今日は「石のイベント」です。
今年の夏、石川県では小松を中心に「石のイベント」が目白押しです。これも「小松の石文化」の日本遺産認定効果なのでしょうか?石を扱っている「石の華」としては「石のイベント」に因って人々の石への関心が高まる事は歓迎すべき事で、喜ばしい事だと思っております。
幾つかの「石のイベント」情報が入ってきておりますので、少し紹介したいと思います。
まず、本日入手した最新情報から始めますと、
「宮澤賢治と遊ぶ鉱物の世界」(場所:「空とこども絵本館」期日:8月6日~31日 時間は10:00~15:00)です。今年は宮澤賢治誕生120年でもあり、宮澤賢治が物語に織り込んだ独自の鉱物世界を小松の石と併せて展示されるそうです。特に8月13日(土)の13:30~と14:30~は尾小屋鉱山資料館の前館長 山本宗則さんが展示されている石の説明をする解説会も行われる予定です。これは非常に興味深く思っており、私も都合を付けて参加したいと思っております。
次は尾小屋鉱山資料館で行われる「こまつの珠玉」(8月4日~11月30日 水曜日は休館)です。こちらは我らが石川県鉱物同好会も協力する「石のイベント」でオススメです。
それから小松市立博物館ではすでに「小松の石と文化」が9月11日まで開催されており、それに続き10月1日から12月18日まで特別展「小松の岩石・鉱物」が予定されているようです。今まで埋もれていた標本が見れる貴重な機会だと思います。
また、石川県立自然史資料館では「地中に咲いた結晶(はな)」というタイトルで北川隆司鉱物コレクションの展示がすでに開催されており(2017.01.08まで)、特に8月21日(日)は「大地の結晶のふしぎ」というタイトルの講演会が予定されており、こちらも興味深いので私も都合が付けば聞きに行きたいと思っております。
それと、どうも日本鉱物科学会の年会・総会が9月に金沢大学で行われるようです。私は学会に入会しておりませんのでこちらの「石のイベント」には参加しません。
ポルテ金沢という場所で石の店をやっていると中々店を閉める訳にもいかないのですが、どうしても行きたい「石のイベント」には参加したいと思っており、その日のその時間帯の「石の華」は店主不在とさせていただきます。何卒、宜しくお願い申し上げます。