いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

寒~いいい!寒空の街頭区民相談会@雑色

2006-01-18 | Weblog
 二回目の当選をして以来、やりたくて出来なかったことが一つあった。それは、街頭区民相談会である。区民相談は、区役所本庁舎でやっているし、各特別出張所、地域行政センターでも、わかる範囲で相談に応じてくれる。さらには、公明党や共産党は日にちを決めて、議会控え室で「区民相談」を行っている。

 が、だ。いざ「相談」に行くのは、それなりの心構えがいるのではないだろうか。お買い物ついでに、ふらっと匿名でも相談できる場があったらいいんじゃないか、と考え付いたのだ。

 思い立ってからすでに3年が経過。「今やる、すぐやる、出来るまでやる」のモット-に反してしまった。そこで、新しい年、今年から、とりあえず毎月18日14時から行うことを決意した。

 京浜急行雑色駅から徒歩すぐの水門通り商店街中ほどにある「東六郷二丁目会館」の前をお借りして本日、記念すべき第一回を開催した。手作りの「なんでも区民相談会」という紙を机に貼って、会館の前面に机を出して行った。

 事前に何の告知もしていなかったので、はたしてどれ位「お客様」がくるのか予想もつかない。心配をして、会館をお貸しいただいた町会役員の方々も、いれかわり様子をうかがいにきて下さる。会館当番の女性が入れてくださった熱いお茶は、なんと嬉しかったことか。

 結局、2時間半で7件の相談や、提言があった。それ以上に、通行人の方々が「ご苦労さん」「がんばれよ」と声をかけて頂く件数が多く、えらく感動した。

 これは、結構おもしろい。まったく知らない区民の方が、新しい問題点を提起して下さるのだから。なんで、もっと早くやらなかったのか、と大反省!そして、次回からの携行必需品「使い捨てカイロ」。

 相談に来られた方々、声援を下さった方々、後ろで見守って頂いた町会関係者の皆さんありがとう!

 次回は2月18日14時から、同じ場所で行いますが、それより前に、区内のどこかで突如行うかもしれないので、見かけたらご声援を!

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なぜこの時期に‥?ライブドア堀江社長強制捜査

2006-01-17 | Weblog
 以前、旅行会社を経営していた時、東南アジアの某国の警察など官憲が、チップで簡単に動くことを何度の体験した。入国審査は、一人$1(団体の場合)で、閉まっているゲートを開けてくれる、観光バスの先導にパトカーを依頼するのは、概ね$10~20.警官の制服一式$100、ボデイーチェック無しは$5、などである。この国から帰国すると、我が国の官憲は、なんて清廉潔白なのか、と安堵したものだ。

 が、最近の一連の地検の捜査を見ていると「大きな力」が働いているような、嫌悪感を感じる。

 その1.は、政治的に大きな影響と指導を頂いている、尊敬すべき西村真悟代議士の逮捕劇である。2年前の事件が、日朝国交正常化前に突如逮捕という「絶妙のタイミング」。(本件については、邪推を昨年書いた)

 その2.は、昨日からの「ライブドア事件」である。昨年6月の証券取引法違反事件が、なぜ、今なのか。ヒューザー小嶋社長の国会証人喚問の前日という、これまた「絶妙なタイミング」である。

 そして、二件の共通点は、警視庁や大阪府警といった「自治体警察」ではなく、地方検察庁特捜部という「国家組織」が捜査している点である。

 今回のライブドア事件報道で「得」をするのは誰だろうか。まずは、小嶋社長の国会中継の反響が薄まることにより、安堵する人々。ライブドア堀江社長の行動に不快感を持つ人々。

 前者には、多くの「大きな力」が存在するだろうから、可能性は高いだろう。後者は、というと選挙区の対立候補は、元警察官僚だが現在野党だし、
時の総理とは「仲良し」のようだ。

 いやいや、かの国の官憲と我が国のそれとはレベルが違う。きっと、たまたまだったに違いない。いやそうに決まっている‥

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明治44年生まれ、公的支援なし、元気一杯

2006-01-14 | Weblog
 今日は、いくつかの新年会をまわった。そのひとつ、地域の町会の老人会。喫茶店を借り切っての「大カラオケ大会」。皆さん元気、元気!

