HBC9/10(火) 20:01
北海道がアイヌの人たちを対象に行ったアンケートでおよそ3割の人が「差別を受けたことがある」と回答したことを受け、鈴木知事は「全国でアイヌに対する意識調査を行うべきだ」との考えを示しました。
北海道が9日に公表した「北海道アイヌ生活実態調査」では、「アイヌであることを理由に何らかの差別を受けたことがある」と回答した人は29%で、前回の調査より5.8ポイント多くなりました。
差別を受けた場面については「SNSなどインターネット上の書き込み」が一番多く、31.6%に上りました。
鈴木直道知事
「アイヌの方々以外の国民全般の意識について、調査する必要があるのではないか」
北海道は、毎年行っている「道民意識調査」にも今年度初めてアイヌに関する項目を盛り込むなど、差別の実態調査を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d88c6de42450a446f630d1e9c3d8f0355f297e