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今日は「氷7」です。「氷」のタイトルは2012年の1月末から2月上旬にかけて連続して書いておりました。また、「氷」というワードもかなりの数になっていました。それは私が「氷」も石の一種として捉えているからだと思います。
金沢では今のところ当初の予想に反して雪の少ない日が続いております。この冬は初雪の時期は早かったものの、積雪になったのは昨日が初めてだと思います。ただ、積雪といっても大した事はありません。金沢駅周辺では融雪の効果もあり、積雪はほとんど無い状態です。このまま雪の少ない冬で終わるとは考えられませんが、雪が多い冬になるという予報は本当なのか?と思ったりしてしまいます。
ただ、世界のニュースを見ていると、この冬は記録的な寒い冬になっているようです。特に印象的な事は北米のナイアガラの滝の凍結です。そのニュース映像を見ると滝の一部が凍っていました。それは石好き、滝好きにとってはたまらない映像です。水量の多いナイアガラの滝が凍る事は珍しい事だと思いますので、思わず行ってみたいと思いました。
凍結した滝の姿は美しいと思います。その自然が造る造形美は感動的です。そこには鍾乳石の美と同類の美しさがあり、天然の芸術作品ともいえる美しい造形があると思います。流水の滝にはそのものなりの美があり、凍結した滝には「氷」として石化したともいえる造形美があるのです。そのように滝には二つの美の楽しみがあります。
日本には滝がたくさんあります。その中には冬に凍結する滝も多いと思います。私は滝の映像コレクターでもあるのですが、愛石的な視点から、凍結した滝の映像も集めてみたいと思ってしまいました。