名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

190 「窯より出てきた茶碗」

2014-03-09 10:09:23 | 日記
 土曜日、竹下通りの喧騒を通り抜けて、日本陶芸倶楽部に出向く、

 待つほどに、出来上がった茶碗と出会う。

 思った以上に結構でした。

 焼成で、少々小さくなると聞いていたが、確かに確かに、可愛くなっていた。

 一つは、茶箱に、一つは夏茶碗にと思いながらロクロを回してみた。

 その一つ、茶箱にと思っていたのが、


 


 形はふくよかな、手には心地よい収まりとなる。

 藁灰釉を掛けて、萩焼の風味を出したかったが、いかがか。

 使う中に落ち着いた深さが出てくれば、

 釉薬の流れが出て、景色となり正面ができた。


 


 見込みに、抹茶の色がどのように映るのか、


 



 一椀は途中で駄目になってしまったが、



 もう一つは、夏の平茶碗、

 形がおとなしいので、一か所口造りにへこみをつけて正面とした、


 


 茶だまりが、思わぬ薄らと赤みを帯びて、これがまた、


 


 高台も無事、


    


 全体として淡い青磁の彩りが出ていて、

 
 



 点てていかがか、

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