先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

赤の広場で 奪われた祖国と希望

2014-07-04 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2014.7.4 03:03 [外信コラム]
 「自分たちの意思に関係なく、一夜にして他国の住民になったのです」
 ロシアが3月、現地で多数派のロシア系住民の意思だとして一方的に併合した、ウクライナ南部クリミア半島。先住の少数派、タタール系住民(クリミア・タタール人)は今、祖国がロシアになってしまった「現実」に苦悩している。
 「私たちはウクライナが民主的な国となり、欧州の価値観が根付くことを願っていた。それが少数民族の権利擁護にもつながるからです」。タタール系住民組織の幹部、ジェリャロフ氏(34)はロシア編入に反対した理由をこう語る。
 イスラム教を信仰するタタール系はクリミア固有の民族で、半島人口の12~15%。スターリン期のソ連で強制移住を経験し、ソ連末期以降に帰還を果たした。ウクライナの独立を支持し、国づくりに参加してきたとの思いがある。
 ウクライナ復帰を願うタタール系には今、当局やロシア系からさまざまな圧力がかかる。強制移住から70年にあたった5月には恒例の追悼行事が当局に禁止され、タタール系の殺害や拉致事件も起きている。クリミアが国際的に孤立し、民族として近いトルコとの往来も困難になった。「民族自決」をかざしたロシアのクリミア併合は、先住民から祖国と希望を奪った。(遠藤良介)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140704/erp14070403030001-n1.htm

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インドの若者の失業率は20%以上

2014-07-04 | 先住民族関連
レスポンス 2014年07月04日(金) 07時15分
15歳から24歳までのインド人のうち20%以上が失業中であることがCensusが発表したデータから判明した。
その人数は男性2,600万人、女性2,100万人の合計4,700万人にも上る。
このことはインドが毎年8%以上の経済成長を実現しているにも関わらず、この10年間で深刻な失業状態が継続的に存在していたことを明らかにした。
15歳から59歳までの就労年齢に達した短期労働者や求職者も含めた全ての人口における失業率は14.5%となっている。
しかし同年代のダリット(不可触民カースト)だけを見るとその失業率は18%に上る。
また先住民族の失業率に関しては19%となっている。
また若い女性は家族の意向および社会的な立場から、就労を希望しないという一つの神話もこの調査によって崩れることとなった。
20歳から29歳までの女性の求職者は男性とほぼ同数のほぼ20%であり、彼女達は教育を受けより良い人生を築きたいと考えている新しい世代であるが、その機会に恵まれないのである。
このことは女性の結婚年齢が上がり、出産年齢も以前に比べ高くなっている事実とも一致する。
しかも求職率は都市部の18%に対し地方では21%と、この傾向が都市部に限ったことでないことも示しているとタイムズオブインディアは伝えている。 《編集部》
http://response.jp/article/2014/07/04/226901.html

