アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「馬ものグッズ」

2008-11-24 18:38:34 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 馬文化が充実しているアイルランドには、馬好きのための馬グッズがたくさんあります。

馬のお皿は西荻のアンティークショップで購入。Occupiedといって、戦後、占領下のアメリカの指示によってつくらたものなんですって。指輪と腕輪はアイルランド産です。
 競馬場にはいつも、馬ものアクセサリーを売るショップが出ていて、賭けに勝っても勝たなくても、ジェントルマンはお連れしたレディにプレゼントしたりしています。レースに来る女性たちは、え?どこで買ったんだろうって思うような、馬の絵の傘やセーターなどをお召しになっていて、見てるだけでもすごく楽しい。

 グッチやエルメスも見ますけども、それよりも「え?どこで買えるの?」って驚くようなのが通なのよね。

 パンチェスタウンは、ナショナルハント(ジャンプレース)の聖地のような競馬場で、ここで開催される春のフェスティバル・ミーティング(数日間の連続開催)では、アクセサリーだけでなく、洋服や絵画など、馬にまつわる(ものだけってわけでもないのですが。

 競馬観戦に必須のアウトドア用ウエアなど、レースファン向けのものを置く店が並ぶ)グッズ・フェアが同時に開催されてお祭り状態になるのが楽しいです。

 アクセサリーって、地元では総じてジュエリーってよびますけども、そういうショップで、シンプルなブレスレッドを見つけてしまいました。

 たぶん馬に乗るときに足をかけるアブミをデフォルメしたデザインで、銀と皮の組み合わせにぐっときちゃいました。当時65ポンド、1万円強。

 ちょいっと買うには高いよね。で、「よし。次のレースで勝ったら買おう」って決めたの。マークにもそう宣言して。で、素晴らしいことに、勝ったのよ。ここにはいっぱいドラマがあったのですが、そこは省略するとして。

 おー、500円が、きっかし欲しいブレスレッドの金額に!
 そそくさと、そのショップへ急ぐ途中で、ばったりマークに会いました。
 競馬場では、わたくしたち、見たいものが異なるので、けっこう別行動なの。

 すれ違いざま、彼がわたしにそっと、小さな紙包みを手渡しました。え?
「ふたつは要らないだろうから、今開けて確かめてみて」というので開けてみると、あーーーわたしの買おうと思ってたブレスレッドだー。

 そんな楽しみとともに、馬グッズ集めが、ゆるゆると進んでおります。
 100年以上前の、パンチェスタウンのレース模様の有名な絵の模写も、ダブリンのアンティークショップで、やっすーいやつを手に入れました。

 いくつかシリーズになっているなかの一作なので、少しずつ集めていく楽しみが残っています。


★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」