名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

187 「しずくのつぶやき」

2014-03-05 08:36:00 | 日記
 秋にはツタが絡まり、

 街路に趣を添えていた一本の木が、

 切り倒されていた。


    


 少し行ったところでは、大きな桜の木が、道路の拡幅工事のために、

 やはり、枝を払われて、

 近くの学校の前に、移植されていた。

 伐採と移植は、交通量の少ない夜間に行われたのだろうか。



 

 朝からの雨の日、

 木のことが、

 なおさら気にかかる。



 街路樹の枝にしずくが、


 


 今にも落ちそうなのに、枝の先にしがみついている。


 


 事務局の隣の煉瓦の教会でも、

 しずくに出会う。


 


 これまでにも、雨の日にはそうだったのだろう、しかし気にならなかったしずく。


 


 しずくの輝きに、気づかなかった。


 


 机の上に、シダが霧吹きの水を受けて、緑を増す。


    

    
        


 
 緑と言えば、雨の日の信号の色は、晴れた日よりも一層、輝いていることに気づく。

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