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寛一郎主演映画『シサム』漫画家たちが登場人物を描き下ろし ポストカードにして入場者にプレゼント

2024-09-13 | アイヌ民族関連

AGARA 2024年09月12日 12時00分 

映画『シサム』(9月13日公開)漫画家たちによる描き下ろしイラスト(C)映画「シサム」製作委員会

俳優の寛一郎が主演を務める映画『シサム』(※ム=小文字/9月13日公開)の登場人物を人気漫画家たちが描き下ろした応援イラストが公開され、同イラストを使用したポストカードが入場者プレゼントとして配布されることになった。

【画像】イラストの個別カット

 『BECK』『ゴリラーマン』の作者・ハロルド作石が手がけた、和人とアイヌの間で揺れる葛藤が表れているような表情の主人公・孝二郎(寛一郎)のほか、花沢健吾、平本アキラ、石塚真一、山本英夫、柏木ハルコ、渡邊ダイスケ、弘兼憲史、若杉公徳、大谷アキラ、小畑友紀、鈴ノ木ユウが参加。それぞれの個性が光る、超貴重なイラストとなっている。

 なお、入場者プレゼントのポストカードの絵柄はランダム配布となる。

■担当キャラクター(キャスト)一覧

(上段左から)

ハロルド作石(『BECK』、『ゴリラーマン』):高坂孝二郎(寛一郎) 

花沢健吾(『アイアムアヒーロー』、『アンダーニンジャ』):高坂栄之助(三浦貴大)

平本アキラ(『アゴなしゲンとオレ物語』、『監獄学園』):善助(和田正人)

石塚真一(『岳』、『BLUE GIANT』):シカヌサシ(坂東龍汰)

(中段左から)

山本英夫(『殺し屋1』、『ホムンクルス』):アクノ(※ク=小文字/平野貴大)

柏木ハルコ(『健康で文化的な最低限度の生活』):リキアンノ(サヘル・ローズ) 

渡邊ダイスケ(『善悪の屑』、『外道の歌』):イカシコトシ(藤本隆宏)

弘兼憲史(『課長島耕作』シリーズ、『黄昏流星群』):みつ(古川琴音)

(下段左から)

若杉公徳(『デトロイト・メタル・シティ』、『KAPPEI』):伊助(山西淳)

大谷アキラ(『正直不動産』):平助(要潤)

小畑友紀(『僕等がいた』):高坂まさ(富田靖子)

鈴ノ木ユウ(『コウノドリ』、『竜馬がゆく』):大川(緒形直人)

■映画『シサム』について

 映画は、<蝦夷地>と呼ばれた現在の北海道を領有した松前藩が、アイヌとの交易をおこなっていた史実をもとに、アイヌと和人(シサム)との歴史を描いた歴史スペクタクル。

 江戸時代前期、北海道の南西部にある松前藩の藩士の息子、孝二郎(寛一郎)と兄、栄之助(三浦貴大)はアイヌとの交易で得た品を他藩に売る仕事をしていた。ある夜、使用人の善助(和田正人)の不審な行動を見つけた栄之助は、善助に殺されてしまう。兄の敵討ちを誓った考二郎は善助を追って蝦夷地へと向かう。

 追いかけた先では、アイヌの間で和人への反発の動きが高まっていて…。そんな中、孝二郎は脇腹を刺され負傷してしまう。瀕死の孝二郎を救ったのは、敵であるはずのアイヌの人々だった。孝二郎は、アイヌの人の優しさに触れ、和人とアイヌの間にある深い溝や真実を知ることとなる。和人とアイヌの間で揺れ動く孝二郎。兄を殺され、復讐を誓った若き侍が選んだ道とは――。

 脚本を手がけたのは、阿部寛主演の『結婚できない男』(関西テレビ)や連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK)など、大ヒットドラマを手がけてきた尾崎将也。本作では日本語とアイヌ語の台詞を混在させながら、現代社会における<不寛容>が暴力へとつながってゆくプロセスを丁寧に紡ぎ出した。

 監督は、『タイムスクープハンター』(NHK)や小説「ブルバスター」がアニメ化されるなど、多岐にわたる分野で活躍している中尾浩之。北海道の大自然を活かしたダイナミズムな演出によって、作品に重厚なトーンを生み出している。

https://www.agara.co.jp/article/411042?top=oricon

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