いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

自民党委員長は反対派?by糀谷地区再開発

2006-12-13 | Weblog
最近、糀谷駅前地区再開発について、推進派と反対派の両方から区議会に陳情が出された。これは、京浜急行の連続立体交差事業の一環として、駅前広場を作り、その周辺地区を第一種再開発事業(組合施行)で整備しようというものだ。だいたい、区議会というところは、賛否両論が出ると、判断を回避する、という特性があるので、大方の予想は「継続」である。

 この場所では、10年ほどまえから、地権者による糀谷駅前まちづくり研究会が設立され、現在は再開発準備組合として、都市計画決定を目指し活動し、地権者の70%の賛意を得ている。この件については、私も地権者の一人なので発言はなるべく控えてきたが、今回の所管特別委員長の行動は、あまりにも常軌を逸しているので、あえて公開する。

 一部反対派の方々は、なんでも反対「共産党」の支援を受け、さらには、壊し屋の異名を持つNPOから、反対のノウハウを指導され、議会、地元商店街を巻き込んでの反対運動を展開されている。

 時期まさに、来年の統一地方選挙前。議員や首長(区長)などは「なるべく敵を作りたくない」時期である。これは、反対派に有利である。本来、推進派にハシゴをかけて昇らせた当事者である、区長まで「まだ、早い」等と言い出す始末には、推進派からは「バカらしくて、やってられない」という言葉まで出る。これは、法務大臣が職務である「死刑執行命令」を拒否するようなもので、行政お得意の「粛々と‥」は、どうしたのだろう。

 さて、この陳情を審査するのは、区議会交通問題調査特別委員会(自民党委員長)である。ところが、この委員長さん、到底公平な審査をするには程遠い以下のような行動をされた。

①反対派の集会に複数回参加されて、反対派と意気投合されている。

②反対派の各戸に「再開発反対」のポスターと共に「自民党 ○○××」のご自 分の写真入りポスターを掲示している

③反対派から意見を聞く懇談会に、地元商店街のなかでも反対意見の強いT さん(地権者ではない)に直接電話をかけ、参加を促している。(この件 は、地元商店街理事長が激怒し抗議している)

④推進派でもあり地権者の私を懇談会に出席させるな、と準備組合理事長に 要請

 私は、再三、与党であっても「是々非々」で議論すべき、と言っている。従って、自民党の議員が区の施策に反対することに異論を唱えるつもりはない。ただ、所管委員長であるから問題なのだ。委員長の立場は、公正中立でなければならぬ。だとすれば、彼の上述した行動は、あまりにも軽率である。

 また、その行動は、どうも、バックに指南役がいるように思えるのだ。
今月18日には、再度委員会が開催されるが、委員長が自らの行動を律し、各委員が良識ある判断をされるよう望むものである。



ブログランキング
 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。