ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

円相場

2016-12-25 12:41:59 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「円相場」です。石のブログ的には相応しい話題では無いのかもしれません。当然の事ながら、初登場となります。

今ではNHKのニュースでも当たり前のように円相場が流れています。円相場は単なる経済の数値だけにとどまらず、一般人の社会や生活にも大きく影響のある重要な数字となっております。

石の世界でも外国産鉱物の価格に大きく影響のあるものです。円高の時は安く、円安の時は高く変動します。

さて、昨日はクリスマスイブだったのですが、ある親子のお客さんが円相場にかかわる面白いお買い物をされました。



上の写真がそれです。「石の華」が作ったものではありません。

それは小学3年生の息子さんへのサンタさんからのプレゼントとしての商品券です。

その男の子は大の石好きなのですが、サンタさんから30ドルの商品券をプレゼントされたとして、「石の華」の石を買いに来られたのです。昨日の円相場は1ドル=117円でしたので、3,500円分の買い物ができるというお話です。私は非常に面白い話だと思い、すぐに乗りました。さらに、円相場を実践で教育できるすばらしいお話だと思いました。

私の場合は、当然の事ながら、小学生時代は円相場には無関係でした。円相場を気にするようになったのは、変動相場になってからで、それも社会人になってからだったと思います。それも金融ビッグバンが騒がれた頃に、日本でも普通にドルが使えるようになると勘違いして外貨預金を始めた頃からだったと思います。それで大きな損失をしてしまったのですが、その後も円相場に関しては敏感になってしまったという経験があります。

今では、小学生でも円相場を気にするような時代になったという事なのでしょうか?

それはともかく、その男の子は約1時間くらいじっくりと品定めをしました。

最初に1個100円の安いものを選んでしまったせいか、残金を計算しながら、迷いに迷って、最善の買い物を続けました。

その結果、黄鉄鉱、砂漠のバラ、ウニの化石、サメの歯セット、タイガーアイのタンブル、ダイヤモンドとガーネットとペリドットのルース、さらに梅干しのような形状のザクロ石を購入されました。(少しおまけをしました。)

小学生らしい買い物だと思いましたが、予算の割にはお得感満載になったと思います。

恐らく、彼にとっては年に一度だけの大きな買い物になったのだろうと思いました。

これからの時代、小学生から英語教育が始まり、円相場も教育され、一層の国際化が進むのであろう、と実感しました。
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