先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ツルの舞、美しく 池田でアイヌ民族の祭典

2022-05-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/24 05:00

帯広カムイトウウポポ保存会が披露した「サロルンリムセ」
 【池田】アイヌ民族の舞踊の祭典「第4回十勝川サロルンリムセ(ツルの舞)」が21日、千代田堰堤(えんてい)展望公園で開かれ、道内4地域のアイヌ民族約60人が各地に伝わる踊りを披露した。
 祭典は、阿寒アイヌ民族文化保存会(釧路市)の会員が魔よけの踊り「タクサの舞」で大地を清め、4団体の先陣を切った。
 同保存会は「サロルンリムセ」や、嵐の日に松の木の葉が大きく揺れる様子を表す「フッタレチュイ(黒髪の踊り)」などを解説しながら披露した。
 札幌、日高管内平取町の団体に続き、最後に帯広カムイトウウポポ保存会が登場。民族衣装を着た女性4人が「サロルンリムセ」を美しく舞うと拍手が送られた。祭典は、大きな輪になって踊る「ポロリムセ」で締めくくった。
 この日は十勝の食を出店販売する「十勝いけだ屋市」も同時に開かれ、約250人が訪れて、にぎわった。(椎名宏智)
※「サロルンリムセ」、「ポロリムセ」のムは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/684630

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丸木舟、立派な完成願う 千歳アイヌ協が起工式

2022-05-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/24 05:00
 【千歳】千歳アイヌ協会は22日、マレク(かぎもり)を使った伝統サケ漁の伝承活動に用いるチプ(丸木舟)の製作を、蘭越生活館の敷地内で始めた。作業に先立つ起工式では、カムイノミ(神への祈りの儀式)で作業の無事と立派な舟の完成を願った。

丸木舟製作に使うカツラの大木2本の前で行われたカムイノミ
 チプ製作は30年ぶりとなった昨年度に続き、国のアイヌ政策推進交付金を活用し、市の委託で行う。昨年2月に日高管内新ひだか町の国有林で調達したカツラの大木を材料に、長さ約5~6メートルの2隻を製作する。
 起工式には千歳、恵庭の各アイヌ協会などの関係者ら十数人が出席し、神々に祈りをささげた。式の後、太さ60センチほどの丸太2本の皮をはいだ。9月中の完成を目指し、製作工程は映像に残し、次世代に受け継ぐ。昨年度、新型コロナウイルス対策のため関係者のみとなった進水式「チプサンケ」は、10月に市民も招いて開く予定。
 千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「操船技術向上と、上流にもこいでいけるチプを目指す」と話した。(上村衛)
※「チプ」のプ、「マレク」のクは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/684567

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高校のアイヌ問題プロジェクト活動の報告

2022-05-25 | アイヌ民族関連
新渡戸文化中学校・高等学校2022.05.25
高校1年生の有志で集まった「アイヌ問題プロジェクト」の活動を報告いたします。
先日、北海道大学の先生とオンラインによる取材を行いました。
北海道だからこそわかる事、そしてご研究に関連した情報などを教えていただくことができました。
今後の活動に生かしていきます。

https://www.nitobebunka.ed.jp/全コース共通/post-4570/

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NHK BS『バラカンが見たアイヌ新世代』 5月31日再放送

2022-05-25 | アイヌ民族関連
amass2022/05/24 20:04掲載

NHK『バラカンが見たアイヌ新世代』(c)NHK
ピーター・バラカンが北海道を訪ね、アイヌ文化の復興に取り組む若者たちに出会う。NHK BS1『バラカンが見たアイヌ新世代』の再放送が決定。5月31日(火)放送。もともとは2021年12月に海外向けに英語で放送された番組で、BS1では日本語版を放送します。
■『バラカンが見たアイヌ新世代』
初回:NHK BS1 2022年4月10日
再放送:NHK BS1 2022年5月31日(火)午後1:00~午後1:50 (50分)
進行役のピーター・バラカンがまず訪ねるのは、2020年にオープンした国立の複合施設・ウポポイ。ここでは、失われた民具を復元した博物館員や、伝統儀礼・“イヨマンテ”を上演するグループのメンバーと語り合う。また、若者の日常会話を例に、アイヌ語を学ぶ動画を発信し続ける大学生も紹介。若きアイヌの人たちとの対話を通して、胸に秘めた思いに迫る。2021年12月、海外向けに英語で放送した番組の日本語版。
【出演】ピーター・バラカン
番組ページ
https://amass.jp/157813/

