東京には、昨日から冷たい雨が降る、
しかし、一雨ごとに春が来るという。
明日3月3日は、上巳、桃の節句となる。
先週、高台を削り出した茶碗が、素焼きされて、待っていた。
茶箱用の一椀が、高台を削り出す力の加減がつかめず、
すっぽりと底を抜け落としてしまったが、
二椀残って、
手にしっくりと納まる椀形(わんなり)と、平形(ひらなり)とは、素焼きの段階まで進んできた。
平椀には、口造りに少しへこみ(前押)を入れてみた。
小ぶりの椀形には、胴にろくろ目を残してみた。
サンドペーパーで、肌を整えて、どの釉薬をかけるか、悩んでしまうが、
見た目が白い方は、焼成すると青磁色に、
黒い方は、萩焼の薄いクリーム色を考えてみたが、
はたして、どのような色に焼きあがってくるのか分からない、楽しみがある。
帰りに畠山記念美術館に寄る、(「千少庵没後400年記念 利休とその系譜」)
小糠雨が降る、腰掛待合、
大きな黒松が樹齢3百年とか、そう言われれば木肌に風格を感じる。
下には小さな灯籠が、
そして雨に濡れた、アセビが、
初めてのことを始めてみることに、心が躍る。
しかし、一雨ごとに春が来るという。
明日3月3日は、上巳、桃の節句となる。
先週、高台を削り出した茶碗が、素焼きされて、待っていた。
茶箱用の一椀が、高台を削り出す力の加減がつかめず、
すっぽりと底を抜け落としてしまったが、
二椀残って、
手にしっくりと納まる椀形(わんなり)と、平形(ひらなり)とは、素焼きの段階まで進んできた。
平椀には、口造りに少しへこみ(前押)を入れてみた。
小ぶりの椀形には、胴にろくろ目を残してみた。
サンドペーパーで、肌を整えて、どの釉薬をかけるか、悩んでしまうが、
見た目が白い方は、焼成すると青磁色に、
黒い方は、萩焼の薄いクリーム色を考えてみたが、
はたして、どのような色に焼きあがってくるのか分からない、楽しみがある。
帰りに畠山記念美術館に寄る、(「千少庵没後400年記念 利休とその系譜」)
小糠雨が降る、腰掛待合、
大きな黒松が樹齢3百年とか、そう言われれば木肌に風格を感じる。
下には小さな灯籠が、
そして雨に濡れた、アセビが、
初めてのことを始めてみることに、心が躍る。