ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

隕石2

2014-03-28 11:43:42 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「隕石2」です。「隕石」は2011/11/30に一度書いておりました。隕石という言葉はこのブログでも過去16回出ておりました。石好きにはやはり隕石は気になる存在だと思います。それは宇宙に繋がっているからだと思います。

今朝、昨夜録画したNHK-BSプレミアムの「コズミック フロント」(密着! 隕石ハンターを追え)を見ました。久しぶりに隕石ハンターの番組を見たような気がします。

番組内容はTV番組として充実しておりました。番組内で紹介されていた昨年ロシアに落ちたチェリャビンスク隕石はすばらしいものでした。隕石特有のフュージョンクラストが非常に美しく出ており、誰しもが欲しがるイッピンだと思いました。他にも巨大なパラサイト隕石や火星起源の貴重な隕石等も出てきて、それらを見ながら、今後、隕石ブームが起こりうる予感すらしてしまいました。

隕石にはその希少性だけではなく宇宙や生命の起源に繋がるサイエンス的なロマンが詰まっています。その事が金よりも高いという価値を高めているだと思います。

そうそう、番組には日本のミネラルショーでもお馴染みのフランス人アランさんが登場しました。私も過去にアランさんから幾つも鉱物標本を購入しました。読み難い手書きの筆記体ラベルが印象的でした。そのアランさんのお店も出てきて、隕石の話題よりも店のショーケースの方が気になって見てしまいました。

隕石は隕石そのものはもとより、その落下状況も重要です。番組では隕石よりも価値が高いと言う隕石落下した屋根の一部が紹介されておりました。さらに、日本の研究者の言葉で「人間は汚れの塊だ。」という発言も印象的でした。人間が触ってしまった隕石からは多くの情報が失われているのかも知れません。

それから根上隕石が落ちたクルマ(スバル)は思っている以上に価値が高いのかも知れない、と思ってしまいました。

最近、このブログの写真が少ない、という声が聞こえて来ました。

今日は最後にN君がお取り置き中の隕石の写真を出します。

1
2
Canyon Diablo




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