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苫郷文研がウポポイ見学 アイヌ文化への理解深める 白老

2022-05-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2022/5/24配信
 苫小牧郷土文化研究会(斎野伊知郎会長)の会員は22日、第1回月例会で白老町若草町の民族共生象徴空間ウポポイを訪れた。22人が国立アイヌ民族博物館や体験交流ホール、伝統的コタンなどを見学し、先住民族アイヌの伝統文化に理解を深めた。  
この続き:322文字
ここから先の閲覧は有料です。
https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/77969/

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みんな虜!『ゴールデンカムイ』鶴見中尉のカリスマ人身掌握術 読者もいつしか手中に?

2022-05-25 | アイヌ民族関連
マグミクス5/23(月) 20:10配信
素顔が見えない鶴見中尉……あなたは何者?

独特のポージングもさすが!な鶴見中尉が表紙の『ゴールデンカムイ』4巻(集英社)
 完結を迎えた人気マンガ『ゴールデンカムイ』にはキャラの濃い登場人物が目白押しで、読者の「推し」も分かれるところですが、敵ポジジョンながら主役に負けないほどの人気を誇るのが、鶴見中尉こと鶴見篤志郎です。作品の世界観を体感できる「ゴールデンカムイ展」でも、火曜日に特別な「鶴見中尉ナイト」なるイベント(鶴見中尉or鯉登少尉のお面がもらえて、かぶって鑑賞できる)が設けられ、行列ができる大盛況ぶり。部下たちばかりか、読者をも熱狂させる鶴見中尉の「人たらし」っぷりを振り返ります。
 鶴見中尉は、陸軍最強と謳われた北海道の第七師団に属し、本作の主人公である杉元佐一とアシリパ(リは小文字)とは、刺青人皮をめぐって敵対する人物です。
 初めての顔見せは単行本第1巻のラストページで、ドアップで登場したとたん「以下、次巻」となり大物感満載でした。ビジュアルも印象的で、額から目の真上までを琺瑯(ほうろう)製の額当てで覆っているという、謎っぷり。その後額当ては、かつて日露戦争で砲弾の破片に前頭部の頭蓋骨を吹き飛ばされたため(その際、脳みそも少し飛ばされたんだとか)のケアだとわかるのですが、時折その下から「変な汁」も漏れ出すという不気味さです。
 上官である和田大尉に指を突きつけられれば噛みちぎる、杉元の頬を団子の串で突き刺して歯を鳴らす、さらに刺青人皮をシャツのように着こんでいるなど、序盤からクレイジーさが爆発で、敵対する悪としてはとてもわかりやすい存在でした。けれども……物語が進み、細かいエピソードや過去の姿などが描かれ始めると、その印象は少しずつ変化していきます。
 たとえば、ボニー&クライドのような夫婦強盗の「稲妻強盗と蝮のお銀」が亡くなった後、赤ん坊が残されたと知ると、鶴見中尉は「あの夫婦は凶悪だったが…愛があった」とつぶやきます。そしてその子を抱きながら、「どこか信頼のできる人間に託さないと」と言うのです。赤ん坊は行李に入れられ、お金を添えてアシリパのフチ(おばあさん)の家の前に置かれました。異常な行動をして当たり前と思っていた人物の心ある行いに触れると、「真実とはいったい何だろう」と、世界が反転したような気さえしてきます。
 また、回想で出てくる頭部を吹き飛ばされる以前の姿は、「これがあの鶴見中尉?」と目を疑うような、ダンディでイケメンなジェントルマン。奇抜で残忍な行いをする人と同一人物とは、とても思えません。さらに若い頃はロシアのウラジオストクで市井に溶け込み、長谷川幸一として写真館を経営しながら日本のスパイとして活動していた過去も明かされます。その地で妻子を失うという悲しい出来事も描かれ、アシリパの父・ウイルクやキロランケたちとの因縁もわかり、衝撃の展開となりました。
※ここから先は『ゴールデンカムイ』のまだアニメ化されていない範囲のストーリーに触れていないので、原作未読の方はご了承の上お読みください。
みんな中尉にゾッコンLOVE
 さまざまな顔を持ちすぎて、いったいどれが本当の彼なのか把握しかねる鶴見中尉ですが、彼に心酔する部下たちもまた、それぞれ違う中尉の姿を見ているのではないでしょうか。