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チベット人の高地適応はデニソワ人由来

2014-07-04 | 先住民族関連
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト July 3, 2014
Brandon Keim
for National Geographic News
 現生人類における自然環境への適応の特に顕著な事例は、近縁種との異種交配によって起こった可能性がある。
 チベット人の生理機能は、大気中の酸素濃度の低い高地での生活に適応している。これはネアンデルタール人と共通の祖先を持つ初期人類のデニソワ人との異種交配の結果である可能性が高いことが、最新の研究によって明らかになった。
 今年はじめにも、現代人の多くがDNAの一部をネアンデルタール人から受け継いでいるという研究結果が発表されている。これと並んで今回の研究も、現代人のゲノムがさまざまな人類種の“複雑なタペストリー”であることを示すものだ。また今回の研究は、現生人類の繁栄の一因として、これまで見過ごされてきた要素を指摘している。現生人類は近縁種との異種交配によって、その土地に適応しやすい身体的特性を手に入れてきた可能性があるというのだ。
「こうしたことは人類史の中でたびたび起こっており、今回たまたまこの事例を確認できただけ、と考えるべきであろう。近縁種からの遺伝子の継承は、私たちの進化にとって重要であったと考えられる」と、カリフォルニア大学バークレー校のラスムス・ニールセン(Rasmus Nielsen)氏は言う。
◆高地での生活に適した遺伝子
 ニールセン氏らのグループはこれまでの研究で、現代のチベット人には、代謝経路に関係する遺伝子「EPAS1」に変異が見られることが明らかになっていた。低酸素環境における身体反応を制御するものであるため、ニールセン氏らはこのことが、チベット人が高地で生き延びる上で重要な役割を果たしてきたのではないかと推測した。
 海抜の低い地域に住む人が高地に行くと、その身体は血中で酸素を運ぶタンパク質であるヘモグロビンの量を増やして適応しようとする。ところがチベット人のヘモグロビン量はそれほど多くないので、ヘモグロビン濃度の上昇に伴う心臓への負担を避けられている可能性がある。
 チベット人の女性にはさらにメリットがある。妊娠中も高血圧になりにくく、高地での出産がさほど負担にならないのだ。
 ところが、チベット人のこの遺伝子の変異は、これまで知られている人類の移動のパターンに当てはまらず、遺伝子の出どころを突き止められなかったとニールセン氏は言う。
 そんな中、シベリア南部の洞窟で見つかった骨の断片から、デニソワ人という人類の近縁種の存在が2010年に確認された。発見された骨は小さかったが、ゲノムをほぼ完全に確認できた。
 今回の研究で、ニールセン氏のグループはチベット人40人と、中国の漢民族40人からDNAを採取し、デニソワ人のゲノムと比較した。その結果、デニソワ人のEPAS1遺伝子は、チベット人のものとほとんど同一であることが確認された。
「(異種交配による)遺伝子移入なしにこれほどの一致が見られる可能性はゼロだ」とニールセン氏は言う。
 現生人類とデニソワ人の異種交配が起こったのは3万~4万年前のことだろうとニールセン氏は言う。親しく交流していたかは不明だが、デニソワ人のDNAがその周辺の地域で現生人類の遺伝子プールに流入するのに十分なだけの関係はあったようだ。その後、現生人類がチベット高原に移り住む際に、デニソワ人に由来するEPAS1の変異が有利に働いたようで、自然選択の結果、現在この地域に住む人の大部分にこの変異が見られるのだという。
◆先住民との交流
ドイツ、マックス・プランク進化人類学研究所に所属する古遺伝学のスバンテ・ペーボ(Svante Paabo)氏は、デニソワ人の化石のDNA配列の分析を率いた人物だ。ペーボ氏は今回の研究の結論に同意している。「今回の研究は、人類の適応の特に顕著な事例がデニソワ人に由来していたことを示すものだ」とペーボ氏は言う。
 ただし、デニソワ人とチベット人において、EPAS1遺伝子が同じように機能したかどうかは分からないとロンドン自然史博物館の古生物学者クリス・ストリンガー(Chris Stringer)氏は指摘する。それでも今回の研究は「近縁種との異種交配を経て私たちのゲノムに“パッチワーク”的な追加が起こったことを示す新たな事例をもたらした」とストリンガー氏は言う。
 ニールセン氏の推測では、こうしたシナリオは先史時代に何度も起こっており、そのおかげで現生人類は、約6万年前にアフリカを離れてから、目覚ましい早さで新しい環境に適応できたのだという。変異が自然に起こるのを待つのではなく、すでにその土地に適応した近縁種との異種交配を試みたのだ。
 文化面の移入もあったかもしれないとニールセン氏は言う。ただ今のところは、現存する遺伝情報のほかには手がかりがない。
「初期人類からの遺伝子の流入は、現生人類の生理機能に重要な役割を果たしてきた。将来的にはほかにも同様の事例を確認できるだろう」とペーボ氏も言う。
 ニールセン氏らのグループによる今回の研究結果は、7月2日付で「Nature」誌に発表された。
PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON / NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140703003

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先住民の若者、故郷でゴミ拾い呼びかけ 渓流保護にひと役/台湾・台東

2014-07-04 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾  2014/07/03 16:54 【社会】
(台東 3日 中央社)台東県延平郷出身の原住民(先住民)・ブヌン族の青年、黄曼席さんが若者や学生らに夏休みの帰省を呼びかけて、“蝴蝶谷”(チョウの谷)として知られるこの地域の渓谷の清掃活動を行っている。
現地は延平郷・鹿鳴にあり、澄みきった渓流やひんやりとした川の水が心地よい台東有数の夏の景勝地。谷川は子供たちにとっての絶好の水遊びの場で、夏に入ると連日観光客でにぎわい、川べりでは人々がバーベキューを楽しむ。しかし、行楽客が片付けずに残したゴミがたまって渓谷を汚し、魚やエビの生息地の破壊を進めている。
このため35歳のグラフィティ・アーティスト、黄曼席さんは地元の若者や子供らにゴミを拾って谷川をきれいにしようと呼びかけている。黄さんは他人に頼らず自分の手で故郷を守りたいとし、今回の活動を通して人々の自然環境保護に対する意識を高めることができればと語る。
この渓流環境保護活動を後押ししている延平郷・桃源村長のイランさんは、清掃に必要な道具の提供などを行っているが、ゴーグルや救命浮輪、縄などがまだ若干不足しているとして支援を呼びかけている。
(盧太城/編集:谷口一康)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201407030007.aspx

