったのであるが,官兵衛は小さな窓から見える藤の花を心の支えにして,過酷な幽閉生活を乗り切ったのである。そして後に藤の花が黒田家の家紋になったというのであるが,これも私の好きな話である。
(9)官兵衛は知略・知謀の人ではあったが,謀略家ではなく,信義を重んじる人間的魅力に富んだ一流の人物であったといってよいだろう。
(10)そしてまた私の悪い癖ではあるが,現代社会において我々は黒田官兵衛から一体何を学ぶことができるかを考えてみようということになるのである。
 人は誰でも人生において,仕事や人間関係の中でたびたび困難に直面することになる。それは避けられないことである。そしてどうやって困難を乗り切るかについては,それなりに考えるに違いない。そして多くの場合には,これだけ考えたのであるから,こういう結論ということで仕方がないだろうということが多い。
(11)ただ私は,このたびテレビで「軍師官兵衛」を見るようになってから,少しだけ自分に変化を感じている。それは従前であればこの程度で思考を停止したと思われる場面で,「ちょっと待て。もう少し考えると何かよい考えが出るのではないか。」というように,もう一押し考えるようになったのである。これまでは,「弁護士として事件の依頼者をあれだけ説得したのに,説得に応じなかったのだから仕方がないのではないか。」と思ったであろう場面で,なお一歩考えてみることにしたのである。そのことがどれだけ意味があるかはよく分からないが,私は官兵衛の才能もさることながら,官兵衛はきっと,人知れず徹底して考え抜く人間であったに違いない,それが官兵衛の奇策や驚異的な成果を生んだ理由に違いないと勝手に考えることにした。そしてそれを今後の参考にしようと固く心に決めたのである。(ムサシ)


「最近感動したこと」(その3)

2014年11月27日 | ムサシ

6 軍師官兵衛について
(1)NHKの大河ドラマは熱心に見ている。以前にも黒田官兵衛が主人公である「播磨灘物語」(司馬遼太郎著)や,「竹中半兵衛と黒田官兵衛」(秀吉に天下を取らせた二人の軍師)(嶋津義忠著)を読んだこともあるが,改めて感動したということになる。
(2)豊臣秀吉は素晴らしい才能の持ち主であり,若き秀吉は魅力ある人物であるが,天下人となった後は謙虚さを忘れて,次第に凡庸な人間になっていったように思われる。そして晩年は「良薬は口に苦し」という大切な基本を忘れて,秀吉におもねる寵臣の意見だけを採用し,豊臣家の将来を本気で心配して諫めた軍師官兵衛を次第に遠ざけて,石田三成を重用した。そして結局家臣からの信用を失い,自ら豊臣家滅亡の原因を量産してしまい,その結果豊臣家は滅亡したのだと私は思う。
(3)朝鮮出兵は愚行の極みであり,腹心の部下達に地獄の苦しみを味あわせた。なぜ朝鮮出兵をしたのか,私には理解できないが,明国と戦って勝利できると本気で考えたのであろうか。この朝鮮出兵により家臣団に対立を生じて,加藤清正や福島正則などの秀吉子飼いの腹心の家来の多くが結局豊臣家の敵に回ることになってしまった。もっとも秀吉の死後実権を掌握した徳川家康に敵対することを避けたともいわれている。
(4)小田原城攻撃に際して,官兵衛が単身刀も持たずに城に乗り込んで,秀吉との打ち合わせどおりに領地を安堵すると約束して和睦したのに,後に秀吉が態度を変え(あるいは最初からそのつもりでいたかも知れないが),官兵衛の必死の説得を拒否して,敵の城主を切腹させた。また秀吉に予期せず世継ぎが誕生したことから,関白の地位を譲っていた甥の秀次が,わが子の将来に邪魔な存在になると不安を抱き,秀次に謀反の疑いありという虚偽の口実で切腹させるなど,晩年の秀吉は到底一流の人物とは思えない。
(5)官兵衛は,たびたび秀吉に諫言をしたが,当初は聞き入れていた秀吉も,官兵衛の才能を恐れまた嫉妬した石田三成の虚偽を含んだ甘言を容れて,次第に官兵衛を遠ざけた。それにもかかわらず「豊臣家を支えるのは黒田しかいない」と考えて,秀吉を諫め続けた官兵衛は誠に評価すべき人物であると私は思う。秀吉の死の直前に,秀吉から「秀頼を頼む。」と頭を下げられたが,官兵衛は「天下は,それを治めるに相応しい人物が治めるべきです。」と答えて,秀吉の頼みを拒否した点も注目に値する。
(6)官兵衛は,様々な困難に直面したが,驚くべき奇策を編み出して次々に切り抜けて行った。それは見事であり,秀吉が天下を取る原動力となった。その具体的な例を列挙することはしないことにするが,官兵衛はできるだけ敵と戦わずに,死者を出すことなく勝利する策を得意とした。特に秀吉による九州征伐の先遣隊の軍(いくさ)奉行として黒田二十四騎と呼ばれる強固な家臣団を含む黒田勢三千余騎を率いて,小倉城ほか数城を瞬く間に攻略した後は攻撃をピタリと止めて,その圧倒的な強さを見せつけたうえで,降伏を促す多くの書状を認(したた)めて,部下を各地の敵方の城に派遣し,「関白に味方すれば本領を安堵する。」と約束し,裏切ることになる島津との関係はそのままにしておいて,島津から攻撃されることの無いよう細かく策を立て,「近く関白が到着したときには素早く降伏すること」を求めたのである。官兵衛の策は見事に効を奏して,九州の多くの領主が戦うことなく秀吉に寝返ったのである。(ムサシ,この項続く)


