ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

氷2

2012-01-30 11:04:47 | 日記・エッセイ・コラム

現在の外の気温はまだ氷点下です。今年の冬は寒いです。こんなに寒いと本当に地球温暖化は起きているのだろうか?とも思います。地質学者の中には温暖化よりむしろ寒冷化の時期に入っているという人もいます。真相は分かりません。それは単なる太陽の気まぐれだけの現象かも知れません。ただ、地球には大気があり、大気の循環があるお蔭で、比較的安定した気候環境があります。

今日の話題も氷についてです。

思考を地球から宇宙空間に移します。

宇宙空間の気温?と言っていいのか、温度は恐らく氷点下の環境だと思います。そして気圧?と言っていいのか、限りなく真空に近い状態だと思います。

中学生の頃、私は星新一さんのショートショートをよく読んでいました。その星新一さんのエッセーの中で、宇宙船からコップの水を宇宙空間に放り出すとどうなるか?という話題があったのを思い出しました。

宇宙空間が氷点下の環境であれば、水は一瞬で氷るはずです。一方、真空の環境であれば水は蒸発して気化するはずです。宇宙空間はその両方です。

果たしてどうなるのか?実験してみなければ分かりません。

私の思考実験ではまず氷になって、氷になったままその表面から徐々に気化していくような気がします。

なぜならば、宇宙には彗星という氷の存在があるからです。

ただ、氷の塊りになるように宇宙船から宇宙空間に放り出す必要性があります。

コップの水を勢いよく放り出すと拡散する力が大きくなり、無重力中の水の表面張力で無数の小さい球状の粒になり、そして気化して消滅していくような気がします。

実際にはどうなるのか?知っている人がいましたら教えてください。

隕石のコンドライトという種類は小さい粒状のコンドリュールという集合体の岩石です。そのコンドリュールはどうして出来て、どうしてその集合体のような岩石になったのか?このこともよく分かっていないようです。

お店に出してある菊花石で、その母岩の岩石がコンドライトそっくりの粒状の集合体になっている岩石があります。これもどうしてそのような岩石になったのか?よく分かりません。

身近なところにも未知が満ちております。

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