 隣に座った方のお歳は、80歳を超えているとおっしゃる。凄いですね、お若いですよ、とお話すると「あちらは明治44年生まれよ」と、男性を指さす。

 どうみても、70歳代にしか見えないその方は、お上手にカラオケを歌っていた。さらに、驚いたことに、今日に至るまで、一切の公的支援を受けたことがない、とのこと。

 介護ヘルパーさんを家政婦がわりに使っている、という批判もある介護保険。その認定すら受けていないという。しかし、保険料はいくつになっても徴収される。

 自動車保険は、前年無事故だと、年々10%づつ安くなって、最大60%引きにまでなる。こくみん共済など、共済も、事故率が低く、余剰金が出ると返金してくる。

 健康保険や、介護保険も、無使用割引みたいな制度を作ったらどうだろう。「保険料払っているんだから、使わにゃ損!」という、利用者の態度も、介護保険法改正の一因だったとか。

 そんなもん使えるか!と、健康管理をしっかりしている方に「健康手当」ならぬ、割引を考えることによって、総額抑制が可能だと思うのだが。でないと、介護も健保も「使わない人の負担」だけが、青天井になる。
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4月から施行される障害者自立支援法のヌケ穴!

2006-01-13 | Weblog
 今日は、健康福祉委員会があった。昨年5月、会派のなかで「空席」だったという理由で、この委員会に所属になった。当初は、いぬぶしらしくない、と自分でも思っていたが、なかなか奥の深い分野でおもしろい。

 私は、一人会派だった関係で、6年間、都市整備委員だった。これは、所管のどの課長よりもながい。結果、まちづくりや再開発については、相当の雑学博士になれた。同様に、来年度も、健康福祉をやってみたいと思う。そもそも、一年毎に所属委員会を変えるという現行の慣習はおかしい。区議は、区政すべてに専門家である必要はない。

 さて、今日は、4月から施行される障害者支援法の区民向けパンフレットが大きな(というかほとんどの時間を費やした)話題だった。以下、エッセンスを。

 パンフレットには、生活保護、低所得1、低所得2、一般、と4段階の所得ごとの利用料の上限が記載されていた。これに基づいて質問した。

私:所得階層別人員は把握しているのか?
課長:所得階層別の人員は把握していない。
私:では、どうやって、来年度予算を組むのか?出たとこ勝負か?いつも言っているように、なぜ、お役所はケーススタデイ(仮説を立ててみる)ことをやらないんだ。民間の会議だったら、物笑いだ!

私:なぜ、低所得なんて書き方をするんだ。課長が「あなたは低所得2ですよ」といわれたら、どう感じるか?いやじゃない?
課長:いやです。
私:なぜ、自分がいやなことを、区民向けパンフレットに書くのだ?
課長:これは国の制度で‥
私:なんでも、国、都のせいにするな!(激怒)地方分権ってなんなの。これは、大田区で作ったパンフでしょ。(後に、東京法規出版という、お役人ご用達の会社のものに「大田区」と入れただけとわかったが‥)

 支援法では、ある一定の資産(預貯金350万円以上)以下であれば、利用料の減額措置がある。

私:資産の額はどう把握するのか。
課長:本人の申告や通帳で。
私:では前日に残高349万円にしておけばいいんだ!

 支援法では、世帯の収入により、支払い上限額が定めれている。

私:ひとつの屋根であっても、中に複数世帯いることはある。とすれば、4月1日に、障害者を世帯主とした別世帯を届け出れば、自己負担が減ることになるが。
課長:それは出来るが‥

 まあ、介護保険改正にしても、障害者支援法にしても、厚生労働省のお役人が、現場も知らずに作った制度のツケを「受益者負担」につけかえただけだ。もっと、マジメに考えろよ!厚労省さんよ

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首長は裸の王様?@栃木県某市役所

2006-01-12 | Weblog
 地方公共団体の首長(知事、区市町村長)は、大統領に近い。以前、小沢一郎自由党党首(当時)から「まったく、地方に出張して県知事と同行すると、代議士なんかまったく相手にしてもらえない。知事は大統領閣下だ。」と直接うかがったことがある。まったくそのとおりだと思う。だから逆に、首長が前職の後継でない方に変わると、その自治体は大幅に路線が変わる。

 さて、その大統領の行政手腕が優れていればいる程「裸の王様」にさせられる可能性が高いと思っている。大統領の逆鱗に触れたら大変と、大統領(首長)の顔色をうかがいながら業務を行う幹部が増える。