「最近感動したこと」(その2)

2014年10月26日 | ムサシ

3 次に感動したのは水泳の萩野公介選手についてである。
(1)萩野選手は今年9月に行われたアジア競技大会で,出場した全種目で,金4個,銀1個,銅2個の7個のメダルを獲得し,大会MVPに選ばれた。かつてアメリカのフェルプス選手が,萩野選手と同じように水泳の多くの種目に出場して次々にメダルを獲得する大活躍をした時代があったが,日本にも同じような選手が出現したのである。
(2)私が感動したのは,萩野選手が勝つための練習法を工夫して実行し,それが成功したという点である。これはテニスの錦織選手とチャンコーチの場合と同様である。萩野選手はレースの後半に疲れてスピードが落ちることが敗因になると考えて,疲れた状態でスピードが落ちないようにすることで他の選手に差をつけようと考え,それを意識して徹底してクロールのインターバル練習をしたというのである。
(3)私は今回のアジア大会で,萩野選手が最初に金メダルを獲得した男子200メートル自由形をテレビのライブで見た。そのレースで萩野選手は150メートルを3位で折り返したが,結構差をつけられていたし,最終ターン時の1位と2位は中国と韓国の選手で,萩野選手との3人が競泳界のアジアビッグ3といわれている選手であったため,金メダル獲得は到底無理ではないかと思って見ていたが,萩野選手が驚異的に追い上げて優勝した。ゴールした瞬間は勝敗は不明であったが,確か0・03秒差の逆転勝ちであったと思う。実に感動的な瞬間であった。
(4)この大会のその後の萩野選手の活躍をみると,彼の作戦は大成功であったことになる。萩野選手の場合も,錦織選手と同様に勝つための作戦を考えて必死に練習した結果であり,勝つためには漫然と練習するのではなく,考え抜いて勝つことのできる明確な作戦を編み出し,そして徹底して練習することが必要だということになるのであろう。
4 テニスの錦織選手と水泳の萩野選手を見ていると,スポーツの特別な才能が必要であることは当然の前提ではあるが,才能のある選手は他にも沢山存在するのであるから,それらの選手が錦織選手や萩野選手のようになれないのは,才能の問題も大きいに違いないが,私には明確な目標を持っていないという問題はないのだろうかという気がするのである。テニスの世界ランキングを一気に上昇させるのは困難であるに違いないが,例えば世界100位の選手が1か月か2か月か,あるいはもう少し長期戦略で必ず5位ずつ上げてやろうと固く決意し,そのために必要な練習を徹底してするのである。
5 人間というのは不思議な存在であり,ある明確な目標を立てて必死に努力すると,案外目標が達成できるのではないかと思うのである。うまく行かなければ,諦めずにまた工夫すればよいのである。錦織選手と萩野選手は我々にそう教えてくれているのではあるまいか。このことを我々の人生における一般論として考察すると,我々の人生には常に何らかの困難が待ち受けているが,何か困難にぶつかったときに,あっさりと諦めて困難に負けるのではなく,しばし腕組みをして,「ちょっと待てよ。何かよい方法はないものか。」と考えてみることの大切さを,彼らから学ぶことができるのではないかと思うのである。そう簡単なことではないかも知れないが,少なくともしぶとく粘ることは必要であろうし,時によい解決策を見つけることができるかも知れない。私はこの2人のスポーツ選手の感動的な活躍からいろいろと考えさせられたのである。(ムサシ)


