先住民族関連ニュース

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田村厚労相迎え「車座ふるさとトーク」 平取で町民と懇談

2014-07-22 | アイヌ民族関連
苫小牧民報- (2014年 7/21)
 田村憲久厚生労働相が19日、産業振興と雇用拡大を目的に、平取町内で実施されている厚労省の「実践型地域雇用対策事業」を視察した。同事業に携わる関係者や町民との懇談会「車座ふるさとトーク」にも臨み、地域振興をめぐって意見を交わした。
 同町は2012年度から14年度を期間とした同事業を活用し、就労支援などの取り組みを展開している。田村厚労相は、その成果を視察するため、伝統工芸製作や観光ガイドなどの人材育成に携わる同町アイヌ文化情報センターなどを訪問した。
 この後、町内の温泉施設を会場としたトークに参加し、地域活性化などについて住民と懇談。「平取のトマトは全国的に知られているが、そればかり追い掛けていては先がない。新しい魅力を見つけ、取り組まなければ」といった町民の意見に耳を傾けた。
 川上満町長は「豊かな食とアイヌ文化、自然環境を連携させながら、今後も雇用につなげる取り組みを展開していきたい」と話し、田村厚労相は「皆さんの声を地域の雇用や活性化につなげていきたい」と語った。
 車座ふるさとトークは、各府省庁の大臣が全国各地に足を運び、地域の声を政策に生かす安倍政権の取り組み。
http://www.tomamin.co.jp/20140715024

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〜 映画 『コタンの口笛』 〜

2014-07-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (ブログ)-2014年07月21日
千歳発のアイヌ文化の集いで映画『コタンの口笛』を観た。1959年東宝なので小学校の3年の時以来ということになる。多分、講堂の「校内映画」か、先生の「引率映画」の何れかで観たのだと思う。
アイヌの少女が教室で盗みの犯人として疑われるシーンはずっと鮮明に覚えていたが、この国に厳然としてあった民族差別をまだ残っていたであろう50年以上も前の小学校の教育現場で正面から取り上げていたことに今、ある種の驚きを覚える。
最近、講演会などアイヌ民族の歴史・文化に触れる機会が増えてきた。だが、彼らに比べれば〝つい最近〟と言って良い時間軸に乗っている北海道に生まれ育った者として、出来るだけ読んだり、聴いたり、見たり、を心がけていても知らないことの多さに気づく。
民族のルーツ自体にも諸説があって自分なりに頭の整理をしなくてはならない難しさがあるからかもしれない。『コタンの口笛』のような動機づけとともに、系統立って学ぶ手ほどきとなるような機会があれば、と満席の会場で思った。
映画のロケ地は隣の千歳市。支笏湖からの豊かで清冽な川の映像が登場するアイヌ一家の生き方と重なり、子役の久保(後に山内)賢の名演技とともに印象的だった。(音楽;伊福部昭)
http://blog.hokkaido-np.co.jp/endaen/2014/07/post-91.html

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手仕事で気持ちいい暮らし 刺し子作家・萩原久子さん

2014-07-22 | アイヌ民族関連
中日新聞 2014年7月21日
 「作品は、暮らしから生まれる。だから、衣食住でもできるだけ手作りをして楽しむ」-。刺し子作家の萩原久子さん(67)は手仕事での生活を実践し、四十年来、創作活動を続けている。
 横浜市戸塚区の自宅は、五十年前の木造家屋に改築を重ねた。庭には草木が生い茂り、アジサイが色を添える。「住まいは毎日過ごす空間。自然を感じて心豊かに暮らしたい」。夏は蚊帳、冬はまきストーブを使い「工業製品はなるべく置かない」。食でも姿勢は同じ。土鍋や七輪(しちりん)で煮炊きし、知り合いの農家が作った野菜を味わう。スーパーで買い物はほとんどしないという。
 刺し子に出合ったのは、約四十年前。何げなく訪れた展示会で、素朴な藍の木綿と直線的な糸に魅せられた。「針を持ったこともない不器用な私にできるのか心配でしたが、自分の着る物を自分で作る喜びがあった」
 前衛書道の経験を生かし、手本をまねるのではなく、自分なりの表現を追求。アフリカやアイヌ民族の衣装からひらめきを得て作った斬新で自由な模様が、支持を集めた。国内での個展のほか、昨年十月には招待を受けてスウェーデンの博物館で新作を展示。今年六月には故郷の静岡県藤枝市でも披露した。
 自宅の玄関先に設けた客間は「小さな美術館」と呼ぶ。刺し子の服や小物、絵が趣味の夫、卓(たかし)さん(74)と合作した竹かごやうちわなどが、至る所に飾られている。「手仕事は手加減できる面白さがあり、自分の味が生まれる。手作りの良さ、好きなものに囲まれた暮らしの気持ちよさを伝えたい」 (発知恵理子)
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2014072102000007.html

