なかなか、やめられないのが買い食いです。
アイルランドの、どんな小さな町にもあるのが教会とパブ、それとチップス屋。
フィッシュ&チップスを売る店ですが、アイルランドではフィッシュ抜きでチップス(フライドポテト)のみを買う人が圧倒的に多いです。バーガー&チップスもメジャーですが。
ずうっと気になっていて、食べたことがなかったのがポテト・スカロップ。
お品書きには、ただ「スカロップ」となっていたので、ずっと「ホタテ貝」入りだと思いこんでいました。
ポンドだった時代に、ひとつ50ペンスくらいで、ホタテが入ってるにしては安いなーと不思議ではあったのですが。
友人がオーダーしたときに「え?食べたことないの?じゃあ少し、やるよ」って1枚わけてもらって、ぱくっと食べたら、じゃがいもの天ぷらって感じ。
「どこにホタテが入ってるの?」って友人にたずねて判明しました。
スカロップが、ホタテ貝の貝柱を意味するだけではないことを。
どうも「Escalope」からきているようです。
そっか、レストランのメニューにもあるな「Escalope」。辞書で調べると骨なしの肉のスライスの意味とあって、とくに子牛のもも肉をさすんだそうです。
この言葉のオリジナルはフレンチですが、イタリアでも使うそうで、だとしたらポテトスカロップは、イタリア系のチップ・ショップで開発された商品なのかも~。
アイルランドのチップス屋は、イタリア人経営のお店が多いんです。
ややこしいのはEscallopeだと、帆立貝の方のスカロップひとつって意味なのね。勉強になります。
しかし、ポテト・スカロップ。すぐれものです。バッグ・オブ・チップスじゃあ、ちょっと多すぎっていうときには、ちょうどいい量で、おまけに安い。
でも「スカロップだけ」とオーダーすると、かわいそうに思われるのか、おまけでチップスをざざっと加えてくれることもあって、お得感が増すことも。ダイエットにはなりませんが。
チップス屋が繁盛するのは夕方と深夜。
仕事帰りにバッグ・オブ・チップスで小腹を満たします。お母さんが、こどもを黙らせるために買うことも多いようだ。
深夜はもちろんパブ帰りの客。土日など、パブの終わった直後に行列ができるほど。これだけは、やめよう。と思いながら、深夜のチップス屋に立ち寄るヨロコビは断ち切れません。たま、ですけども。
ニューブリッジのメインストリートにあるセントラ・グリルをわたくしどもは、セントラ・グリースとよんでいます。こんな夜中に、グリーシィな揚げもの食べてどうする・・と思いながらも、二日酔い防止と言い訳しながら、ぶ厚い紙袋に手をつっこみつつ、あつあつのチップスをほおばる夜道の楽しみは、なかなかやめられません。
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アイルランドの、どんな小さな町にもあるのが教会とパブ、それとチップス屋。
ニューブリッジで買ったポテト・スカロップ。1ユーロで3枚。おまけしてくれたのかも。カリカリです。ソルト&ヴィネガーをかけてもらった方がおいしくいただけます。 |
ずうっと気になっていて、食べたことがなかったのがポテト・スカロップ。
お品書きには、ただ「スカロップ」となっていたので、ずっと「ホタテ貝」入りだと思いこんでいました。
ポンドだった時代に、ひとつ50ペンスくらいで、ホタテが入ってるにしては安いなーと不思議ではあったのですが。
友人がオーダーしたときに「え?食べたことないの?じゃあ少し、やるよ」って1枚わけてもらって、ぱくっと食べたら、じゃがいもの天ぷらって感じ。
「どこにホタテが入ってるの?」って友人にたずねて判明しました。
スカロップが、ホタテ貝の貝柱を意味するだけではないことを。
どうも「Escalope」からきているようです。
そっか、レストランのメニューにもあるな「Escalope」。辞書で調べると骨なしの肉のスライスの意味とあって、とくに子牛のもも肉をさすんだそうです。
この言葉のオリジナルはフレンチですが、イタリアでも使うそうで、だとしたらポテトスカロップは、イタリア系のチップ・ショップで開発された商品なのかも~。
アイルランドのチップス屋は、イタリア人経営のお店が多いんです。
ややこしいのはEscallopeだと、帆立貝の方のスカロップひとつって意味なのね。勉強になります。
しかし、ポテト・スカロップ。すぐれものです。バッグ・オブ・チップスじゃあ、ちょっと多すぎっていうときには、ちょうどいい量で、おまけに安い。
でも「スカロップだけ」とオーダーすると、かわいそうに思われるのか、おまけでチップスをざざっと加えてくれることもあって、お得感が増すことも。ダイエットにはなりませんが。
チップス屋が繁盛するのは夕方と深夜。
仕事帰りにバッグ・オブ・チップスで小腹を満たします。お母さんが、こどもを黙らせるために買うことも多いようだ。
深夜はもちろんパブ帰りの客。土日など、パブの終わった直後に行列ができるほど。これだけは、やめよう。と思いながら、深夜のチップス屋に立ち寄るヨロコビは断ち切れません。たま、ですけども。
ニューブリッジのメインストリートにあるセントラ・グリルをわたくしどもは、セントラ・グリースとよんでいます。こんな夜中に、グリーシィな揚げもの食べてどうする・・と思いながらも、二日酔い防止と言い訳しながら、ぶ厚い紙袋に手をつっこみつつ、あつあつのチップスをほおばる夜道の楽しみは、なかなかやめられません。
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