「最近感動したこと」(その1)

2014年10月17日 | ムサシ

1 最近いくつか感動したり,考えさせられることがあったので,少し纏めてみることにした。今後の自分の人生に何らかの参考になるかも知れないということである。
2 まずテニスの錦織圭選手の最近の目覚ましい活躍についてである。
(1)錦織選手は,今年8月に行なわれた全米オープテニスのシングルスで準優勝した。これは日本選手として,またアジアの男子選手としては初めてのことだそうである。その後マレーシアオープンテニスと楽天ジャパンオープンテニスのシングルスで連続優勝したことから,現在世界第6位にランクされている。全米オープンテニス大会では並みいる世界の強豪を次々に撃破し,もしかすると優勝するのではないかと興奮したが,惜しくも優勝はならなかった。連日ハードな試合を勝ち抜いたが,圧巻だったのは世界第1位のジョコビッチ選手を堂々たるストローク戦で圧勝したことであろう。ジョコビッチは錦織に打ち負けて,しばしば呆然とした表情を見せたのである。私は早朝や勤務時間内に行なわれた多くの試合を録画して見た。
(2)なぜ彼が急に強くなったのかについては,今季から彼のコーチになったマイケル・チャンの功績が大きいようであるが,その指導に応えた錦織選手との二人三脚が見事であるということのように思われる。
(3)なぜ彼が急に強くなったかについての秘訣は,彼がテレビで話してしまったので,世界中の選手がそれを参考にして特訓するのではないかと心配である。その結果折角世界の頂点に接近した彼の立場も危うくなるのではあるまいか。来年以降またテニス界に異変が起きることになるのであろうか。
(4)彼が強くなった理由として,ベースラインから後に下がらないで強打するという打法の改良が挙げられる。相手ボールの地面から跳ねた上がり際をライジングで打つため,相手の球の威力を利用することになり,返球に勢いがあることや,その打球をコントロールして左右に散らすことで,相手が翻弄されることになる。今回の試合で1ポイントを獲得するために移動した距離は,ジョコビッチが12メートルであるのに対して,錦織は8メートルであったとのことである。ライジングで打つのは大変難しくミスが多くなるそうで,徹底した練習が必要だということである。かつて伊達公子選手もこの打法が得意で,女子テニスの世界第4位にランクされた筈である。
(5)またサーブのためトスするボールの位置を少し前にすることでサーブの威力を増したり,ストロークのために踏み込む足の位置を変えるなど,多くの改良がなされたとのことであった。
(6)錦織選手もチャンコーチも小柄であり,大柄で体力に勝る外国選手に勝つためには,様々な工夫が必要であったのであろう。そしてチャンコーチが勝つ方法を考え出し,錦織選手がそれを徹底して練習し,マスターしたということなのであろう。
(7)遠からず錦織選手は世界の第5位以内に入るであろうし,4大大会で優勝するに違いないし,世界ナンバー1になるかも知れない。そう思うと胸がときめくが,ひとりの人間の持つ力の大きさについて,改めて認識させられた思いである。錦織選手の今後が楽しみであるが,これからの1年ないし2年の間にどこまで飛躍するのであろうか。我々は錦織選手の目覚ましい活躍に感動するだけでなく,彼の急成長の理由の中から我々の人生に役立つ何かを学ぶことができるのではないかと思うのである。(ムサシ)