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ティマル一行に「イランカラプテ」 恵庭市で歓迎レセプション

2014-07-04 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2014年 7/2)
 恵庭市は1日、ニュージーランドの姉妹都市ティマル市の訪問団と交流を深める「歓迎レセプション」を、えこりん村で開いた。両市の関係者約30人が和やかに懇談し、今後のさらなる交流の発展に願いを込めた。
 ティマル訪問団はこの日、青少年国際交流事業の受け入れ高校生3人を除く、デイモン・オディ市長ら9人が、市立図書館や郷土資料館、ハイテクノロジー専門学校、サッポロビール北海道工場などを視察した。
 歓迎レセプションはティマル一行を、恵庭市の原田裕市長や穂積邦彦教育長、笹松京次郎市議会議長、中泉澄男恵庭商工会議所会頭、土谷秀樹恵庭ニュージーランド協会会長らが「おもてなし」の心で歓待した。
 原田市長は訪問団一人ずつに記念品を手渡し、アイヌ語のあいさつ「イランカラプテ」と歓迎。両市交流の歴史を振り返り、「さらに友情を深める機会ができたことは喜び。共に杯を交わしましょう」と呼び掛けた。
 オディ市長は日本語で「おばんです」と述べてから、「恵庭は美しく、ティマルと似たところが、たくさんある」と強調。「心の込もったおもてなしに胸が熱くなった。姉妹都市関係をさらに強固にしたい」と応えた。
http://www.tomamin.co.jp/20140714443

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言葉学びムックリにも挑戦 宮戸小の5年生がアイヌ文化学習

2014-07-04 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2014年 7/2)
 むかわ町の宮戸小学校(米村昭則校長)5年生5人は今年度、総合的な学習の時間を利用し、アイヌ文化について、地元のむかわアイヌ協会(三上純一会長)の協力を得ながら学んでいる。
 アイヌ文化について1年間を通して、自分なりに興味を持った題材を調べ、まとめ、発表することを目指す。6月末には、同協会のメンバーが同校を訪れ、アイヌ文化の一端を紹介した。
 「みんなも、平気でアイヌ語を使っているんですよ」。会員の1人がそう言い、昆布やトナカイ、ラッコなどを例にし、アイヌ語の発音の仕方を披露。「地名の大半はアイヌ語が語源」とも教えた。
 続いて、アイヌ文化の伝統的な楽器のムックリが子どもたちに配られ、演奏に挑戦。最初は、音を鳴らせなかったが、助言を受けて練習するうちに、小さい音なら鳴らせるようになっていた。ムックリはプレゼントされ、「ぜひ、演奏会を」と同会のメンバーから期待も受けた。アイヌ語で「ありがとう」を意味する「イヤィラィケレ」と言葉を交わして、最初の交流を終えた。
 斉藤乙葉さんはムックリが鳴らせたことがうれしかったようで、「自然とアイヌ語を使っているのを知らなくて、驚いた。ムックリをもっと上手に鳴らせるようになりたい」と話していた。
 今後、子どもたちは同会との交流を重ねながら、本などでも調べて、アイヌ文化への理解を深めていく。
http://www.tomamin.co.jp/20140714446

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「おそるおそるではなく満を持して」 池澤夏樹作品電子化が本格スタート

