アイリッシュ・ウィスキーの著名メーカーのひとつTullamore Dew。
カウンティOffalyの町Tullamoreにある蒸留所をたずねました。
去年の秋、アイルランド観光庁が主催したプレス向けツアーに参加したときです。
タラモア・デューのウィスキーは、マイルドさがうりもの。水を入れて、少し薄めて飲む人が多かった頃に「水を入れずに飲める」をうたったのですって。
日本の水割りのように、氷も入れて、グラスにたっぷりの水を注ぐのではなく、アイルランド流は、ウィスキーと水が半々くらい。もちろん氷はなしで、水も水道水。
生のままのウィスキーをなめては、別グラスに入れた水をときどき飲んで、お腹のなかで水割りにする人もいますが。
タラモア・デューのシンボルマークのウルフハウンドは、マイルド&メロウを表現したものなんですって。
このメーカーでは、アイリッシュ・ミストという美しい名のリキュールもつくっています。ウィスキーに、ハチミツとハーブをまぜた甘口のお酒で身体にもよさそう。古いレシピを再現し、さらに幾種類かのハーブを足して進化させたもので、中世のお酒という感じです。ハチミツはヒースからつくられたものを使っていたそう。
冬の夜長、いいグラスにちょいと注いで、ちびちびとなめるようにいただきます。
氷は入れないほうが、昔流でいいと思います。
個人的にはビール党で、ワインも好き。日本にいるときは日本酒、とウィスキーの出番が少なかったのですが、近年、特に秋から冬の季節はウィスキーをちびちび飲む機会が増えました。パブで飲むことは少ないな。ウィスキーは自宅の夜用。
例外は、冬競馬観戦のお伴のホットウィスキーくらい。
家用ボトルは、たいていジェイムソンか、パワーズを選びます。が、酒税が高いのでウィスキーは、とっても贅沢品。フルサイズのボトルはなかなか思い切って買えません。そういう人が多いので、ミニサイズのボトルやらハーフサイズのボトルなどサイズは豊富です。
タラモア・デュー蒸留所のヘリテージセンターで試飲させてもらって、なるほどまろやか。これなら女性も楽しめると思います。
そもそもアイリッシュウィスキーは、スコッチなどに比べて、ずぅっとマイルドで飲みやすいので「えーウィスキーは強いから、ちょっと苦手」と言われる方も、一度試してみてくださいな。
このヘリテージセンターのガイドツアーで、面白い話を聞きました。
アイリッシュ・コーヒーはご存知ですよね?
ウィスキーに熱いコーヒーを注いで、ホイップした生クリームをのせた飲み物です。
いつから飲まれていたのかなーと思っていたのですが、判明しました。
1938年。そう昔のことではないのですね。
シャノン空港で行なわれたイベントで、パフォーマンスとしてつくられた飲み物なのですって!ギネスをまねてつくったと聞いてナットク。確かに、アイリッシュコーヒーのルックスは、ギネスそっくり。
ここで使われたウィスキーがタラモア・デューだったのです!
そっか、これからはアイリッシュコーヒーを注文するときは、タラモア・デューにしてねと念を押さなくっちゃ。
■Tullamore Dew Heritage Centre
Bury Quay,Tullamore,Co.Offaly.
http://www.tullamore-dew.org
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試飲させてもらったタラモア・デューとアイリッシュ・ミスト。どちらも口当たりのやさしいお酒です。 |
去年の秋、アイルランド観光庁が主催したプレス向けツアーに参加したときです。
タラモア・デューのウィスキーは、マイルドさがうりもの。水を入れて、少し薄めて飲む人が多かった頃に「水を入れずに飲める」をうたったのですって。
日本の水割りのように、氷も入れて、グラスにたっぷりの水を注ぐのではなく、アイルランド流は、ウィスキーと水が半々くらい。もちろん氷はなしで、水も水道水。
生のままのウィスキーをなめては、別グラスに入れた水をときどき飲んで、お腹のなかで水割りにする人もいますが。
タラモア・デューのシンボルマークのウルフハウンドは、マイルド&メロウを表現したものなんですって。
このメーカーでは、アイリッシュ・ミストという美しい名のリキュールもつくっています。ウィスキーに、ハチミツとハーブをまぜた甘口のお酒で身体にもよさそう。古いレシピを再現し、さらに幾種類かのハーブを足して進化させたもので、中世のお酒という感じです。ハチミツはヒースからつくられたものを使っていたそう。
冬の夜長、いいグラスにちょいと注いで、ちびちびとなめるようにいただきます。
氷は入れないほうが、昔流でいいと思います。
個人的にはビール党で、ワインも好き。日本にいるときは日本酒、とウィスキーの出番が少なかったのですが、近年、特に秋から冬の季節はウィスキーをちびちび飲む機会が増えました。パブで飲むことは少ないな。ウィスキーは自宅の夜用。
例外は、冬競馬観戦のお伴のホットウィスキーくらい。
家用ボトルは、たいていジェイムソンか、パワーズを選びます。が、酒税が高いのでウィスキーは、とっても贅沢品。フルサイズのボトルはなかなか思い切って買えません。そういう人が多いので、ミニサイズのボトルやらハーフサイズのボトルなどサイズは豊富です。
タラモア・デュー蒸留所のヘリテージセンターで試飲させてもらって、なるほどまろやか。これなら女性も楽しめると思います。
そもそもアイリッシュウィスキーは、スコッチなどに比べて、ずぅっとマイルドで飲みやすいので「えーウィスキーは強いから、ちょっと苦手」と言われる方も、一度試してみてくださいな。
このヘリテージセンターのガイドツアーで、面白い話を聞きました。
アイリッシュ・コーヒーはご存知ですよね?
ウィスキーに熱いコーヒーを注いで、ホイップした生クリームをのせた飲み物です。
いつから飲まれていたのかなーと思っていたのですが、判明しました。
1938年。そう昔のことではないのですね。
シャノン空港で行なわれたイベントで、パフォーマンスとしてつくられた飲み物なのですって!ギネスをまねてつくったと聞いてナットク。確かに、アイリッシュコーヒーのルックスは、ギネスそっくり。
ここで使われたウィスキーがタラモア・デューだったのです!
そっか、これからはアイリッシュコーヒーを注文するときは、タラモア・デューにしてねと念を押さなくっちゃ。
■Tullamore Dew Heritage Centre
Bury Quay,Tullamore,Co.Offaly.
http://www.tullamore-dew.org
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