「1日15分主義」(その3)

2014年10月05日 | ムサシ

13 時に「この人は座談の名手だな!」と感心することがある。その知識の深さと話の面白さによるのであろう。自分はどうかと考えてみると,即座に否定することになるが,自分もそのような人になりたいと思ってはいるし,これまで密かに「座談の名手」に憧れて,ささやかな努力を続けてきた。
14 「座談の名手」とはどんな人なのだろうか。まずいつも話したい話題を一杯持っていて,話そうとする衝動があることが必要ではないかと思う。その上で博識で,何でも知っており,話が面白いことが不可欠であろう。そしてただ面白いというだけでは十分ではなく,話の内容が,聞いてよかったという知的な満足感を与えることができることが望まれる。
15 ではどうすれば「座談の名手」になれるのであろうか。生来の才能も必要ではあるのだろうが,努力である程度補うことはできるに違いない。「座談の名手」を目指すことを意識した努力である。この努力は「座談の名手」になるというだけではなく,生き甲斐にも繋がる様々な効用がありそうである。
16 まず幅広く沢山読書をする必要がある。できれば読書ノートを作成する。小説はもとよりとして「読書マニア」になる必要があるだろう。新聞の切り抜き作業なども必要であるに違いない。また新聞やテレビや,あらゆる事柄に関心を持ち,面白そうな話には敏感に反応し,資料として整備,収集することが必要であろう。メモノートをフル活用し,毎日フロッピーに雑学を蓄積してゆくのも役に立つに違いない。
17 ここでも「1日15分主義」が活躍することになる。ところでこの「1日15分主義」は一体毎日何項目実践すべきことになるのであろうか。余り広く「1日15分主義」を頑張っていると肝心な仕事をする時間が不足してしまいそうである。
18 なんだかやりたいことだらけで困ってしまう。毎日実行する項目と,2日か3日に1回実行するなど,きめ細かく分類する必要がある。
19 いずれ仕事を退いて,「毎日が日曜日」になる日が来ることになるが,私は仕事からの引退をできるだけ遅らせて,「1日15分主義」も仕事もできるだけ頑張って,多忙さに喘ぎつつ,「座談の名手」を目指して,幅広い知的遊びと運動面でのトレーニングを頑張って,味のある「スーパー雑学人間」になりたいと思うのである。(ムサシ)


「1日15分主義」(その2)

2014年09月29日 | ムサシ

6 少し前に面白いことを思いついた。私は月1回程度本の衝動買をすることを趣味にしているが,法律関係の本の他にも結構健康雑誌など種々本を買ってきて,面白そうな健康法を見つけると案外しぶとく実践している。体型に似合わず血糖値が正常値であるのも,私が偶然見つけて衝動買いした平成22年7月号のある健康雑誌で,ゴーヤジュースで血糖値が下がるという特集記事を読んだことから,もう4年以上に及ぶ粘り強い実践の成果である。ゴーヤには「チャランチン」という,インスリンと似た血糖値を下げる効果がある物質を含んでいるというのである。
7 その後も気まぐれ的に健康雑誌を買ってきては,「脳梗塞を防止するツボ揉み」とか,動脈硬化を防止するという「無塩焼きくるみ」を毎日食べるとか,「ふくらはぎ」や「足裏」を揉むなどという,いささか風変わりな生活習慣を採用して,トレーニング一覧表にその欄を作り,毎日○印を記入して実行したか確認している。
8 そんなこともあってか,先頃ふと面白いことを思いついた。毎月発行される健康雑誌は10数冊あるが,これを全部購入して,面白そうな内容のものを選んでコピーし,項目別にファイルするのである。「老化防止」,「認知症対策」,「不眠症対策」,「高血圧防止」,「血糖値対策」その他の健康法などファイルの種類は多い。
9 健康雑誌は1冊約700円なので,1か月で約1万円,1年間で約12万円を要する。これを1年間だけ全部購入して,面白そうな記事を選んで編集するのである。結構な金額が必要になるが,さてどうしたものか。
10 私は30年余り前に煙草を止めて,以後吸ってない。煙草1箱を400円とすると月1万2000円になる。そこで「よし再び1年間だけ煙草を吸うことにしよう」ということになった。正確にいえば,煙草を吸ったつもりで,そのお金で健康雑誌を買うのである。もしかすると,これは「天下の名案」ではあるまいか。
11 実行開始から2か月が経過した。いささか興奮する面白い作業ではあるが,時間を要する。そこで「1日15分主義」を適用することにした。週日は15分,土,日,祭日は30分。週日は原則として面白い1文だけをコピーするのである。
12 そして自分で長期間実践して効果の有無を確認し,選別して再編集し,一冊のファイルに纏めることにした。そして親族や友人など希望の有無に関係なく,無償で無理矢理配布し,「これを読んで実行しろ!」と脅迫するのである。この編集作業でも「1日15分主義」が威力を発揮している。(ムサシ)