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ビルの谷、アイヌの祈り…芸術祭開幕

2014-07-22 | アイヌ民族関連
読売新聞 2014年07月20日 18時08分
 「都市と自然」をテーマに、国内外の現代アート作品を一堂に集めた札幌国際芸術祭が19日、札幌市内で開幕した。
 この日オープンした「北3条広場」(中央区)では、自然界に感謝をささげるアイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」が執り行われ、成功を祈願して歌や踊りなどが奉納された。
 続いて、出品している現代美術家島袋道浩さんとアーティスト日比野克彦さんによるトークショーが行われ、見所などを紹介。同市清田区の教員(24)は、「街中で行われた儀式は都市と自然が融合したようだった」と話した。
 同芸術祭は、北海道立近代美術館(中央区)などメインの7会場に120点以上の作品が展示されるほか、来場者が参加できるイベントも多数ある。9月28日まで。
2014年07月20日 18時08分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140720-OYT1T50053.html?from=ytop_ylist

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室蘭はアイヌ語地名の宝庫~港立市民大学講座開催

2014-07-22 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年7月20日(日)朝刊】
 室蘭港立市民大学(松岡健一学長)の2014年度(平成26年度)第4回講座が19日、室蘭市入江町の室蘭海上保安部で開かれ、市民学生60人がアイヌ語に由来する室蘭の名勝などを学んだ。
 最初に海上保安庁の歴史や業務内容などを紹介するDVDを観賞。続いて市教育委員会の学芸員、松田宏介さんが「アイヌ文化に由来する自然名勝」をテーマに講演を行った。
 松田さんは「アイヌ文化では山、川などあらゆる自然物に命があると考えた。だから和人のように抽象的でなく、直接見た状態を表す地名を付けた」と説明。「室蘭は他地域に比べてアイヌ語の地名が豊富で、100以上もある。地名の研究も盛んに行われた」とアイヌ語地名の宝庫であることを指摘した。
 室蘭の名勝の由来について「ハルカラモイは『食料・捕る・入江』で魚が多く捕れる場所であることを示している。増市浜は『海猫の家』で、浜全体ではなく岬突端の岩の名称だった」と解説。「室蘭の景勝地をアイヌ文化由来の名勝としてPRする新たな位置付けが必要」と呼び掛けた。
 この後は室蘭港西埠(ふ)頭へ移動し、係船中の巡視艇「りゅうせい」を見学。学生たちは郷土の海を守る室蘭海保の任務に理解を深めた。
(山田晃司)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/20/20140720m_02.html

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成功祈りアイヌ民族儀式「カムイノミ」 札幌国際芸術祭

2014-07-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞(07/20 07:00)
 現代アートの祭典「札幌国際芸術祭」が開幕した19日、アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)が、同日オープンとなった札幌市中央区の北3条広場で行われ、関係者が成功を祈願した。
 北海道の土地や人、生き物に対し、芸術祭開催を受け入れてもらう象徴にしようと、芸術祭の総合芸術監督を務める音楽家の坂本龍一さんが企画した。
 カムイノミ伝承者の八重清敏さん(釧路管内鶴居村)が祭司を務め、上田文雄札幌市長や参加アーティストの島袋(しまぶく)道浩さんら約20人が参列。数百人の市民が見守るなか、民族衣装を着た参列者が用意されたいろりを囲み、トノト(お神酒)をつけたへら状の祭具イクパスイを手に火の神に祈りをささげた。続いて、先祖供養を行い、歌に合わせて伝統舞踊の「剣の舞」が演じられた。<北海道新聞7月20日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/entertainment/552269.html

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札幌国際芸術祭の成功願い 都心でカムイノミ

2014-07-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 動画 (2014/07/20)
 初開催となる現代アートの祭典「札幌国際芸術祭」の開幕日となった19日、この日にオープンした北3条広場(札幌市中央区)で、アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)が、開幕プログラムとして行われ、関係者が成功を祈願した。(7月20日朝刊掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=event&v=833257444002

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阿里山で科子林橋が開通 新しいランドマークに/台湾・嘉義

