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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「@ケルト市」

2017-10-02 15:45:52 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ご無沙汰ですみません。
 少し前の週末、リムリックに行ってきました。

ミルクマーケットで食べた、揚げたてのクリスプス!”ケルト市”の会場では、テイトーくんブランドのクリスプスがカフェメニューに登場するはずなので、ぜひ!!
 Hunt Museum というこじんまりした美術館で、大好きなジャック・B・イエイツと、牧歌的な画風でアイルランドを代表するポール・ヘンリーのジョイントという画期的な企画展が開催されていて、ずっと見たいと思っていたのです。

 会期が長いと「いつでも行ける」と思っているうちに、いつのまにか終わってしまって見逃す。ということも多々あるのですが、これはちゃんと見られました。

 ダブリンで開催されてたフェルメール展は見逃しちゃった。すごく混んでると聞いていたので、9月になったら行こうと思っていたのに、チケットが完売していて行かれなかった!

 美術展のチケットが完売って、それはそれですごいことだと思います。
 今年は特に、ひとびとの懐に余裕ができてる印象が強く、コンサートもイベントもホテルも満員御礼の嵐。どこに行っても、がらんとしてた90年代はじめのアイルランドがちょっと懐かしいなんて言ったらいけないかな。

 Hunt Museumも、ちょうど「カルチャーナイト」といって、アイルランド中で”文化祭”が開催されてる日は満杯で、常設展をささっと見たくらい。

 翌日あらためて行ってみると、がらがらまではいかないけど、ゆっくり見られて大満足。
 作風のまったく異なるふたりの画家が描くアイルランド。ほぼ同じ時代に活動していて、J・B・イエイツはスライゴー、ポール・ヘンリーはメイヨーと、題材にしていたエリアも近かったのに、接点もなかったようで、こんなに小さな国なのに誰かの影響を受けるでもなく、独自の世界観を持てているのが素晴らしいし、そこがアイルランドのいいとこ。とあらためて感じました。

 リムリックの町をゆっくり探索するのは初めてで、とっても面白かった。
 他にもいいギャラリーがあるし、大学があるせいで充実した品揃えの本屋さんや、ヒッピーなカフェもあって、何よりもミルクマーケットというインドアの市場が超楽しいし。

 ニューブリッジからは車で2時間足らず。電車もそのくらいで、これからときどき出かけよう!と強く思うのでした。

 そして東京では、まもなく「ケルト市」が開催されます!
 10月9日。この間こちらから、わたしのお気に入りのビーワックス(蜜蝋)のキャンドルを送りました。会場で販売してもらうので、ぜひチェックしてみてください。自然な灯りと、ほんのりはちみつの甘い香りがして、アロマティックなんですよ!

 スライゴーのとなり、リートリムの山奥の、すてきなコテージに住むピートさんの手作りです。コテージも彼の手づくりなの!
 他にも、隣町キルコリンで作られた「妖精の扉」など、珍しい雑貨を送ったので、ぜひお手元に!!
 テイトーくんのクリスプスもありますよ〜数が限られてるので、お早目に!


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