「1日15分主義」(その1)

2014年09月23日 | ムサシ

1 私は結構仕事も忙しいが,仕事以外にやりたいことも多く,また「やりたいことは全部やる」ことを自分に義務付けているので,なかなか思うように時間が取れず,いろいろと工夫している。そこで活用しているのが「チョコマカ主義」であり,「1日15分主義」である。
2 私は1日の仕事が終わると,夕食前の15分間,健康法として散歩するか自転車に乗ることにしている。最近は自転車の方が多い。その帰途コンビニで夕食用の買い物をすることが多い。
3 夕食を済ませると,事務所で翌日の仕事の準備に取りかかる前に,原則としてこのブログを書くことにしている。その許容時間は15分間に限定しており,20分を超えてはならないことにしている。土,日,祭日は,義務として30分,1時間を超えてはならないという原則である。5年余り前にこの原則を作り,かなり頑固に守ってきた。私がこのHPに投稿した初回は平成19年12月7日なので,もう6年9か月(81か月)になるが,その間ブログだけで240回余りを投稿してきたので,投稿回数は平均月3回ということになる。
4 「1日15分主義」を頑固に貫くと,不思議なことに思ったよりも多くの文章を書くことができるという実感があるし,作家のように,文章を書くシステムが完成しているので,余り無理をしたり,大変だったという思いはない。散歩中や新聞,テレビを見ていたり,車の運転中など,さまざまな場面で常に文章を書く材料を探す神経が敏感に機能しているため,書く材料はいつも沢山ストックされているし,いつでもどこでもメモできるメモノートと,メモノートから転記する大学ノートとフロッピイが整備されており,いつでも投稿できる文章が数個ストックされている。
5 私がこれまで投稿してきた文章の殆どは,少ない投稿の穴埋めする時間繋ぎの雑文であったが,本当は月1回程度の割合で,「わが国の司法はこれでよいのか」という文章を書きたいのである。先頃の司法改革をどのように評価すべきであるかについては,諸説があり,単純に結論が出せる状況にはないのである。(ムサシ)

 


「ある健康法」(その7)