2014-07-22 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾  2014/07/19 13:29【観光】
(嘉義 19日 中央社)台湾南部・嘉義県の阿里山郷で18日、科子林橋が開通。台風災害の復旧がひと段落したことを示すとともに、整った美しい形の橋が地元のシンボルとなりそうだ。
この日の開通式では張花冠・嘉義県長、陳明利・阿里山郷長など関係者を招いてテープカットが行われ、台湾南部で深刻な被害をもたらした2009年8月の台風8号(モーラコット)による災害の復旧が段階的に終了へ向かいつつあることを示した。
科子林橋は阿里山の原住民族(先住民)ツォウ族が村落を出入りする際に通る地域の重要交通路、嘉155線に位置する。本来架かっていた橋は2009年の台風水害で流され、災害直後、嘉義県では仮設道路の建設など応急的な措置で地元の通行を何とか維持。しかし、この道路も2011年7月の大雨で寸断された。
このため同県では予算を確保した上で元の橋があった場所より下流に新たな橋を建設することに。この一帯は山間部の遠隔地で機材の運搬が難しく工事が難航したものの、ツォウ族など地元住民らの協力もあり、1年余りを経て先月中旬にようやく科子林橋が竣工した。この橋の完成により、村落の外部への交通問題が解決するだけでなく、その美しいフォルムが阿里山地方の新しいランドマークとなりそうだ。
(黄国芳/編集:谷口一康)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201407190002.aspx

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政府系企業、70億リンギのビジネス機会創出へ…マレーシア

2014-07-22 | 先住民族関連
レスポンス-2014年07月19日(土) 20時45分
ナジブ・ラザク首相(兼財務相)は17日、ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)経済委員会の会合後、政府系企業(GLC)および政府系投資会社(GLIC)が今年、70億リンギ相当のビジネス機会を提供することになるとの見通しを示した。
ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サンが伝えた。
この指数は、GLCとGLICの主要業績指標(KPI)に基づく試算。ナジブ首相はKPIについて、ブミプトラ全体の競争力強化に繋がり、市場に優しく排他的ではないと指摘。今年のイニシアティブでは、ベンダー開発プログラムを通じて50社のベンダーを新たに創出し、他にも大学卒業者の雇用可能性を高めるためのプログラムやブミプトラ向けの奨学金貸与などの取り組みを行っていると述べた。
今回のKPIに基づき、商業向け、住宅向け不動産の建設プロジェクトに13億リンギの追加投資が割り当てられる予定だ。GLCはまた、デジタルサービスセクターに関わるブミプトラに対する1億リンギの割り当てを行っている。既存の人材や能力の育成を行う計画だ。
政府はサバ・サラワク州出身者を中心に、若い世代のブミプトラがビジネスに関するアイデアを売り込むことができるよう、支援を行う計画だ。 《千田真理子》
http://response.jp/article/2014/07/19/228090.html

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歌や踊り 釧路の元気、台湾でみせる キッズロケット 来月、芸術フェス出演

2014-07-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (07/19 16:00)
 【釧路】釧路管内の小中学生14人で活動する「釧路子どもミュージカル キッズロケット」(金安潤子代表)が台湾北東部の宣蘭県で開催中の「宜蘭国際子ども芸術フェスティバル」に8月5日から出演する。2012年に続き2度目。
 同フェスは7月5日に開幕し、8月24日まで17カ国の子どもたちが歌や郷土芸能などを発表する。日本からの出演は2組で、キッズロケットは8月5~9日、鳥取傘踊りやアイヌ民族の歌、ソーラン節など30曲の歌や踊りを毎日披露する。
 宣蘭県知事と交流のあった蝦名大也釧路市長が出演を推薦したのが縁。8月10日には、釧路市からタンチョウが無償貸与されている台北市立動物園の開園百周年記念イベントにも出演する。釧路市立鶴野小5年の伊藤綾香さん(11)は「釧路の元気を、私たちの歌でしっかり届けたい」と張り切っている。
 台湾で上演するプログラムを一足先に市民に披露するコンサートが21日午後2時から道立釧路芸術館アートホールで開かれる。前売り券は高校生以上700円(当日千円)、中学生以下500円(当日700円)。問い合わせはキッズロケット(電)090・8270・8760へ。(佐竹直子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/552186.html

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弓の的当てに夢中、笛吹きも 千歳末広小でアイヌの子どもの遊び体験