 たとえば月島基軍曹は父殺しで死刑囚として投獄されていたところを、鶴見中尉の尽力で釈放され、部下となりました。その際鶴見中尉が利用したのが、月島と恋仲だった幼なじみの娘「いご草」ちゃん。そもそも月島は彼女を自殺に追い込んだという理由で父を殺したのに、「彼女は生きて東京の名家に嫁いで暮らしている」と、鶴見中尉は告げるのです。しかし、後に日露戦争で同郷の兵士から、やはり彼女は亡くなっていると聞かされた月島は激怒。けれども鶴見中尉は、自分の工作が功を奏しているだけで彼女はやはり生きていると言い……話は二転三転して混乱します。
 しかし、鶴見中尉が力説したように、すべては優秀な部下・月島を死刑から救うためについた嘘だということです。読者にも何が真実かはわかりませんが、鶴見中尉が月島を手中にするために策略を練ったことだけは確かなよう。その後、杉元と菊田特務曹長の出会いの過去編で「いご草ちゃん」が本当に生きていて、良家に嫁いでいることが示唆され、より「鶴見中尉の真意がわからなくなった」という声も出ています。
 その他、鶴見中尉を敬愛するあまり、鶴見関連の行動がいちいち度を超えているのは鯉登音之進少尉です。鶴見中尉と月島軍曹のツーショット写真の、月島の顔部分を自分の顔に張り替えては悦に入るなど「鶴見中尉ラブ」すぎる鯉登少尉。中尉の前では冷静でいられず、声をかけられただけでも「キエエエッ!」と猿叫を発するほど取り乱してしまいます。
 さらに鯉登は鶴見中尉と話すときは興奮のあまり早口の薩摩弁になってしまうため、まったく意味が伝わらず、月島軍曹を通訳に使う始末です。鶴見中尉に気に入られたいがため、彼と同じく刺青人皮を肌着のように身につけるも、せん(なめし)が甘いと言われてショックを受けるなど、とにかく鶴見中尉の前の鯉登少尉のあたふたぶりは、ずーっと見ていられます。
 また、宇佐美時重上等兵も鶴見中尉に心酔しきっています。宇佐美は網走監獄に看守として潜入していたものの正体がバレてしまい、その罰として鶴見中尉に両頬のホクロにいたずら書きをされてしまいます。それをなんと入れ墨にして永久保存するほど、鶴見中尉のやることはすべてOKという人物なのです。
 鯉登少尉も宇佐美も、実はそれぞれに鶴見中尉の衝撃的策謀の人心掌握術で心を捕まれているのですが、そこはまだ未アニメ化のため、ぜひ作品を見て確かめてみてください。それぞれ全然キャラの違う男たちを、しっかり調べ上げて的確な作戦で手中にした手腕は恐ろしくも惚れ惚れします。
 鶴見中尉が虜にしたのは部下だけではありません。剥製職人の江渡貝弥作も、その手中に落ちたひとりです。剥製職人という表の顔に隠れ、密かに人間の皮で衣装を作っていた江渡貝は、秘密を知られた鶴見中尉を殺そうとします。けれども思いがけず才能を絶賛され、「僕の仕事をあんなに理解してくれる人は初めてかもしれない」と感動してしまうのです。
 そこから、独特すぎるセンスで作った人皮服の「ファッションショー」へとなだれ込むのですが、その際の鶴見中尉の持ち上げ方は見事と言えるでしょう。「い~ね~!!時代の最先端だよ、江渡貝くぅん」「猫ちゃんのようにッ 猫ちゃんのように歩くんだ!!」「カワイイ カワイイ!!」と絶賛の嵐。
 それまで決して公にできなかった秘密を手放しで褒めちぎってくれるのですから、江渡貝くんも、鶴見LOVEまで一直線。ついには鶴見中尉のために、偽の刺青人皮を作ることになります。ただしこれは単なる策略というより、普段から刺青人皮シャツを来ている鶴見中尉にとっても、同好の士を得た喜びのひとときだったのではないでしょうか。
 あくまで日本の国防と未来のために「アイヌの金塊」を求め、大義のために動きつつも、その裏には妻子を失った悲しみもあった鶴見中尉。鶴見中尉を熱愛する人の数だけ異なる顔があり、本心は誰にもわからない人物だったのですが、実はファンの間では、完結直前の313話で見せたある表情が大きな話題となりました。その表情の理由は……ぜひその目で確かめてください。
古屋啓子
https://news.yahoo.co.jp/articles/d32c50210ee89143a613fe2be72dc014b9031669

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