2014年09月23日 | ムサシ

16 結論
  (1) 飲食に関する私の健康遊びは大体以上のようなものである。他にもあるが,書くほどでもあるまい。効果の程はよく分からないが,私は「それでよいのだ。」と思っている。「きっと効果があり,いつかそれを実感できる時が来るに違いない。」と考えることにしている。健康法を生活習慣の一部に組み込んで,人生の楽しみとして遊ぶのである。
  (2)今後の課題としては,認知症防止対策の検討を本格化して,自分も含めて家族,親族,友人など,自分の周辺から認知症の人を出さないという明確な問題意識を持って,効果のある具体的な方法を完成させることにした。そのためにはアミロイドベータに対して,本格的な戦いを開始することになる。何としても「脳活性食」について結論を出す必要がある。そして運動論の完成であろう。
  (3)先日の土曜日の早朝,久しぶりに涼しい秋風の中を30分,自転車で疾走した。とてもすがすがしい気分で感動した。こんなに素敵な気分になれるサイクリングを,多忙を理由にサボってきたことを深く後悔した。今後は雨天以外には,どんなことがあっても,土,日の週2回,川沿いで広い空と緑に恵まれたお気に入りのコースをサイクリングすることにした。このコースは私の宝物のようなもので,肉体的には勿論のこと,精神的健康のためにも甚だ有効であるに違いないと実感した。今は私よりも遙かに忙しい妻が,来年3月まででロースクールを定年で退くので,それからは二人でサイクリングをしようと考えている。テニスもプールも二人でという計画になっている。
  (4)私は最近,テニスの試合で膝を痛めたので,テニスを含めた激しい運動はドクターストップになってしまった。そのため運動面での健康法はごく絞った内容になっているので,暫く様子をみることになる。
  (5)最近は酒量も減らしたので,γGTPが正常値になっている。いよいよ体重の10キロ減量に本気で取り組むことにしようと考えている。
  (6)最近は余り長寿を目指すのもいかがなものかと思うようになり,80歳までは生きるつもりであるが,子供らに余り迷惑をかけないように,90歳になる前にはほどよく地上から消滅しようという心境である。
  (7)生活習慣として組み込んだ健康法を工夫して遊んでいると,ふと気がついてみると,何となく元気であったり,歳より若く見られるという程度でよいのだという気がする。遠からず運動論を完成して,その成果を踏まえて書くことにしたい。(ムサシ,この項完)


「ある健康法」(その6)

2014年09月19日 | ムサシ

14 朝夕少量栄養補給健康法
  (1)私はかなり前から朝と夜約70CCずつトマト野菜ジュースを飲むことにしている。睡眠時と起床時の水分補給とトマトの赤い色素であるリコピンとその他の野菜を摂取する目的であり,健康によいに違いないと固く信じている。しかし健康によいという特別の実感があるわけではない。
  (2)同時に朝と夜約70CCずつスポーツドリンクを飲んでいる。ミネラル類を補給するためであり,これも健康によいという実感があるわけではない。
  (3)薬局でそのまま飲める飲用酢を買ってきて,朝だけ70CC程度飲んでいる。リンゴ酢,ブルーベリー酢,もろみ酢,梅酢,ザクロ酢などで,これまで1日1種類だけを順次5日間で5種類を飲んでいたが,最近方式を改めた。どうやら発酵を継続している酢もあるらしいので,ある酢1瓶を飲み切ってから,次の酢を買ってくることにしたのである。健康によいかどうかはまだ分からない。
  (4)最近ザクロジュースを入手して,毎朝70CC程度飲んでいる。残り少なくなると自然食品店に3本注文する。1本2000円程度であるが,どのような効果があるかは実感はない。インターネット情報では,ザクロジュースで脳のアミロイドベータが減少するという説もある。余り美味しいものではない。
15 お茶健康法
  (1)これも健康遊びであるが,わがやの台所の片隅に,10余種のお茶の葉が存在する。5リットル用の大きなやかんを買ってきて,4リットル余りのお湯を沸かしてお茶にして,冷やしてペットポトルで冷蔵庫に保存する。容量1リットルの保冷専用魔法瓶に毎朝お茶と氷を入れ,1日で飲み切る。飲み残しを捨てたりするので3日に1回,順次お茶を作ることになる。もう5年以上続いている。
  (2)お茶の種類は少しずつ増えて,日本茶,ウーロン茶,紅茶,麦茶,ドクダミ茶,ソバ茶,柿の葉茶,ウコン茶,ヨモギ茶,タンポポ茶,イチョウの葉茶,ゴーヤ茶,ゴボウ茶,黒豆茶などである。どれも案外美味しい。漢方薬を飲んでいる気分である。
  (3)面白いのは乾燥エノキ茸茶である。これは先に述べたお茶とは別扱いである。エノキ茸3把を買ってきて,根を切り落とし,更に半分の大きさに切って,百円ショップで買ったプラスチックの皿にばら撒く。かつて釣りを趣味としていた私は,魚を開いて干す網籠を持っているので,物干し竿に吊して乾燥させる。まめに生産している。
  (4)テレビでは中性脂肪が減るということであった。乾燥したエノキ茸約5グラムを1リットル用の魔法瓶に入れる。沸騰したお湯を5分間放置すると約95度になるので,そのお湯を魔法瓶に入れて30分放置する。これで乾燥エノキ茶が完成する。本格的漢方薬の煎じ方らしい。飲んでみると「まずいのなんの!」。少し生ぐさい。
  (5)そこで工夫し,このお茶を鍋に移し,エノキ茸は掬って捨て,あさりやしじみの味噌汁の素で程良く味付けをする。沸騰させるので生臭さも消えてとても美味しい。こぶ茶やコンソメ味もよい。これを魔法瓶に入れて事務所に持参し,1日で飲み切る。
  (6)結局私は,保冷専用魔法瓶に入ったお茶と,熱いエノキ茸飲料の入った2本の魔法瓶を事務所に持参する。時々本格的あさりの味噌汁になることもある。毎日だと塩分過多の心配もある。血液検査でもエノキ茸茶の効果はまだない。(ムサシ)