 さらには、首長の好きなこと、ご機嫌を取るような行動が職員に増える。もっと進むと、「悪い情報」を入れない、という段階もある。こうなると行政運営は硬直化し、役所内から反発分子が多数出始める。という例は、全国にいくらもある話である。

 今回、栃木県某市役所の職員がおこした「市民、NGOイジメ」は、正に有能な市長故の仕業のようだ。ここの市長さんの略歴はこちら

 いかにも切れそうな官僚出身首長に、市役所職員は畏敬の念で出迎えたことだろう。

 さて、事件の概要はこうだ。
NGOが、ヨルダンの砂漠という催しを地元のデパートを会場にして企画した。そして、このNGOの担当者が、得意のアラビア語で、駐日ヨルダン大使を招待したのだ。さらに、市長に直接「来賓」として出席を依頼した。

 すると、市民生活課の職員が「大使を絶賛する」市長挨拶の原稿と作ったが、そこには、NGOの活動についての評価が一切ない「大使へのおべんちゃら」だった。そこで、訂正を市職員に要請したが、全国統一お役人行動指針「出来ない理由」のオンパレード。

 それでも、NGOの担当者は噛み付いて「当日、市長に言う」と訴えると、この職員さん、ポロっとホンネを。「市長はどうせ、原稿読むだけですから‥」 いいね!お役人の鑑だ!

 これで終わっては、お役所がなめられる。市役所内連携市民イジメが始まった。すでに、開催準備の終わったNGOのデパート内ブースを撤去させて「子どもの選挙啓発ポスター展」を始めたのだ。周辺には、いくらでも展示スペースがあるのにである。曰く「市長が来られるのなら、是非見ていただきたい」素晴らしい見識!主客顛倒!褒めるべき木っ端役人根性である。

 そこで、某市のHPから「市長へのメール」に以下のように送信して見た。ステキな広報担当の書いたご返事を心待ちにしているのだが‥


市長や首長は、優秀であればあるほど時として「裸の王様」になる可能性があります。今回のケースもそのようです。

さらには、選挙管理委員会が「市長が来るのなら」という理由で、NGOのブースをどけさせて、子どもの選挙啓発ポスターを掲示したそうです。

なかなかリッパな職員さんが貴市にはいらっしゃる、と感動いたしました。

このメールは、後日ご自宅にお送りしておきますが、メールが広報や秘書室で止まっていたら、褒めてあげてください。

公務員の鑑です!

本件当事者の怒りのブログ

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老人保健施設入所は大変だ!

2006-01-11 | Weblog
 区内に住む男性から相談があった。90歳代の親を妻が面倒みているが、80歳代の母も入院して、妻の肉体的精神的限界がきた。なんとかならないか、というものだった。特別養護老人ホーム(特養)入所を希望されているが、大田区の場合は、2月と8月の2回受け付けて、ポイント制で優先者から入所する。1000人近い方々がお待ちで、現実的ではない。

 そこで、老人保健施設(老健)をおすすめした。「特養があく」ということは、入所者が亡くなった、ということを意味するが、老健の場合は、3ケ月で退所しなければいけないので、可能性は高い。

 知り合いの老健をご紹介して、面談に同席させて頂いた。実際の介護の現場では、どのような情報を必要として、どう判断するのかを知りたかったからだ。

 支援相談員という肩書きをお持ちの方が、約1時間、身体の状況、食事、家の状況、認知症の程度などを書類に書き込んでいく。今までは、ほとんど公的な介護支援を知らず、奥様の介護に委ねられていた在宅介護の状況をうかがった。この奥様の献身的介護には本当に頭が下がる思いだ。早く、一時の休息をと相談員の言葉を聞く。

 ところが、医師の人間ドックに近い診断書の提出、その後の受け入れ判定会議など、1ケ月近くを要するらしい。さらに問題は、差額ベットがかからない部屋への入所が難しいという現実だ。

 差額ベットがないと、月額12万円程度、差額ベットだと18万円程度追加になり、30万円の自己負担が必要だ。これは昨年10月改正された法律により、食事代が全額自己負担になった影響が大きい。

 サラリーマン世帯であるこの方も、数年後には定年である。30万円の負担は厳しいだろう。「父の入所がいつまで、と限られているなら30万円でも払えますが、ずっと続くとなると無理です。」と。

