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ゼロ・グラビティ

2013-12-14 12:39:04 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「ゼロ・グラビティ」です。

昨日、近所の映画館で「ゼロ・グラビティ」(2013年 アメリカ アルフォンソ・キュアロン監督)を見て来ました。先日のこのブログ「重力」の話題で書いた映画です。ロードショー初日の初回の割に平日のせいか?観客は私を含めて6人しかおりませんでした。私は学生時代にカルト系の映画をよく見ていましたので、観客が少ないのには慣れておりましたが、アカデミー賞有力作品とされる映画でもこんな状況なのか!と多少驚きました。本当に金沢は文化都市なの?と思わざるを得ませんでした。

映画そのものにはやはり感動しました。見ていた時は疑似体験の無重力感を感じていましたし、見終わってもしばらくの間、ドキドキ感が残っておりました。それはまるでジェットコースターに乗っている時のような無重力感と重力感に近い感覚だったかも知れません。無重力を体験できるような3D映画の誕生だと思いました。

映画を見終わった後、どうやって撮影したのかが気になりパンフレットを購入しました。パンフレットには映像ジャーナリスト大口孝之さんの解説があり、その中で南カルフォルニア大学のポール・デベヴェック氏の名前があり、「やはり!」と思ってしまいました。ポール・デベヴェック氏はCGの第一人者であり、私は彼のCG作品には学生時代の作品以来、ずっと注目を続けていました。今回は「ライトステージ」という装置を発展させた「ライトボックス」という装置が開発されたそうです。また、ワイヤーワークやモーションコントロール撮影システムも最新技術を導入しており、そういう撮影技術の面でも映画史に残る金字塔となりうる映画だと思いました。

このような映画は大画面・3Dで見る事をお勧めします。

そうそう、来年3月にグランドオープンする「サイエンスヒルズこまつ」の立体視型全天周3Dシアターでこの「ゼロ・グラビティ」を見てみたいと思ってしまいました。そこで見る「ゼロ・グラビティ」の迫力は普通の映画館では体験出来ないような映像体験ができるような気がします。

映画の撮影技術の進化と最新の上映システムはこれまでとは違った異次元の映像体験を可能にする事ができます。無重力映画の誕生は宇宙時代に相応しい現象だと思いました。

コメント (4)
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