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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「Avoca」

2008-09-01 23:35:32 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ダブリンの、グラフトンストリートの入り口近くにAvocaの大きなショップができたときは、なかなか衝撃的でした。

 アイルランドにも、こんなにかわいくて、おしゃれな女の子グッズ満載のお店が登場したんだーって、驚いたものです。

 90年代はじめの頃のダブリンには、雑貨屋がなかった。
 インテリア小物などは、セコンドハンドを売るチャリティーショップや、がらくた市って感じのアンティークマーケットで、掘り出しもんを見つけるしか方法はありませんでした。

 経済が好調になってくると、まずテンプルバーあたりに、バブリーな雑貨屋ができて、宇宙っぽい絵のシャワーカーテンやら、イルカが浮き出るトイレの便座やら、遊び心を売り物にしたインテリアグッズがところ狭しと飾られていましたっけ。

 Avocaの登場に、おっ!となったのは、古くからあったアイルランドの毛織物メーカーを大々的にフィーチャーしつつ、今っぽい小物を集めて、うまーくミックスしたところが新鮮だったからです。

 ヴィヴィッドな色づかいや、70年代テイストを持ち込み、アイルランドらしい個性を感じさせる、それまでになかったタイプの店の誕生は、お買い物好きな女性たちをあっという間に虜にしました。

 ウールのマフラーやショールは、ほんとうにすてきな色合いで、みんな欲しくなっちゃう。お安くはないので、そうもいきませんが。

 台所グッズは、ちょこちょこ買っちゃいます。ピンク色のたわしとか、布を編みこんだバスケットとか。暮しが明るくなるようなものが、いっぱいあるの。

 鮮やかなピンクや紫色の買い物かごは、ファーマーズマーケットにやってくる、ちょいリッチな奥様方に人気です。

 ダブリン店にはときどき行きますが、今年初めてウィックロウ店に行きました。
 織物工場の見学ができて、あの美しい色の糸が組み合わさっていく過程を、飽くことなく眺めていられます。

 店舗もゆったりしていて、ついつい長居しちゃいました。
 ストロベリー&シャンペンのジャムをゲット。甘さ抑えめでおいしいです。


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