NHK05月30日 18時54分

登別市にある「知里幸恵 銀のしずく記念館」に新たな館長が就任し、「もっと多くの人にアイヌ民族について興味を持ってもらえるように頑張りたい」と抱負を述べました。 「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵の出身地である登別市には、12年前に全国からの募金で「知里幸恵 銀のしずく記念館」が建てられ、幸恵の生涯を伝える貴重な資料が多く展示されています。 28日、新たな館長に、登別市出身の木原仁美さんが就任し、記念館で記者会見を開きました。 木原さんは、初代館長を務めた知里幸恵のめいにあたる横山むつみさんの長女で、現在は東京にあるアイヌ文化交流センターの所長代理を務めています。 会見で木原さんは、「記念館は知里幸恵さんを広く知ってもらうための場所ですが、幸恵さんだけでなく、もっと広くアイヌ民族に興味を持つ人が増えてほしい。周りの人に教えてもらいながら、頑張っていきたい」と抱負を述べました。 木原さんは、今後も東京での仕事を続け、必要に応じて記念館に来ることにしています。 木原さんは、「今年は知里幸恵の没後100年で、来年が生誕120年となり、さらに幸恵さんが注目されると思うので、気を引き締めてやっていきたい」と話していました
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220530/7000047003.html

登別市にある「知里幸恵 銀のしずく記念館」に新たな館長が就任し、「もっと多くの人にアイヌ民族について興味を持ってもらえるように頑張りたい」と抱負を述べました。 「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵の出身地である登別市には、12年前に全国からの募金で「知里幸恵 銀のしずく記念館」が建てられ、幸恵の生涯を伝える貴重な資料が多く展示されています。 28日、新たな館長に、登別市出身の木原仁美さんが就任し、記念館で記者会見を開きました。 木原さんは、初代館長を務めた知里幸恵のめいにあたる横山むつみさんの長女で、現在は東京にあるアイヌ文化交流センターの所長代理を務めています。 会見で木原さんは、「記念館は知里幸恵さんを広く知ってもらうための場所ですが、幸恵さんだけでなく、もっと広くアイヌ民族に興味を持つ人が増えてほしい。周りの人に教えてもらいながら、頑張っていきたい」と抱負を述べました。 木原さんは、今後も東京での仕事を続け、必要に応じて記念館に来ることにしています。 木原さんは、「今年は知里幸恵の没後100年で、来年が生誕120年となり、さらに幸恵さんが注目されると思うので、気を引き締めてやっていきたい」と話していました
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