１２月１８日 本日は議長決裁を行い、議会事務局長を始めとして様々な打ち合わせを行いました

　こんにちは、例年であれば第四回定例会の最終本会議に向けて慌ただしい日々を過ごしています。

　今年は国立市長選挙の関係から、１１月に第四回定例会を終えており、穏やかな１２月となっています。

　先日、都市整備部長より「１２月２０日に旧国立駅舎へピアノが寄贈されることから寄贈式が行われることが決まった」との連絡をいただきました。

　「寄贈される」というように書くと他人行儀な感じがします。

　実をいうと、旧駅舎へのピアノは私も所属している東京国立白うめロータリークラブが寄贈させていただくこととなりました。

　話は２年前に遡りますが、旧国立駅舎が再築されるという話となり、その時に行われていた国立市におけるストリートピアノ 「Play Me, I'm Yours 」の素晴らしさから「旧国立駅舎にもピアノが必要ではないか」との話をしていました。

　そこから旧国立駅舎にピアノが設置されるまでの長い道のりが始まった（プロジェクトXのナレーター風に書いてみました）

　一番最初に国立市へ話をした後に「国立市としては旧国立駅舎にピアノを置いて良いものなのかどうか？」この点で長い協議があったそうです。

　最後は永見市長を始め、多くの市民の声をいただきピアノ設置が決まりました。

　こうして旧国立駅舎へのピアノ寄付が一歩一歩前に進みます。

　ピアノの寄付が決まってからも、当クラブの会長幹事を中心に国立駅まちづくり担当職員と丁寧な協議を重ねます。

　特に「どういったピアノを設置するべきか？」この点は、特に頭を悩ませたそうです。

　「旧国立駅舎は大正時代の木造建築ということから、大正時代にマッチしたピアノを設置して欲しい」という声に応え、ムサシ楽器さんの協力を得てその当時を彷彿とさせるピアノを設置することが出来ました。

　旧国立駅舎におけるピアノ寄贈式の裏には、２年前からの長いドラマがあることをご理解いただければ嬉しく思います。

　ピアノ寄贈式とその後のミニコンサートは、１２月２０日午前１１時より行われます。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、大々的なイベントとすることが出来ないのが非常に残念です。

　寄贈式後には、ピアノが有効活用されることを楽しみにしています。