2014-07-04 | アイヌ民族関連
マイナビニュース ‎- [2014/07/02]
 ボイジャーは2014年7月1日(火)より池澤夏樹作品の電子化を本格的にスタート。「impala e-books」シリーズとして販売を開始した。
 これまで電子化された池澤作品は1999年にボイジャーから配信された『オキナワなんでも辞典』、『新世紀へようこそ』や、東日本大震災の後に電子化された『楽しい終末』など数点のみだったが、今回は出版社を超えて同じ「impala e-books」シリーズとして配信される。
 2014年7月に『クジラが見る夢』『静かな大地』他3冊が、その後2カ月ごとに5冊ずつ配信される予定。2015年1月には谷崎潤一郎賞受賞の長編小説『マシアス・ギリの失脚』が、同3月には、震災後間もなく刊行され話題となったエッセイ集『春を恨んだりはしない』が配信となる。売上げは紙の書籍を発行しているそれぞれの出版社とボイジャーがシェアする仕組みが構築されている。
 2001年9月11日、アメリカでの同時多発テロ事件後のメールマガジンの発信や、現在も続いている「世界文学リミックス」のメールマガジン、さらには公式サイトで膨大な書評の掲載など“紙”にこだわりすぎることなく発信してきた池澤氏が、今まで電子書籍への本格的に参入するのを断り続けていたのはなぜなのか。
 今回のプロジェクトの記者発表会で池澤氏は、本の歴史を紐解きながら、「語り」から「文字」への変化や、印刷技術の発展などメディアの変化による表現の違いを説明しつつ、「電子出版がでてきたときに、それは面白いな、新しい読み方ができるかもしれないと思った。新しいメディアがでてきて、そこに新しいものを加える。それをちょっと実験してみたい」「9・11のメールマガジンのときは緊急だったから、状況がメディアを選ばせた」とコメント。紙の代用としての電子出版ではなく、電子出版がメディアとしてオリジナリティを持つということを語った。
 ボイジャーでの電子化本格スタートの理由を池澤氏は「電子出版というメディアがいつになったらどれぐらい成熟するか、電子出版の前にコンピューターの性能、ネットの速度など全部含めてどこまでいったらどれぐらい使いやすくなるのか、それを横目で見ていた気がする」「そして最近になって僕もボイジャーもそろそろ本格的にやってもいいんじゃないかということになった」という技術的な側面に加え、さらに「ボイジャーとは長くいろいろやってきたが、今回のプロジェクトは友情からではなくビジネスとして成立しているからやっている」「これまで電子化といえば“とりあえず”という雰囲気のところが多かった」と、電子書籍がビジネスとして成立するようになってきたことも要因として上げている。
 電子化することの利点としては「読者との距離が近くなる」ということ。今回、池澤氏のシリーズの制作にも使われたボイジャー開発のWEBサービス「Romancer(ロマンサー)」では個人でも電子書籍を作製できることにも触れ、「これから作家目指す人に向けて、出しやすく、敷居が低くなる。出す人と受け取る人が増えれば出版文化の拡大になる」と語った。
 ボイジャーの代表取締役の鎌田純子氏は「22年間ひたすら電子出版でやってきてたくさん失敗してきたが、最近はようやく“電子出版って何ですか?”と聞かれなくなった」と語り、本を跨いでの語句の横断検索機能についても「将来的には付くと思うし、解決しなければ電子書籍の未来はかなり狭いものになると思う」と一般の読者にも電子書籍が広く普及してきつつあるとともに、電子書籍には紙の本にはない新しい機能、使いやすさの向上の可能性を示した。池澤氏も「今回こそはおそるおそるではなく、満を持しての刊行」と語るように電子出版というメディアはようやく成熟しつつあるのかもしれない。
 2014年7月1日(火)よりボイジャーのBinBストアでは、ジャック・マイヨールと共に過ごした日々を綴った『クジラが見る夢』と、池澤氏自らのルーツを描いた、アイヌと入植者の物語『静かな大地』が先行販売されている。その他の電子書籍ストアでは随時配信が始まる予定となっている。
文=村上トモキ
本記事は「ダ・ヴィンチニュース」から提供を受けております。著作権は提供各社に帰属します。
http://news.mynavi.jp/news/2014/07/02/500/

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先住民の土地所有権を認める歴史的判決、カナダ最高裁

2014-07-04 | 先住民族関連
AFPBB News-2014年07月02日 18:01 発信地:モントリオール/カナダ
【7月2日 AFP】カナダ最高裁は6月26日、先住民の土地所有権を認める判決を同国史上初めて下した。
 裁判に勝利したのは、カナダ西部ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州に約3000人が住む先住民で半遊牧民のチルコティン(Tsilhqot'in)。チルコティンの土地所有権を認めたこの歴史的な判決は、先住民たちによる同様の申し立てで係争中の他の裁判や、同国の鉱山事業や森林伐採など資源開発プロジェクトにも影響を及ぼす可能性がある。
 ブリティッシュコロンビア州の控訴裁判所は2012年に、チルコティンが同州中部について先祖代々の土地所有権を主張した訴えを棄却していた。理由として控訴裁は、チルコティンはただ広大な土地の権利を主張するのではなく、欧州人が到達したときにチルコティンの先祖が居住していた場所を特定して示す必要があると述べていた。
 しかし今回、最高裁はこの控訴裁の判決を覆し「先住民の権利は居住していた特定の土地に限られるものではなく、彼らが日常、狩猟や漁業といった資源の活用を行い、欧州(の入植者)が統治権を主張した時点で、先住民たちが実質的な支配権を有していた土地全体に及ぶ」と強調した。
 最高裁判決により、チルコティンが先祖代々の土地と考える場所での商業伐採を州政府が認可して以来、何十年も続いていた係争の幕が閉じた。
 また最高裁判決はチルコティンに絶対権を与えるものではないが、州政府は今後、切迫した真の公共政策目標があることを証明しない限り、チルコティンの同意なしに、あるいは適切な補償をせずに該当地域内の資源開発プロジェクトを認可することはできなくなった。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3019274

