先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「クラシック」缶にゴールデンカムイのキャラクター

2019-05-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/22 05:00

「ゴールデンカムイ」のキャラクターが描かれた「サッポロクラシック」
 サッポロビール(東京)は、アイヌ民族の少女らが活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」のキャラクターが描かれた缶ビール「サッポロクラシック」を7月17日から道内で数量限定で発売する。
 6缶パックを購入して専用はがきで応募すると、抽選で100人に石狩鍋などご当地グルメが当たるキャンペーンも実施する。応募締め切りは9月30日(当日消印有効)。問い合わせは通話無料のお客様センター(電)0120・207800へ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/307408

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アイヌとの関わり学ぶ ポロト湖周辺で植物観察-白老モシリ

2019-05-22 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2019/5/21配信

植物とアイヌ文化について学ぶ参加者たち
 白老町内の白老モシリは18日、町内のポロト湖周辺で山のイオル体験・野外学習を行った。ポロト遊歩道を散策しながら、アイヌ民族が食用や薬用に用いていた植物を観察。植物の活用方法のほか、アイヌ民族と自然との関わり方などについて学んだ。
 町内外から22人が参加し、民族共生象徴空間の脇にあるポロト遊歩道を散策しながら、白老モシリの岩村一宏さんがアイヌ民族と関わりの深い植物を解説。クサノオウは有毒成分を含むものの、茎や葉の煮汁を便秘の際に薬として飲むなど薬用として活用していたこと、オオウバユリは、ギョウジャニンニクと並び食の中心として重要な植物とされており、あえ物や煮物のほか、鱗茎(りんけい)からデンプンを採取するなどさまざまな方法で活用されていたことを紹介した。
 参加者たちは、紹介された植物がどういった方法で食されていたのか、有毒成分があっても薬として活用可能なことを質問するなど、豊かな自然に触れながら、アイヌ文化と植物の関わりについて学んでいた。
 終了後には、イオル事務所チキサニで山菜を使った料理を試食。タケノコのみそ煮やアズキナのおひたし、キトビロのキムチあえ、ウドの酢みそあえ、山菜ご飯や山菜うどんが振る舞われ、白老で調達した山菜を味わっていた。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16328/

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似顔絵描いて仲良し 辰巳丘高芸術コース生

2019-05-22 | 先住民族関連
中日新聞 2019年5月22日

似顔絵を手に記念撮影する金沢辰巳丘高の生徒(右)と高尾女子高の生徒=金沢市末町で
 台湾の高尾女子高校の一~二年生四十六人が二十一日、金沢辰巳丘高校を訪れ、芸術コースの生徒らと交流した。美術専攻の生徒はその場で一人一人の似顔絵を描き、プレゼントした。 (寺田結)
台湾の高校生が来校、交流
 金沢辰巳丘高の生徒は、向かいに座った高尾女子高の生徒の顔をじっくり見ながら、鉛筆や水彩絵の具を器用に使って描いた。英語で「名前は」「好きな色は」などと話し掛ける子も。三十分で手渡すと、一緒に記念撮影を頼まれていた。
 高尾女子高一年のスー・チンヤさん(16)は、「とても似ているし、うれしい。短い時間で描けるのはすごいと思う。額縁に入れて大切に飾ります」。金沢辰巳丘高二年の田中蘭さん(16)は「笑顔で受け取ってもらえてうれしい。連絡先も交換したので、交流を続けたい」と話した。
 高尾女子高の生徒は、台湾南部に伝わる先住民族の踊りを披露した。真っ赤な民族衣装に身を包み、腕に着けた鈴を鳴らしながら舞うと、拍手が送られた。
 高尾女子高の生徒たちは、教育旅行のため二十日から日本を訪れており、二十一日は金沢市内の観光や金沢辰巳丘高の生徒との交流を楽しんだ。
https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190522/CK2019052202000046.html

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アマゾンの先住民が歴史的勝訴! 広大な熱帯雨林を石油採掘からの保護に成功