「ある健康法」(その5)

2014年09月14日 | ムサシ

11 週一茹でキャベツモヤシたっぷり健康法
  (1)私は日本で一番野菜を多く食べる人間を目指しており,いろいろと実験した。その結果お気に入りの方法として,毎週末に鍋でお湯を沸かして,ブタコマ肉を少し入れてダシを取り,キャベツ6分の1個,もやし1袋を茹でて,味ポンと一味トウガラシで熱心に食べている。これで大体2回分であり,まあお気に入りというところである。
  (2)工夫としては,キャベツの代わりに春菊を使い,絹サヤ,キノコ,豆腐なども適宜使用する。味ポンの代わりに,最近は「味付けすだち酢」が気に入って,よく使用している。飽きないように,変化をつける工夫が必要である。
12 月一野菜たっぷりチャンメン健康法
   (1)これも月1回を目指してということになるが,家の近くにチャンメンの店がある。そのメニューとして「野菜たっぷりチャンメン」があり,美味しいし,野菜もたっぷりなので,とてもお気に入りである。
   (2)これはその名のとおり,野菜がたっぷりなので,メンの上に乗っている野菜を,食べても食べてもなかなかメンに到達せず,「野菜を食べ過ぎて病死する」ことを目指している私としては甚だ満足度が高く,「月一」を「月二」に増やそうかとか,時にビール付き,「メン半分残し」のこともある。
13 ナッツ健康法
  (1)「くるみ」に含まれる脂肪酸である「アルファーリノレン酸」が血管を若返らせるという記事が,平成26年6月ころ刊行されたある健康雑誌に掲載された。その前にテレビでも放送されたと思われる。それから間もなくスーパーからくるみが消えて,どうやら現在も品切れのようであるが,遠からずまた入手可能になるに違いない。これらの健康効果として即効性を期待してはならず,何年も粘り強く試みる姿勢が大切なのだと思う。
  (2)ナッツ類は,ビタミンBやEを含むものが多いようで,食べても美味しいので,健康遊びに最適である。アルファーリノレン酸は,ごまや大豆などにも含まれるが,くるみが断トツだそうで,くるみには驚くべき効果があるそうである。1日5~7粒を1か月食べただけで,悪玉コレステロールが顕著に(約10パーセント)減少したとか,1週食べただけでも効果があったとの報告もある。
  (3)私も偶然のきっかけで半年以上も前から健康法として毎日ナッツを食べることになり,くるみも食べてきたが,継続のためには一工夫を要した。私がふざけて「りすのほっぺ健康法」と名付けた名案だということになる。りすがドングリで両方の頬をパンパンに膨らませている可愛い写真を見ることがある。りすはそのドングリをどこかに隠しておいて,餌として食べるのであろう。それをヒントにしたのである。
  (4)私はやや小さめの容器に1日分として,くるみ,アーモンド,ピーナツ,カシュナッツ,干しぶどう,小魚類など6~7種類を,1日3回程度各2~3粒(匹)を食べて,容器のナッツ類を1日で全部食べ切るのである。乾燥剤も入れ,りすがどんぐりを隠すような気分で,毎日事務所の机の引き出しに隠しておいて,パソコンに向かって仕事をしている振りをして,実は密かにナッツを食べるという健康法である。1年間は実験する予定になっている。(ムサシ)