 「限られている‥」ということは、亡くなることだ。ずっと生きて欲しいと思う息子としての気持ち、でも経済的な問題が重くのしかかる。一体、介護保険とは、年金制度とはなんなんだろう、と複雑な思いで施設を後にした。

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決めたことは変えません!ご理解を!by障害福祉課

2006-01-10 | Weblog
 お役人は、一度決定したことは議会がなんと言おうと、区民が意見を言おうが「決めたとおり粛々と」やることを旨とする。さらにウルサイ輩には、「いかに出来ないか」をわかりにくく説明する。栃木県に住む知人も市役所のお役人の「出来ない理由」にきれたとブログに書いている。


 今回も、健康福祉委員会に対する区民からの陳情で、この体質を明らかにしてくれた。心身障害者(児)の家庭委託緊急一時保護という制度がある。これは、東京都の補助金を使い、保護者や家族が病気や冠婚葬祭などのために、一時的に介護ができない場合、登録した家庭で介護する、というものだ。

 現在は、1ケ月4回以内で、1回6時間以内ということになっている。介護していただいた家庭には、1回5000円が支払われるのだ。ところが、来年4月から、都の補助金が打ち切られるため、区独自の施策となり、時間と金額を下げることになった。1ケ月4回以内、1回4時間以内で3500円というのだ。

 まあ、これは限られた予算の中で行うこと、しょうがないだろう。そこで、陳情を出された区民の方は、複数回分を一回に使えたり(4時間X2回=8時間)、2時間単位で使えないか、という要望を出された。利用者ニーズにあった、もっともな要望だと思い、賛成することにした。

 ところが、所管障害福祉課長さんは大変である。なんとかご理解を、と説明をされるが、まったく説明になっていない。合理的理由がないのだ。結局、決めたことは変えられない、という趣旨なのだ。

課長の出来ない理由:
1.4時間をひとつのくくりにと考えているので出来ない。
2.事前に券を渡すと事故が起きる可能性がある。
3.障害者団体に4時間でご理解を頂いている。

私の反論:
1.10月の調査では、29%の方が1回2時間以下の利用である。昨年度の利用11000件で計算すると、3300件、金額にして1099万円以上が過払いとなっている。であれば、2時間単位で利用できるようにするのが、税金の適正な支出と利用者ニーズにつながると思う。
2.現在も事前に渡しており、理由にならない。
3.障害者団体は、利用者に使いやすく変えたとして反対する訳がない。私が説明してまわるから、団体名住所を教えろ。

 結局、この課長さん、私を説得することはあきらめて(説得になっていない)、大会派を説得(ご理解頂き?)に行かれた。大変だね!お役人さんも

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議員、特別職新年会参加禁止条例を提案したい

2006-01-09 | Weblog
 議員になってからというもの、新年会と忘年会、お祭りの多さにたまげた。酒を呑んだり騒いだりするのは好きだが、議員として招かれて泥酔する訳にはいかない。さらには何軒も重なれば、ビール一杯でも結構な量を飲んだことになり、最後の回では挨拶もままならない。

 この時期、他の新年会で知人に会うのが怖い。「アッ、犬伏さん、今度の○○日、うちの会の新年会だから来ていいよ」という言葉がである。ああ、また増えちゃったよ‥

 相手は好意で言って下さっているので、参加させて頂くのだが、結構辛い時もある。そこで、毎年削減をしているのだが、それでも相当の数だ。以前、当選挙区選出の代議士に聞いたところ、新年会、忘年会費で年間900万円かかると嘆いておられた。私ごとき、無所属議員でも数十万円の会費がかかるのだから、地域密着の議員さんは、もっと大変だと思う。

 そこで、提案である。昨年私が反対した、特別職(区長等)、議員の報酬値上げ条例など作らなくていいから、新年会参加禁止条例を作ろうではないか。

 区民の声が聞けなくなる、という異論も出そうだが、酒を飲んでの声は、本来の声でないことが多い。

 そうすれば、報酬値上げより、おサイフ効果も大きいはずだ。内心、多くの議員が賛意を示すはずだが、そんな勇気はないだろうな‥(ちなみに、議員以外の特別職が職として参加する場合の会費は公費)

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国家権力いえ警察は怖いぞ~

2006-01-06 | Weblog
 私は、反権力か、体制か?と問われれば、有無なく現体制を維持する側、いやそれ以上に保守であると思っている。また、警察をはじめ自衛隊や公安など国家の安全を守る人々には最大限の敬意をはらっている一人だ。

