久しぶりに戻ってまいりました。。。
年度末~夏休み~新学期は、毎年一番バタバタする時期なのです。。今年も大変だったぁ。
ということで、今回と次回は年度末から新学期にかけてのダイジェスト。
【統一試験編】
Leaving Certificate試験(リービング・サーティフィケート)は、アイルランドの高校生が卒業時に受験する国家統一試験。大学進学はもちろん、将来の履歴書なんかにもついて回ったりするから、人生でも大切な試験です。
今年もICTの6年生の中でも何人かが受験しました。
5、6年生の2年間かけて試験の対策には時間を割いてきているとはいえ、やっぱり本番の緊張感は違うもの。直前でパニクる人もいるようです。そんな時のために、当日あらかじめ申し込んでいたレベルより試験のレベルを落すことが許されています。(ハイヤー、オーディナリー、ファウンデーションなどのレベルがあります。) ちなみに試験科目を変更するのは不可。
最後の追い込みで思ったより難しさを感じたのか、生物のレベルをオーディナリーに落とした子もいました。
6月、試験期間中。様子を聞くために電話をした某男の子。
「日本語の試験、ムズ~(=難しい)!!」
えー!!リービングのJapaneseって、アイルランド人向けに作られた試験だから、日本人が100点取れなくてどうする!?
ちなみに彼、すでに本番のプレッシャーで他の試験にすっかり自信をなくした様子。自信のなさが次の試験に響き更に自信を失くす悪循環。最後の応用数学は気分的に放棄。。
7月1日。本当に最後の最後、志望大学、コースの変更のラストチャンス。滑り込みでレベルを落とした大学をCAO(中央試験局)に追加アプライしました。
・・・バタバタ。。
それでも自信がない・・・念のためファウンデーション・カレッジ(大学予科カレッジ)も応募しよう。ということで、ダブリン内のファウンデーション・カレッジに面接に行きました。
・・・バタバタ。。
「まずはリービングの結果を見て、もし大学に入れたらもちろん行ってください。」ということで全ては8月15日の試験結果発表まで持ち越されました。不安なまま、まずは夏休みのため日本へいったん帰国。。。
8月上旬。再び渡愛。
リービングの結果は8月15日、郵送とCAOのWebに出ます。ところが「・・・Webの個人パスワードがわからない」・・・Oh, my god.
8月15日。結果は学校に郵送されてくる成績に頼るのみ。朝から学校に張り込む。
この日に限って郵便が遅い。「いつもは10時くらいに来るんだけど。。」と学校のスタッフ。
何とか午後一、成績表のコピーを先生からゲットした彼から電話がありました。「思ってたよりいいっすよ~!」と本人は案外嬉しそう・・・だけど志望大学から条件として出されていた目標ポイントに達してない~!「いやぁ、こんなことなら応用数学、諦めずに頑張ればよかったなぁ」 本人はいたって満足そう。
志望大学に緊急で電話をかける。
「ポイントが足りてなくてもとりえあえずリービングの結果を持ってきてください。もし日本の高校に行っているというということでしたら、それも考慮されるかもしれないので持って来てください」
ということでアイルランドの高校の成績までサービスでつけて本人に渡す。本人、大学へ走る。
・・・バタバタ。。
翌日・・・連絡なし。
2日後・・・連絡なし。
この待っている時間が一番不安。。
大学に電話をかけてみる。先日ポイント足りなくて高校の資料をつけた日本人の受験生の件なんだけど・・・「外国人の受験者は結構いるから。。」 それでも調べてくれました。
「あら、昨日合格のレターを送ったわよ」
!!!!!!!!!!!!!!!!
受かってるよぉ。。
点数足りてないんですけど本当ですか??「メールでも送るね」と親切にも合格レターをE-mailで送ってくださいました。
もちろん一番喜んだのは本人で(笑)。
6月末から不安な2ヶ月を過ごして、「日本に帰ってからも元気ないんですよ」とご両親も心配されていたけど、終わりよければ全てよし!?
この経験から、状況が悪くなっていくままに任せず諦めずにやる!ということを学んだのならいいけど!
