ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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2013-12-01 14:33:19 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「青」です。このブログ内検索の文字列で「青」を検索すると非常に多くの記事が出てきました。どうも私は「青」が好きだったようです。青い石は少数派のはずですが、これだけ登場数の多い「青」には正直少々驚きました。ブログ件数が500を越えた頃からブログを書く前に過去に同じような事を書いていないか?確認してから書くようにしております。「青」が出てくる内容は多かったにもかかわらず、今回の「青」そのもののタイトルは初めてとなります。

今朝、昨晩、録画したBS-TBS「日本絶景紀行~超神秘!北海道の大地が生んだ奇跡の色彩~」という番組を見ました。私はこの番組を見るのは初めてでした。そのタイトルに何か?魅かれるものを感じて録画して見たのですが、それは期待以上の内容でした。その番組は知られざる日本の絶景を紹介してくれる番組でした。

それは北海道・十勝岳の美瑛川でした。その青い川と青い池の映像は目に焼き付きました。青い川の正体は水に含まれる硫黄の成分と火山岩からしみ出したアルミの成分が水の中で混じり合い、それに光が散乱する事から来るそうです。空の色が青いのはレイリー散乱という光の現象なのですが、それと同じような現象なのだと理解しました。ただ、そのような原理を理解したとしても、あの鮮やかな「青」には不思議な魅力を感じてしまいます。あの神秘的な「青」には魅惑的な存在感がありました。

その番組には層雲峡の滝や雪解けの季節限定の幻の滝が発生する瞬間映像も出てきて、私の滝の映像コレクションの一部になりました。

今日の話題は「青」です。

水の中に見られる「青」としてはすぐに思い浮かぶのはやはり青の洞窟でしょうか。青の洞窟は本家であるイタリア・カプリ島以外にも岩手県・陸中海岸や沖縄県・恩納村にもあり、近場では福井県・若狭にもあります。それから岩手県・龍泉洞の地底湖の「青」も魅力的です。TVで見た南米・パンタナールの鍾乳洞の青い水も印象的でした。残念ながら、私はそれらのどれも現物を見た事がありません。ただ、それらの「青」の映像はどれもが心に残る印象的な「青」でした。それらの実際の「青」はどれほど感動するのか?いつか見てみたいものです。

青い石ですぐ思い浮かぶのはやはりラピスラズリとアズライトでしょうか。青い石は少数派ではありますが、他にも幾つかの石を列挙する事ができます。今日はそれは止めましょう。

今、店にある「青」で印象的な「青」はコバルトガラスです。透明感のある「青」は水の中にある「青」をイメージできます。

Photo
Photo_2
コバルトガラスのルース

今日の写真は天然石ではなく、人工ガラスになりました。

目のさめるような「青」の石を見つけたらまた登場させたいと思います。

コメント
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