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アメリカで24秒に1人が自殺

2014-07-04 | 先住民族関連
イランラジオ 2014/07/01(火曜) 22:05
アメリカの心理学会が、アメリカでは24秒ごとに一人が自殺していると発表しました。
IRIBが1日火曜、ニューヨークから報じたところによりますと、アメリカの心理学会は、アメリカで毎年、130万件の自殺が報告されているとしました。
自殺名所となっている、カリフォルニア州サンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジの自殺防止用ネットの設置に7600万ドルの予算が当てられたことは、アメリカでの自殺問題が深刻であることを示しています。
1930年代、アメリカの近代化の象徴となった、ゴールデンゲート・ブリッジは設置から77年の間に、同国の機械的な生活のプレッシャーやストレスに疲弊した1400人の人々が自殺しています。このうち、2013年だけで、46人がこのブリッジから投身自殺しており、これは、新たな記録とされています。
アメリカの心理学会の報告によりますと、自殺件数が最も多いのは、順に先住民族インディアンとアラスカ先住民、白人種の人々となっています。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/46316-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%A7%EF%BC%92%EF%BC%94%E7%A7%92%E3%81%AB%EF%BC%91%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%87%AA%E6%AE%BA

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ブラジル先住民・同性愛者・清掃員、ワールドカップに反対して各地でデモ

2014-07-04 | 先住民族関連
レイバーネット日本 2014.06.29 21:08
チョン・ウニ記者
[ワールドカップに正義のシュートを] 「不平等に対抗する私たち、不平等の類型が違うだけ」
ブラジル政府の暴力的な弾圧にもかかわらず、 全国でさまざまな階層の人々がワールドカップに反対する抵抗を続けている。
レボリューションニュース、APなどの外信によれば、 6月28日午後(現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロでは約350人がFIFA(国際サッカー連盟)と政府に対抗し、 コロンビア対ウルグアイの競技が開かれたマリカナン競技場に向かうデモ行進を行った。
デモには街頭清掃労働者、地域住民代表、先住民などが参加し、 FIFAとブラジル政府に対して「ファシスト」、「独裁者」など反対するシュプレヒコールをあげて行進した。
ブラジル軍警と特殊部隊は、行進するデモ隊を統制し、 デモ隊が競技場約1kmまで接近すると催涙ガスとペパースプレーを噴射して棒で殴りつけてデモ隊を解散させた。 現場を記録していたジャーナリストの装備も壊れた。 解散作戦中に警察はヘリコプターを動員し、現場を照明して15人を連行した。
デモ行進に参加したある先住民は 「ワールドカップはブラジルではなくFIFAのためのもの」とし 「政治エリートとFIFAが人々を操作している」と叫んだ。 他の人は「これはワールドカップが終われば終わる問題ではない。 ブラジルがワールドカップで勝っても、貧民街で暮らす人々の条件は変わらない」とAP通信に話した。 別の人は「FIFAは貧しい人々を強制的に追い出し、巨大企業と取り引きした」と話した。
一方、類似のデモがリオのコパカバーナの浜辺でも起きた。 同性愛者の権利を擁護するピンクブロックなどの約200人は、2万人の観覧客が集まったコパカバーナの海岸に沿ってワールドカップに反対する声をあげて行進した。
デモに参加した人は 「私たちはみんな、不公平な社会と正面から闘っている」とし 「不平等の類型が違うだけだ」と話した。
6月28日、ブラジル対チリの競技が行なわれたブラジル東南地方の ミナスジェライス州の首都ベロオリゾンテでも、 ワールドカップに反対するデモが行われた。
ソーシャルネットワークを通じて提案されたこの日のデモには約100人が集まり、 リオと同じようにブラジル軍警と特殊部隊が動員されてデモ隊を統制した。 この日、女性運動の活動家らは特に 「ブラジル女性はあなたの消費物ではない」などのバナーをかかげてデモをした。
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可( 仮訳 )に従います。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1404173277067Staff

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