2019-05-22 | 先住民族関連
エキサイトニュース2019年5月21日 21:00
Photo By Shutterstock
文:岩見旦
エクアドルのアマゾン原住民であるワオラニ族は、先祖代々伝わる自らの熱帯雨林に対し、石油会社による採掘からの保護を訴えた裁判で勝訴を勝ち取った。エクアドル政府の思惑を見事打ち砕いた形だ。
700万エーカーの熱帯雨林の競売が停止
ワオラニ族は50万エーカーに及ぶ熱帯雨林を、石油採掘から保護することに成功。この面積は東京都に相当する。2012年に政府が実施したワラオニ族との協議プロセスは無効と判断されたためだ。さらに、700万エーカー以上の熱帯雨林から成る16の石油鉱区の競売を停止した。
パスタサ裁判所の3人の裁判官によって決定されたこの判決は、熱帯雨林保護と先住民の権利のための重要な先例となった。
「これはアマゾン全域の先住民の権利に対する重要な先例です。裁判所は、ワオラニ族の土地での石油採掘において、エクアドル政府の詐欺や悪意、そして操作的な戦略を認めました」と語るのは、ワラオニ族などの原住民の権利や環境問題に取り組む非営利団体のAmazon Frontlinesの代表ミッチ・アンダーソン氏。「これは、先住民の土地に対する権利が尊重されることへの戦いにおける大きな前進です。先住民の将来を決定し、破壊的な採掘プロジェクトに『いいえ』という権利を保証することは、アマゾンの熱帯雨林を保護し、気候変動を止めるための鍵になります」と付け加えた。
先住民の権利を守る法的先例
ワオラニ族の原告の代表であるネモンテ・ネクイモ氏は『The New Yorker』のインタビューに「裁判所は、政府が私たちの自由な生活の権利を侵害していること、そして私たちの土地と自己決定について、私たち自身が決定を下すことを認めました。土地について私たちが決めます。私たちが所有しているので、石油会社がこの自然環境で破壊活動をし、私たちの文化を壊すことを許しません」と答えた。
また、パスタサのワオラニ族の広報担当オスワンド・ネクイモ氏は「私たちは、石油採掘から森を守りました。水を汚染から、病気から子どもたちを守りました。これは先住民の権利を守る法的先例となります」と述べ、「しかし、戦いはまだ終わっていません。政府は、私たちの土地の下にある石油を求めて、訴えるでしょう。アマゾン、そして世界中の先住民は水からの家を守るため、結束しなければなりません」と決意を明かした。
経済的利益からないがしろにされがちな先住民の人権。この裁判の行方をこれからも見守り続けたい。
https://www.excite.co.jp/news/article/Finders_1004/

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自然×デジタルアートの新ナイトスポット「カムイ ルミナ」北海道・阿寒摩周国立公園に、アイヌ文化に着想

2019-05-22 | アイヌ民族関連
ファッションプレス 019-05-20 15:10
体験型デジタルアートが楽しめる野外ナイトスポット「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイ ルミナ(KAMUY LUMINA)』」が2019年7月5日(金)、北海道・阿寒摩周国立公園に期間限定でオープンする。
豊かな自然とアイヌ文化に着想を得た新ナイトスポット
https://www.youtube.com/watch?v=_fyMTEeTr_w
※モーメント ファクトリー社が制作した「ルミナ・ナイトウォーク」シリーズを紹介するイメージ動画
「カムイ ルミナ」は、カナダ・モントリオールに本拠地を構える最先端のデジタルアート集団「モーメント ファクトリー(Moment Factory)」が開発する、屋外型マルチメディアアトラクション「ルミナ ナイトウォーク」シリーズの新作。
同社は、シルク・ドゥ・ソレイユの演出やスペインはサグラダ・ファミリアのプロジェクションマッピングなどを手がける、世界屈指のデジタルアート集団だ。日本国内では、2018年4月に長崎・伊王島に初上陸、同年12月には大阪城公園内 特設会場にオープンしている。
様々な仕掛けが散りばめられた幻想的な森でナイトウォーク

今回は、北海道の先住民族であるアイヌの伝説として語り継がれてきた「コンクワ」(フクロウの神が歌った謡)を題材に、「モーメント ファクトリー」と阿寒湖の人々が共同で制作。火山・森・湖が織りなす原生的な自然を有する阿寒摩周国立公園の阿寒湖の森を舞台に、光や映像、音響、インタラクティブな仕掛けが散りばめられた夜の森を冒険しながら、自然とアイヌ伝説に着想を得た幻想的なデジタルアートとナイトウォークが楽しめる。
舞台となる夜の森の中には、プロジェクションマッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)といった最新鋭のデジタル技術で様々な動物の姿を投影するなど、阿寒湖ならではの地形や景観を活かしたインタラクティブな仕掛けを演出。ゲスト自らも登場人物の一員となって森の中を歩き回ることで生まれる、「ルミナ ナイトウォーク」ならではの没入感が体験出来るのが魅力だ。
ストーリーに秘められているメッセージは、アイヌ文化とその根幹にある「自然との共生」という考え方。大人から子供、日本人から外国人まで、アイヌの文化や自然との関わりについて、気軽に楽しみながら学んでもらいたいという想いが込められているという。
概要
「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイ ルミナ(KAMUY LUMINA)』」
オープン期間:2019年7月5日(金)~2019年11月10日(日)
※冬季は休業し翌春より再オープン(2020年の開催は5月下旬~11月上旬を予定)
開催場所:阿寒摩周国立公園内 阿寒湖温泉ボッケの森遊歩道
開催時間:日没の30分後より開始~22:30(最終入場時間)
※雨天決行(雨具携行)、荒天の場合は中止。
所要時間:50~60分(約1.2km)
入場料:
・当日料金
大人 3,000円、小学生 1,500円
・前売料金
大人 2,700円、小学生 1,350円
・障がい者割引料金
大人 1,500円、小学生 750円
※未就学児は無料。
※「KAMUY LUMINA」と阿寒湖アイヌシアターイコㇿで上演中の「ロストカムイ」との共通チケットは3,800円(「ロストカムイ」単独チケット:2,200円)
チケット予約・購入方法
・「カムイ ルミナ」公式ホームページ(http://www.kamuylumina.jp)での事前購入
※6月1日より販売開始予定
・「カムイ ルミナ」チケットブース
※7月5日より販売開始。
※阿寒湖温泉街の旅館、ホテルのフロントでも購入可能。
https://www.fashion-press.net/news/49960

