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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

(世界発2017)混迷ベネズエラ、逃れる人々 先住民ら貧困層、徒歩で隣国へ

2017-07-04 | 先住民族関連
朝日新聞 2017年7月3日05時00分

 政治や経済の混乱が続く南米ベネズエラから、食料品の不足や治安の悪化を理由に国外へと逃れる人々が急増している。当初は富裕層が中心だった出国者の流れは、近年は先住民などの貧困層にまで拡大。ブラジルなど隣国では、歩いて越境してくるベネズエラ人が後を絶たない。この1年半だけで40万人以上が出国したとの指摘もあり、混乱は深まるばかりだ。(マナウス=田村剛)
 ベネズエラと国境を接するブラジル北西部アマゾナス州。熱帯雨林に囲まれた州都マナウスでは今年になって、ベネズエラから逃れてきた先住民の姿が目立つようになった。ベネズエラを横断するオリノコ川下流のデルタ地帯に住んでいた先住民族ワラオの人たちで、400人近くが高架下などに身を寄せている。
全文:2039文字
http://www.asahi.com/articles/DA3S13016263.html

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カナダで建国150周年の式典、豪雨で飛行ショーは中止

2017-07-04 | 先住民族関連
ロイター 7月3日(月) 11時26分

7月1日、カナダで建国150周年を祝う式典が行われ、豪雨のなか音楽やパレードなどの催しが繰り広げられた。写真はトロントで撮影したパレードの参加者(2017年 ロイター/Mark Blinch)
7月1日、カナダで建国150周年を祝う式典が行われ、豪雨のなか音楽やパレードなどの催しが繰り広げられた。写真はトロントで撮影したパレードの参加者(2017年 ロイター/Mark Blinch)
[オタワ 1日 ロイター] - カナダで1日、建国150周年を祝う式典が行われ、豪雨のなか音楽やパレードなどの催しが繰り広げられた。
オタワの国会議事堂前の屋外スペースには2万5000人が集まり、厳戒態勢のなか、トルドー首相が式典を開会した。アイルランドのロックバンドU2のボノとジ・エッジも出演し、会場を沸かせた。
6月29日から公式訪問中の英国のチャールズ皇太子とカミラ夫人も式典に参加した。
豪雨のため軍による飛行ショーが中止となったほか、夜のコンサートも雨が止むまで1時間開始が遅れた。フィナーレの花火などは予定通り実施された。
ただ、ファースト・ネーションズと呼ばれる一部先住民は、先住民に対する虐待的行為の歴史に抗議し、100人あまりがトロント市内を行進した。
https://jp.reuters.com/article/canada-idJPKBN19O05Z

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ダム建設でアマゾン先住民の暮らしが消えてゆく

2017-07-04 | 先住民族関連
ナショナル ジオグラフィック日本版 7月3日(月) 17時53分-

 熱帯の生態系は、外部からの干渉を受けるともろく、壊れやすい。熱帯雨林は「地球の肺」と言われ、その呼吸は気候や天候、そして地球上に生きる全ての人間に影響を与える。
【フォトギャラリー】アマゾン先住民、ダム建設で消える暮らし 写真19点
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/17/070300153/?SS=imgview&FD=1420927604
では、アマゾンに開発の手が入り、木々が切り倒され、道路が舗装され、ダムが建設されると、何が起こるのだろうか。
 アーロン・ビンセント・エルカイム氏は写真家としてのキャリアのほとんどを費やして、開発の脅威にさらされている先住民や、彼らが先祖代々受け継いできた土地の物語を伝えている。2014年、エルカイム氏はブラジル北部パラ州を初めて訪れ、シングー川に建設中のベロモンテ・ダムが、この土地に頼って暮らしている2万5000人以上の先住民たちにどのように影響するのかを目の当たりにした。
 ブラジル政府は開発と成長を促すため、この地域にさらにあと40基のダム建設を計画中だ。しかし、シングー川をせき止めれば、数百年にわたってこの土地から糧を得て、その環境を子孫のために守ってきた人々の暮らしを損なうことになると、エルカイム氏は危機感を抱く。「アマゾンの森林破壊を食い止めるという点で私たちは大きな前進を見せましたが、私にしてみればこのダム建設は、未来を守るのではなく、破壊の象徴なのです」
 1975年にベロモンテ・ダム計画が持ち上がって以来、アマゾンに住む16の先住民部族が、ダム湖によって住む土地が奪われるとして、建設に反対してきた。その後、居住地の一部を残し、猟場だけが影響を受けるよう修正が加えられ、2011年に計画は再び前進を始めた。2019年に予定通り操業が始まれば、ダムは1万1233メガワットを発電し、世界第4位の水力発電ダムとなる。新たなエネルギーは、この地域の開発に拍車をかけるものと見られている。
 これに対して複数の訴訟が起こされており、先住民社会への補償が争点となっている。2016年、近隣住民への安全が十分に確保されていないとして、ダムの所有者であるノルテ・エネルヒアと政府に対し、27万5000ドルの罰金が命じられた。その他の訴訟でも、水没面積がそれほど広範囲にならないように発電所を全稼働させない約束をするなどの譲歩が引き出された。
 ダム周辺では、既に水没が始まっているところがある。数回にわたって建設現場や川を訪れているエルカイム氏は、幅広くなった川岸に石を並べてダム反対のメッセージを書いているムンドゥルク族に出会った。人々は既に、流域の変化に適応し始めている。流れ込んできた水で洗車をする人や、かつては乾いた土地に立っていた枯れ木に上る少年たちもいた。
 政府は、計画が完全にひっくり返らない範囲で抗議者に対する譲歩を続け、一連のダム建設を前進させている。なかには、文化的に重要とされた土地もあり、開発会社はそこを避けて計画を修正するよう求められた。ダム会社のノルテ・エネルヒアは一部の住民に対し、近くの町アルタミラにある新興住宅地への引っ越し費用を支援しているが、雇用をもたらすわけでもなく、地域社会への貢献もほとんどない。エルカイム氏は、移住した先ではアルコール中毒や犯罪が多いという話を聞かされた。
 水はあらゆるものを洗い流してしまうものだ。エルカイム氏は現地へ繰り返し足を運び、ダムがもたらす影響や、脅威にさらされている人々をカメラに収め続けている。そして、自分の写真が世界中の人々の目に触れ、アマゾンとそこに住み続けている人々への思いをかきたてることができればと願っている。
文=Daniel Stone/訳=ルーバー荒井ハンナ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170703-00010001-nknatiogeo-s_ame