「ある健康法」(その4)

2014年09月04日 | ムサシ

8 月一ラーメン健康法
(1)ラーメンが健康によいという説は聞いたことがないが,美味しいし好きなので,仕事を頑張ったご褒美としてこれまで長年,月1回だけ月末の金曜日の夕食としてお気に入りのラーメン店に出かけることになっている。月一ラーメンを人生のささやかな楽しみにするのは精神的な健康法として優れているように思うのである。月1回のことなので,大盛り,ビール生ジョッキ中2杯付に決めてある。この店は事務所から自転車で10分足らずの所にある(詳細はネットのHP「わがB級グルメ道」(その2)参照)。
(2)HPでは,まだその店に大盛りがなかった頃,当地に住んでいなかった私が,当地を通過するたびにその店に立ち寄って,並ラーメンを2杯食べていたことを多少おふざけ風に書いたところ,その文章をお読みになったある裁判所長さんに聞かれて,その店をお教えしたこともあった。今でも私はラーメンはその店以外で食べることはまずない。落語の「目黒のさんま」では,ある殿様が野駆けの途中で,農家で焼いていたさんまの美味しそうな臭いに誘われてさんまを所望し,余りに美味しかったので,何度もお替わりし,後日「さんまは目黒に限るぞ。」とおっしゃったという話であるが,私もそれと同じように「ラーメンは○○に限るぞ。」と言いたい気分である。食事時間に行くと長い行列をなしているので,休日に少し時間をずらして行くのがよい。
(3)私は郷里で裁判官として勤務するようになった後,ラーメン店を30店余り食べ歩いた。そして結局ラーメンは「その店にしよう」と決めたのである。それ以来喰い道楽として月1回その店のラーメンを食べることに決めた。
(4)ラーメン店からの帰途本屋に立ち寄って本を買うことが多い。自転車の飲酒運転は禁止され違法であるが,道交法では酒気帯び運転は処罰されず,酒酔い運転は処罰されることになっている。中ジョッキ2杯はどうであろうか。私は日頃気付いた買いたい本の題名などをメモしており,それらの本を探すことも楽しみにしているのである。
9 月一日本そば食べ歩き健康法
(1)日本そばはラーメンと異なり,抜群の健康食品である。ルチンというポリフェノールを多く含んでおり,その抗酸化作用により毛細血管が強化されるので,脳の健康に好ましいようである。その他ビタミンE,食物繊維,ミネラルなどが豊富で,1日1食は日本そばを食べるように勧める意見さえある。
(2)私は日本そばが大好きなので(アレ?結局お前は何でも好きだということではないか!),今でも2週に1回を目標に,市販の日本そばを茹でてざるそばを食べている。つゆにも凝って,何年も前にいろいろと調べて自作のつゆを完成した。市販のつゆよりも少し甘めになっている。つゆは常時冷蔵庫に作り置きしてある。
(3)以前は,結構ざるそばを食べ歩いていたことがあり,美味しい店も何軒か見つけてあるが,再び月1回の日本そばの食べ歩きをすることにした。当地には美味しいざるそばはあるが,気に入った「野菜天そば」を見つけていないので,探すことにしたのである。あれこれ食べ歩きに忙しい思いではある。
(4)私は,「ざるそば」と「そーめん」のそれぞれについてかなり研究し,自作のつゆを作り,常時冷蔵庫に保管しており,両方を交互に食べている「めん喰い人間」なのである。そーめんも美味しく好きであるが,健康によいかどうかは知らない。(ムサシ)