いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

こら待て!犬伏、交通違反のパトカーを追跡

2005-08-02 | Weblog
 権力を握ると、どうしても勘違いをしてしまうのが人の性である。特に警察官には、法律により人を逮捕(勿論、一般人にも現行犯逮捕の権利はあるが…)する権限があたえられている。これは、国民が、警察官を雇用して、安心して暮らせるよう業務を委託しているだけで、決して警察官が国民一般よりエライわけではない。

 ところが、制服を着てパトカーや白バイに乗っていると「勘違い」する輩も出てくるようだ。随分前だが、あまりに横暴な白バイ警官と争って、不起訴に持ち込んだこともある。

 さて、今日、夕暮れの蒲田駅西口を車で通行していると、左方向の路地から突然、赤色灯を点滅させたミニパトが現れた。こちらは優先道路だし、特段、犯人を追跡している様子でもなかったので、そのまま直進すると、その進路を妨げて、進入してきた。ウインカーも出さずにである。

 私の後続車は、その所業に、クラクションを鳴らして抗議した。その場で抗議しようと思ったが、一車線のバス通りだったので、どこか赤信号で止まったら文句を言おうと、パトカーの後ろを追った。

 すると、左折信号を出し、路肩の駐車車両にチョークを引き出したので、車を止めて、二名の女性警官をつかまえて抗議した。

赤色灯をつけていれば、何してもいいって訳じゃないんだよ。ウインカー位出しなさいよ。安全運転義務違反だよ。危ないな! と。

 同様の注意をしたことは山ほどあるであろう、二名の女性交通警官は、意外にもあっさりと非を認め「すみませんでした」と謝った。この点は、素直でよろしい。

 学校の教員や、警察官には、本当に頭の下がる働きをしている方々も、少なくないが、勘違いのアホも、これまた存在する。そんなアホには、国民が声をあげるのを躊躇ってはなるまい。

 今回の女性警官の対応は、極めて礼儀正しく、まともだった。

顧問の教員次第。中学校の部活の曖昧さ…

2005-08-01 | Weblog
 中学校生活の楽しみの一つにクラブ活動がある。私も、学業より、そちらに打ち込んだ思い出がある。文部科学省も、東京都教育庁も「極めて重要な教育活動の一環」と位置付けているが、実態は、金も人もつけていない。彼らお得意の現場まかせである。

 顧問の教員が、土日などの休日に部活の顧問として登校しても、たった1200円の手当だけで、代休も超過勤務手当もつかない。さらには、対外試合などでも1800円。これでは、交通費にもならない。結局、心ある教員のボランテイアに頼っているのが、「極めて重要な教育活動の一環」なのである。

 そして、この顧問の属人性によって、部活自体のあり様が大きく変わってしまう。

 今回、複数の保護者から相談があったのは、地元中学校の吹奏楽部の対外活動についてだった。それによると、一昨年まで顧問だった教員は、とても熱心で、他校に異動後も、この教員をしたって教えを乞う生徒もいたという。

 年間スケジュールには、大きなコンクール出場や、音楽大学の教員による専門的な指導なども組まれていた。ところが、新しい顧問教員は「私はプライドが高い」と、保護者会で豪語し、一方的にコンクール出場を取りやめ、大学の指導日などの情報提供もせず、一年生には「前の顧問に教えて欲しければ、学校の部活はやめろ」と言ったという。入学式、卒業式の指揮も、生徒からお願いして、おだてないとタクトを振らない、という。

 すべて保護者側からだけの話なので、すべてそうだ、とは断定できないが、複数の保護者から、同様の話があったので、割り引いて聞いても、いささか問題あり、である。

 体育系の部活などでも、対外試合は、腕試しのいい機会だが、なかなか顧問の問題が多いようだ。例えば、柔道部などは、ついに区内から姿を消してしまった。

 部活が「重要な教育活動」なら、予算と人をつけて、明確な責任のもとに実施すべきで、一部の教員のボランテイアに依存すべきではない。

 本件は、当該学校長に、保護者、生徒とのコミュニケーションを計り、相互の信頼関係を回復するよう依頼した。