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鉱物の部屋へのいざない

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第4回石川県鉱物同好会総会

2015-04-13 14:46:31 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、第4回石川県鉱物同好会総会が行われました。今回は新会員4名も含めて18名の参加となりました。

総会は会長のご挨拶、新会員の自己紹介から始まりました。議題は会計報告に続き、春と秋の採集会の場所と時期について協議しました。春の採集会に関しては福井県の産地へ地元の教育委員会への許可を取って行く事になります。続いて、北陸中日新聞で連載中の「鉱物のすすめ」について協議し、今後も継続して行こう、という話になりました。事務局からは書籍「甲信高地 水晶の世界」の紹介、神岡鉱山GSAの紹介があり、関西のSさんから「石ふしぎ大発見 第21回大阪ショー」の紹介がありました。

その後、恒例となっている標本配布会が行われました。今回は会長、副会長からの採集品に加え、他の会員からも他県産の標本や海外旅行のお土産標本があったり、さらに興味深いものとして、輪島の松稜中学の廃校にともなって放出された多くの鉱物鑑定用教材標本がありました。会長の指示の元、各自数点ずつ選んで入手しました。ただ、松稜中学の岩石組標本に関しては、まとめて尾小屋鉱山資料館に寄贈しようという事になりました。



配布会が終わったあとは、総会で1番楽しみなコレクション品評会です。会員持参のコレクションを見ながら石談義が花咲きました。会場となった部屋からは白髭神社の桜も見えましたが、皆さん花見よりもやはり石見の方が良いようで、用意したお茶菓子も無視して石談義に集中されておりました。

石川県鉱物同好会は「石の華」のお客さんたちから自然発生的に出来上がってできたものです。福島県の石川地方と区別する為に、あえて「石川県鉱物同好会」という名称にしました。会員数は現在、他県の会員も含めて四、五十人に膨れ上がってきましたが、四、五年も経つと中には幽霊会員も出てきました。そんな中、新しい会員も入ってきております。同好会も生き物だと思います。今後も生きている活動的な会にして行きたいと思っております。


コメント (2)
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