 という私のバックボーンを理解したうえで、本日の日記を読んでほしい。

 今日のランチは、自衛隊生徒の後輩と食べた。彼は、P3C対潜哨戒機で某国の潜水艦と戦っていたが、退職しビデオショップを経営していたが、わいせつ物販売容疑で昨年10月から「臭いメシ」を食べていた。(詳細は11月21日参照)

 年末に220万円の保釈金を払い、2ケ月ぶりにシャバに出てきたのだ。現在は、2回目の公判を待つ身である。通常は、20日の拘留期限で釈放されるのだが、彼の場合は「証拠調べ」長引いて2ケ月も入っていたらしい。

 証拠調べとは、膨大な量のエロビデオを刑事が一本一本調べる(観る?)ことらしい。大変な仕事だ!

 さて、彼の2ケ月の房友達の話は、実に興味深くかつ、いささか怖かった。それは、権力を持った組織の怖さだ。

房友1. 50代の元航空自衛官。ホ-ムレスで、拾ったクレジットカードで無銭飲食をたらふくして逮捕。

房友2. 酔っ払って、若い女性に声をかけ、無視されたので、肩に手をかえたところ「胸を触られた」と通報され、示談金120万円。罰金50万円。

房友3. カラオケボックスで、隣のボックスと小競り合いになり、駆けつけた警察官に声をかけられ振り向いたところ、手で警察官の顔をはたく格好となり公務執行妨害で逮捕。

房友4. 電車内で落ちていた時計を拾って手にしていたところ、張り込み中の私服に捕まった。調べたところ、窃盗の前科があったので、逮捕拘留。

 彼が拘留された警察署の留置所は房が2階建てになっていて、1階はヤクザさん関係、2階は「一般人?」が収容されていたそうで、従って、房友も、ごく一般の人だったようだ。

 いずれのケースも、普通に生活している人が陥りそうな事件だ。さらには、房友1以外は、現場の警察官の判断で、如何様にもとれそうな事件である。その判断の結果、その人の自由を奪い、拘束する訳だ。

 極悪非道な容疑者には、必要な処置も、上記のような一般人が犯しそうな犯罪には、警察官の判断だけで長期拘留(勿論、裁判所が許可する訳だが‥)するのはどうだろうか。冤罪を含め難しい問題だ。

 私が犯しそうなのは2のケースだな‥

 とは言っても、この極寒の夜、街の治安を身を持って守って頂いている第一線の警察官諸官には頭が下がる。ご苦労さん!

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子は親を見て育つ!頑張れオヤジにオフクロ!

2006-01-05 | Weblog
 赤旗と共に、わが国左翼思想の普及新聞である朝日新聞1月3日号一面によれば、公立の小中学校で文具代や給食費などの公的援助を受ける(就学援助)児童・生徒の数が4年間で4割増加ししたそうだ。

 東京都足立区では42.5%にものぼり、ある区立小学校では受給率が7割に達した学校もあると述べている。この学校のある担任教員は、鉛筆と消しゴム、白紙を持参して授業に臨む。それは、ノートや鉛筆を持ってこない児童のためだ。

 さて、はたして、この持って来ない児童は、親にお金がなくて持ってこないのか、それとも、学ぶ意欲がなく持ってこないのか、朝日の記事からは判読できない。が、私はたぶん後者であると思う。鉛筆、ノートが買えないとは考えられない。

 さらには、この学校の卒業文集に「将来の夢」を書かせたところ、1/3の児童が何も書けなかったそうだ。「自分が成長してどんな大人になりたいかイメージできない」からだそうだ。

 リストラや倒産などで、親の生活も大変だろうが、それでも頑張って家族の生活を支え、明るくみんなを引っ張るオヤジやオフクロの姿を見ていれば、子供たちは必ず、生きる力を感じ取るはずだ。

 リストラされちゃったし、学校時代に「頑張らなくていい、あなたらしければ」と教えられたから、まあいいかと、向上心もなく、働ける能力がありながら、公的支援に頼ってブラブラして「政府が悪い」などと言っている親だとしたら、生きる目標はなくなってしまうのは当たり前だ。

 生活保護や就学援助は、生きる炎の応援団だが、あくまで着火剤。それが燃料になっては悲しい。
 
 だからこそ、頑張って!全国のオヤジさん、オフクロさん!

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