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市長がワニの花嫁と結婚式、先住民の平和の象徴 メキシコ

2017-07-04 | 先住民族関連
CNN Japan 2017.07.03 Mon posted at 10:28 JST

(CNN) メキシコ南部オアハカ州サン・ペドロ・ウアメルラ市で、市長がこのほどワニの花嫁と結婚式を挙げ、大勢の観光客らに祝福された。
この行事は数百年前から伝わる先住民の伝統に基づき、市の守護聖人をまつるフェスティバルの一環として、先の週末に行われた。
ワニの花嫁は白いドレスをまとって花の冠を載せた姿で、にぎやかな音楽に合わせて市内をパレード。音楽と踊りは挙式後も続き、新郎の市長と新婦のワニもダンスを披露した。
市長とワニの結婚式は、同地の2つの先住民族、チョンタレスとウアベス(別名マレニョス)の結び付きの象徴として行われている。
EFE通信によると、スペインの植民地となる以前、太平洋沿岸部に住んでいたチョンタレス族と、同地に到来したウアベス族の間では争いが絶えなかった。しかしチョンタレス族の王の息子と、ウアベス族の王の娘が恋に落ち、やがて結婚したことで、両民族の争いが収まったいう伝説が伝わっている。
現代の行事ではサン・ペドロ・ウアメルラ市の市長がチョンタレスの王子役、ワニの花嫁がウアベスの姫の役を担っている。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35103637.html

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沖縄差別、平等権の問題 札幌で平和学会 植民地主義など議論

2017-07-04 | ウチナー・沖縄
琉球新報2017年7月3日 07:30

沖縄の事例を通し、植民地主義と憲法の関わりを論じる高良沙哉沖縄大准教授(中央)ら=2日、札幌市の北海道大学
 【札幌市で宮城隆尋】日本平和学会(君島東彦会長)の春季研究大会は最終日の2日、「アイヌと琉球民族にとっての植民地主義と憲法」をテーマにした部会を開き、高良沙哉沖縄大准教授、上村英明恵泉女学園大教授らが登壇した。琉球併合(琉球処分)から現在の米軍基地問題まで沖縄の自己決定権が侵害され続けている状況や、北海道への和人の入植と激しい同化政策にアイヌの人々がさらされてきた経緯などについて議論した。
 高良さんは、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する民意が日本政府に無視されていることを挙げ「憲法論議で具体的に平等権の問題として(沖縄への)差別が語られていない。憲法の平和主義と安保(体制)の矛盾から来る、具体的な人権侵害(基地被害など)を語るべきだ」と指摘した。
 その上で「沖縄で少数だが独立論が消えないのは、日本と沖縄の関係が侵略から始まったからだ」と強調。中国脅威論に対しては「帰属問題ではない。大国が沖縄を取るという考えは植民地主義的だ。私たちは所有物ではない」と批判した。
 上村さんは日本が敗戦によって朝鮮半島などの植民地を放棄したことを挙げて「北海道と沖縄は同じ法体系にある“内地”となっても植民地支配が続いた。日本は戦後、自らの植民地主義を検証しなかった。日本の近代史、明治以降をどう評価すべきか、問い直すべきだ」と指摘した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-526177.html

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