北海道新聞 12/01 23:18
アイヌ語で思いを語る出場者
【千歳】公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌)主催の第22回アイヌ語弁論大会「イタカンロー」が1日、千歳市内で開かれた。アイヌ語を学ぶ33人が参加し、自身の体験や思いの丈をアイヌ語で語った。
イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味。
道内各地や静岡県、京都市などから集まった7~76歳の出場者が、子供や大人の部に分かれ弁舌を競った。
好きな漫画をアイヌ語で紹介する子供や、曽祖母が実家に残したテープを基に語る人などさまざま。アイヌ語で作詞した楽曲を披露する子供のバンドも初めて登場し、大きな拍手が送られた。
表彰式で弓野(きゅうの)恵子審査委員長は「音楽でアイヌ文化を伝えようとする人が初めて出てきたように、新しい発想で文化をつなげていこう」と話した。(高木緑)
各部門の最優秀賞受賞者は以下の通り。(敬称略)
▽子供の部 楠本直嗣(札幌市)▽大人の部口承文芸部門 貝沢ユリ子(日高管内平取町)▽同弁論部門 該当者なし
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/253809
アイヌ語で思いを語る出場者
【千歳】公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌)主催の第22回アイヌ語弁論大会「イタカンロー」が1日、千歳市内で開かれた。アイヌ語を学ぶ33人が参加し、自身の体験や思いの丈をアイヌ語で語った。
イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味。
道内各地や静岡県、京都市などから集まった7~76歳の出場者が、子供や大人の部に分かれ弁舌を競った。
好きな漫画をアイヌ語で紹介する子供や、曽祖母が実家に残したテープを基に語る人などさまざま。アイヌ語で作詞した楽曲を披露する子供のバンドも初めて登場し、大きな拍手が送られた。
表彰式で弓野(きゅうの)恵子審査委員長は「音楽でアイヌ文化を伝えようとする人が初めて出てきたように、新しい発想で文化をつなげていこう」と話した。(高木緑)
各部門の最優秀賞受賞者は以下の通り。(敬称略)
▽子供の部 楠本直嗣(札幌市)▽大人の部口承文芸部門 貝沢ユリ子(日高管内平取町)▽同弁論部門 該当者なし
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/253809