(新学期編へ続く)
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年度末~夏休み~新学期は、毎年一番バタバタする時期なのです。。今年も大変だったぁ。
ということで、今回と次回は年度末から新学期にかけてのダイジェスト。
【統一試験編】
Leaving Certificate試験(リービング・サーティフィケート)は、アイルランドの高校生が卒業時に受験する国家統一試験。大学進学はもちろん、将来の履歴書なんかにもついて回ったりするから、人生でも大切な試験です。
今年もICTの6年生の中でも何人かが受験しました。
5、6年生の2年間かけて試験の対策には時間を割いてきているとはいえ、やっぱり本番の緊張感は違うもの。直前でパニクる人もいるようです。そんな時のために、当日あらかじめ申し込んでいたレベルより試験のレベルを落すことが許されています。(ハイヤー、オーディナリー、ファウンデーションなどのレベルがあります。) ちなみに試験科目を変更するのは不可。
最後の追い込みで思ったより難しさを感じたのか、生物のレベルをオーディナリーに落とした子もいました。
6月、試験期間中。様子を聞くために電話をした某男の子。
「日本語の試験、ムズ~(=難しい)!!」
えー!!リービングのJapaneseって、アイルランド人向けに作られた試験だから、日本人が100点取れなくてどうする!?
ちなみに彼、すでに本番のプレッシャーで他の試験にすっかり自信をなくした様子。自信のなさが次の試験に響き更に自信を失くす悪循環。最後の応用数学は気分的に放棄。。
7月1日。本当に最後の最後、志望大学、コースの変更のラストチャンス。滑り込みでレベルを落とした大学をCAO(中央試験局)に追加アプライしました。
・・・バタバタ。。
それでも自信がない・・・念のためファウンデーション・カレッジ(大学予科カレッジ)も応募しよう。ということで、ダブリン内のファウンデーション・カレッジに面接に行きました。
・・・バタバタ。。
「まずはリービングの結果を見て、もし大学に入れたらもちろん行ってください。」ということで全ては8月15日の試験結果発表まで持ち越されました。不安なまま、まずは夏休みのため日本へいったん帰国。。。
8月上旬。再び渡愛。
リービングの結果は8月15日、郵送とCAOのWebに出ます。ところが「・・・Webの個人パスワードがわからない」・・・Oh, my god.
8月15日。結果は学校に郵送されてくる成績に頼るのみ。朝から学校に張り込む。
この日に限って郵便が遅い。「いつもは10時くらいに来るんだけど。。」と学校のスタッフ。
何とか午後一、成績表のコピーを先生からゲットした彼から電話がありました。「思ってたよりいいっすよ~!」と本人は案外嬉しそう・・・だけど志望大学から条件として出されていた目標ポイントに達してない~!「いやぁ、こんなことなら応用数学、諦めずに頑張ればよかったなぁ」 本人はいたって満足そう。
志望大学に緊急で電話をかける。
「ポイントが足りてなくてもとりえあえずリービングの結果を持ってきてください。もし日本の高校に行っているというということでしたら、それも考慮されるかもしれないので持って来てください」
ということでアイルランドの高校の成績までサービスでつけて本人に渡す。本人、大学へ走る。
・・・バタバタ。。
翌日・・・連絡なし。
2日後・・・連絡なし。
この待っている時間が一番不安。。
大学に電話をかけてみる。先日ポイント足りなくて高校の資料をつけた日本人の受験生の件なんだけど・・・「外国人の受験者は結構いるから。。」 それでも調べてくれました。
「あら、昨日合格のレターを送ったわよ」
!!!!!!!!!!!!!!!!
受かってるよぉ。。
点数足りてないんですけど本当ですか??「メールでも送るね」と親切にも合格レターをE-mailで送ってくださいました。
もちろん一番喜んだのは本人で(笑)。
6月末から不安な2ヶ月を過ごして、「日本に帰ってからも元気ないんですよ」とご両親も心配されていたけど、終わりよければ全てよし!?
この経験から、状況が悪くなっていくままに任せず諦めずにやる!ということを学んだのならいいけど!
(新学期編へ続く)
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