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「遺骨を返せ」 京大に持ち出された「琉球人遺骨26体」返還訴訟始まる 京大は争う姿勢(栗原佳子・新聞うずみ火)

2019-05-22 | ウチナー・沖縄
アジアプレス 5/21(火) 11:50配信
球人の遺骨返還を求める初めての訴訟が京都地裁で始まっている。旧京都帝大の人類学者が1929年、沖縄県今帰仁村にある「百按司墓(むむじゃなばか)」から遺骨を持ち出した問題で、子孫ら5人が遺骨を保管する京都大学に返還と損害賠償を求めているもので、京都大側は全面的に争う姿勢を示している。 (新聞うずみ火・栗原佳子)
◆琉球王朝の子孫らが訴え
「百按司墓」は琉球式の風葬墓で、今帰仁城(ぐすく)に拠点を置いた琉球統一前の北山王国時代や、統一王朝を建てた第一尚氏時代の貴族らを葬ったとされる。原告は第一尚氏の子孫の玉城毅さん、亀谷正子さんの2人と、照屋寛徳衆院議員、沖縄出身で琉球民族遺骨返還研究会代表の松島泰勝・龍谷大教授、彫刻家の金城実さんの合わせて5人。
訴状などによると京都帝大助教授だった金関丈夫氏(故人)は子孫や地域住民の了解を得ず、百按司墓から遺骨を持ち出し、26体を「人骨標本」として京都帝大に保管。原告は京都大に返還や情報開示を求めてきたが拒否され、昨年12月、提訴した。
原告側は、第一尚氏の子孫は墓の所有権を有する民法上の「祭祀承継者」と主張、沖縄出身の3人の原告とともに所有権、憲法に基づく民族的、宗教的自己決定権があり、それらを侵害する京都大の対応は違法だとしている。
原告団長の松島教授は、「琉球民族は遺骨を親族の墓で埋葬し、先祖供養の儀礼で祖霊と交流して先祖と子孫との絆を強めてきた。琉球民族にとって遺骨は先祖のマブイ(霊魂)が宿るもの。遺骨そのものが『骨神(ふにしん』として崇拝の対象とされている。博物館の冷たい棚に置かれ、DNA調査で破壊される恐れがあるご先祖の遺骨を我々のやり方で再風葬してマブイ(霊魂)を供養したい。子孫としての義務であり権利」だと訴える。
◆京都大学は「違法な盗掘ではない」と主張
今年3月の第一回口頭弁論で、被告の京都大は、当時の沖縄県庁等から許可を得たことなどを根拠に「違法な盗掘ではない」と主張、請求の棄却を求めた。原告が主張する「祭祀承継者」についても、「百按司墓の祭祀葬祭者は絶えていた」などとした。
これに対し原告側は5月17日にあった第二回口頭弁論で反論、「一族の血縁の人々による『今帰仁上り(ヌブイ)』という聖地の巡拝が行われており、百百按司墓は重要な巡礼地である」などと主張した。
この日は原告の玉城さんの意見陳述も行われた。玉城さんは「何の疑いもなく百按司墓に参拝してきたが、祖先の遺骨がなくなったことを知り、心に穴が開いたような気持ちで手を合わせている。大変屈辱的で虚しい。遺骨の返還は、琉球人の尊厳、誇りを取り戻すこと」などと訴えた。
玉城さんは、国立台湾大(旧台北帝国大)が3月、金関氏が持ち出した33体を含む63体の遺骨を沖縄に返還したことに言及、「琉球人骨を子孫に返還するのが世界の潮流。京都大も台湾大を見習い、先祖の遺骨を返還すべき。遺骨を取り戻し、百按司墓で心安らかに休むことができるようにしたい」とも述べた。
遺骨の持ち出しは、1879年の琉球併合後、警察を含む行政、教育関係の上層部の大半を日本人が占めるという体制下で行われた。
アイヌ民族の遺骨についても同様で、文部科学省の調査では12大学で1600体を超す遺骨が保管されているという。アイヌ民族の遺骨をめぐっては北海道で2件の返還訴訟が提起され、北海道大は和解し、遺骨返還に応じている。
閉廷後、原告らは報告集会を開催。丹羽雅雄弁護団長は「戦後も継続する歴史的、構造的な差別、植民地主義を撃つ訴訟だ」とあらためて訴訟の意義を強調した。(栗原佳子・新聞うずみ火)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00010001-asiap-soci

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