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教育部、アジア太平洋こども会議に高雄市龍華国小の児童4名を派遣

2024-08-06 | 先住民族関連

台湾トゥデイ 2024/08/05

福岡県福岡市で毎年開催されている「アジア太平洋こども会議(APCC)」の招へい事業「BRIDGE Summer Camp」に、高雄市龍華国小(=小学校)から選ばれた5年生児童4名が参加した。「パフォーマンスベント」では客家(ハッカ)の歌謡「天公落水」のパフォーマンスを披露。音楽と踊りで台湾の伝統文化の特色を示した。(教育部)

教育部国教署は台湾の子どもたちの国際感覚を育み国際会議への参加を奨励するため、国立清華大学の附属小学校に委託して、福岡県福岡市で毎年開催されている「アジア太平洋こども会議」の招へい事業「BRIDGE Summer Camp」に参加する台湾代表児童の選抜を行っている。毎年異なる自治体から児童を選抜しており、今年は高雄市が対象に。高雄市龍華国小(=小学校)から選ばれた5年生児童4名(鍾明旭くん、程奕翔くん、呉羽平さん、徐緁翎さん)が台湾を代表する「こども大使」として派遣された。福岡の街全体を大きなキャンプ地と見立て、約2週間にわたって繰り広げる国際交流「BRIDGE Summer Camp」は7月12日から23日まで実施された。

国教署によると、今年の「BRIDGE Summer Camp」にはアジア太平洋の61か国・地域から180名の「こども大使」(いずれも11歳)が参加した。この「BRIDGE Summer Camp」は、「オリエンテーションキャンプ」、「スクールビジット」、「ホームステイプログラム」、「パフォーマンスイベント」などを含む。

台湾の「こども大使」4名は最初の3日間、アジア太平洋各国からやってきた「こども大使」たちとともに「オリエンテーションキャンプ」に参加。海の中道青少年海の家(通称:マリンハウス)で寝食を共にし、日本のマナーを学んだり、日本の気候に体を慣らした。4名はその後、それぞれホストファミリーの家へ向かい、日本の生活を体験。「スクールビジット」の日にはホストファミリーの家の児童と一緒に学校へ行くなどして、日本の学校生活を体験した。「こども大使」が自分達の国や地域の民族衣装や伝統的なダンスをステージで披露する「パフォーマンスベント」では、客家(ハッカ)の歌謡「天公落水」のパフォーマンスを披露。音楽と踊りで台湾の伝統文化の特色を示した。

龍華国小の児童4名は、今回の「こども会議」に参加するため、半年前から日本語・英語の学習、各国の文化理解、国際マナー、プレゼント作り、芸能パフォーマンスの練習などを積み重ねてきた。今回のイベントに参加した児童たちは、「各国からやっていた児童たちと友達になれただけでなく、台湾の文化を紹介する機会もあり、世界の人たちに台湾をアピールすることができた」、「自分自身についても、多様な文化への理解を深め、国際観を広げることができた」などと語っている。

国教署では、「アジア太平洋こども会議」への参加を通して、児童たちが多様な文化に接し、受け入れ、楽しむことを学び、アジア太平洋地域への認識を深めることや、より国際視野を広げ、帰国後も学んだことを発信し続けることなどを期待している。

 https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=151&post=256702&unitname=ニュース-政治&postname=教育部、アジア太平洋こども会議に高雄市龍華国小の児童4名を派遣

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