2014-07-22 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2014年 7/19)
 千歳末広小学校(山口輝校長)で18日、アイヌ文化学習が行われ、2年生(在籍87人)が昔の子どもたちの遊びを体験した。同校が全校的に取り組んでいる教育プログラムの一環。弓で的当てを楽しんだり、笛を吹き鳴らしたりしながら、自然と共生してきた人たちの暮らしに現代っ子が想像力を膨らませた。
 体育館で行われた同学年3クラス合同の授業。児童はイタドリやヨブスマソウで作った笛「チレクテトプ」、マユミやオンコを材料とする弓「ク」を初めて目にした様子で、ツルで作った輪を投げて二股の木「カリプ」で受け止める遊びが紹介されて興味津々といった観。
 ゲスト講師は同小勤務当時に文化学習を担当し、退職後も協力してきた元教員餌取弘明さん(69)=安平町=。道内の山野に生えている草木を使った道具それぞれを説明し、「弓矢の遊びは獲物の狩り、輪投げ遊びもサケをもりで突いて捕る漁につながる。すべて大人になってから役立つことでした」と解説した。
 文化学習担当の杉森卓也教諭が続けて「昔のアイヌの子供たちは、みんながボールで遊ぶように自分たちで作った物を使って、森や川を遊び場にしました」。この後、児童お待ちかねの体験タイムが始まった。
 体育館には遊び場が三つできた。舞台上に山にいる動物を描いた的が据えられ、児童は子供向けの矢尻のないポン・ク(小さな弓)の的当て遊びに夢中だった。
 頬を膨らませてから長いパイプのような笛を吹いて音を鳴らそうと懸命の表情が見えた。一方では空中に放られたり、転がされたりしたツルの輪を先が二股の枝で捕まえようと一心不乱の光景と歓声が広がった。
 2年1組担任の佐藤学登教諭は「子供たちが楽しみながら段階を踏んで文化について学んでいます」と話した。今回の教室にわくわくしながら臨んでいた古屋洋平君は「弓矢の遊びが一番面白かった」と笑顔で感想を語った。
 アイヌ文化学習は同小で1996年から市内の先駆けとしてスタートし、実践が続く全学年対象の年間通じた教育プログラム。口承文芸や遊び、命、食、暮らし、人権と段階を踏みながら本道の自然に敬意を払いながら暮らしてきた人たちについて児童が学んでいる。
http://www.tomamin.co.jp/20140714998

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アイヌの魅力一堂に 県立博物館 きょう工芸品展開幕

2014-07-22 | アイヌ民族関連
福島民報  2014/07/19 09:14
 県立博物館の企画展「アイヌの工芸-東北のコレクションを中心に-」は19日、会津若松市の同博物館で開幕する。東日本大震災からの復興の願いを込め、自然とともに育まれた素朴で機能的な衣類や工芸品、会津藩ゆかりの品など約160点を展示する。9月15日まで。
 アイヌ文化振興・研究推進機構と県立博物館の主催。北海道・東北の博物館などの収蔵資料を通してアイヌ文化の魅力を伝える。樹皮繊維の服「アットゥシ」、独特の文様を縫い付けた木綿の服「カパラミプ」、個性豊かな彫刻を施した儀礼具「イクパスイ」などが並ぶ。会津藩が北方警備に出兵した際の絵巻やびょうぶも展示。初日は午前9時40分から開会式を行い、展覧会の成功を願う「カムイノミ」(神への祈り)をする。期間中、多彩な体験行事もある。
 観覧料は一般・大学生300円、高校生100円、小中学生80円。時間は午前9時半から午後5時。問い合わせは同博物館 電話0242(28)6000へ。
 開幕に先立ち、18日に県立博物館友の会と報道機関向けの説明会が開かれた。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014071916950

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海辺にぽつり エトピリカ保護 絶滅危惧の海鳥

2014-07-22 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2014年7月18日 13時54分
 【豊頃】豊頃町の豊北海岸で、国のレッドデータブックで絶滅危惧1A類の希少な海鳥「エトピリカ」が、波打ち際にじっとしているのを浦幌野鳥倶楽部の久保清司さん(浦幌町内在住)が16日発見し、保護した。
 久保さんによると、エトピリカは歩行や飛ぶことができず「けがはないようだったが、衰弱していた」という。
 連絡を受けて現地を訪れたNPO法人日本野鳥の会十勝支部の千嶋淳副支部長によると、保護したエトピリカには、成鳥にみられる顔の白い部分がなく、2~3歳の若鳥という。「この海岸には過去に3体のエトピリカが死んで打ち上がった。(生体は)厚内沖でも観察されるが、海岸で見ることはほとんどない」としている。
 エトピリカはこの日、釧路市内の猛禽(もうきん)類医学研究所(齊藤慶輔代表)に引き渡された。エトピリカの名称はアイヌ語で「くちばし・美しい」の意味。だいだい色の大きなくちばしが特徴。国内では根室市のユルリ島、モユルリ島が唯一の繁殖地で、30羽ほどしか生息していない。
http://www.tokachi.co.jp/news/201407/20140718-0018832.php

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アイヌ文化発信で事業

2014-07-22 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2014年07月18日
 釧路地方総合開発促進期成会(会長・蝦名大也釧路市長)は17日、地元の国と道の出先機関に対し、2015年度分の開発予算などに関する要望を行った。釧路総合振興局に対する要請に対し土栄正人局長は、道東道の阿寒インターチェンジ(IC)延伸のPRと合わせ、アイヌ文化の発信事業に取り組む意向を示した。具体的な内容は今後協議するが、同振興局では「地域活性化の一助となるよう検討したい」としている。同期成会はアイヌ文化の活用や保存・継承に向けた施策の展開を新規要望として掲げている。   
http://www.news-kushiro.jp/news/20140718/201407181.html

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