北海道新聞(07/20 07:00)
現代アートの祭典「札幌国際芸術祭」が開幕した19日、アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)が、同日オープンとなった札幌市中央区の北3条広場で行われ、関係者が成功を祈願した。
北海道の土地や人、生き物に対し、芸術祭開催を受け入れてもらう象徴にしようと、芸術祭の総合芸術監督を務める音楽家の坂本龍一さんが企画した。
カムイノミ伝承者の八重清敏さん(釧路管内鶴居村)が祭司を務め、上田文雄札幌市長や参加アーティストの島袋(しまぶく)道浩さんら約20人が参列。数百人の市民が見守るなか、民族衣装を着た参列者が用意されたいろりを囲み、トノト(お神酒)をつけたへら状の祭具イクパスイを手に火の神に祈りをささげた。続いて、先祖供養を行い、歌に合わせて伝統舞踊の「剣の舞」が演じられた。<北海道新聞7月20日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/entertainment/552269.html
現代アートの祭典「札幌国際芸術祭」が開幕した19日、アイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)が、同日オープンとなった札幌市中央区の北3条広場で行われ、関係者が成功を祈願した。
北海道の土地や人、生き物に対し、芸術祭開催を受け入れてもらう象徴にしようと、芸術祭の総合芸術監督を務める音楽家の坂本龍一さんが企画した。
カムイノミ伝承者の八重清敏さん(釧路管内鶴居村)が祭司を務め、上田文雄札幌市長や参加アーティストの島袋(しまぶく)道浩さんら約20人が参列。数百人の市民が見守るなか、民族衣装を着た参列者が用意されたいろりを囲み、トノト(お神酒)をつけたへら状の祭具イクパスイを手に火の神に祈りをささげた。続いて、先祖供養を行い、歌に合わせて伝統舞踊の「剣の舞」が演じられた。<北海道新聞7月20日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/entertainment/552269.html