いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

なぜ今、訪朝?アントニオ猪木氏、国会開会中に…

2013-11-01 | Weblog
 私は、我が国が主権国家だとすれば、拉致問題の解決こそが、最大の国家的課題であると思っている。政治の究極的な使命は「原発」でもないし「消費税」でもない。そんなものは、手法にすぎない。政治の本来の究極的使命は、国民の生命、財産を「いかなる手段を講じても」「絶対に護る」という、強い決意だと信じている。

 そして、我が党としても「拉致問題解決」に、所属全議員で取り組もうとしている中、不思議な行動をとる参議院議員が一人いる。アントニオ猪木氏である。さる参議院選挙では、拉致問題担当大臣であった中山恭子議員より6万票も多い支持を集めて当選された。

 氏は当選後、すぐさま「当選報告」のごとく、訪朝している。さらには、外国人記者クラブで「拉致が解決したら我々は幸せになれるのですか?」と、拉致被疑者家族が聞いたら激怒する発言をされたのだ。

 そのことを、すぐさま、このブログで書いたところ、アントニオ猪木氏の政策秘書である盟友(だと思っていた)野田数氏(前東京都議会議員)が、中山恭子議員に面談を求めて、私のブログへの抗議をされた。

野田:いぬぶしさんが、区議会議員だったら何も文句はいいません。参議院議員中山恭子先生の秘書だから問題なのです。

私:横田めぐみちゃんのご両親に、アントニオ猪木さんの発言を言えますか?だから怒って書いたのです。

 結局、当時は「中山恭子秘書」という肩書があったため、中山議員にご迷惑をかけてはいけないので、渋々このブログを「公開中止」とした。

 そして、猪木氏は拉致議連にも加入せず、「独自の人脈で」拉致問題に取り組んで下さる、とのこと。都議会議員時代に、拉致や北朝鮮問題に真正面から切り込んでいた野田数氏がついているのだから、きっと成果をあげてくれるだろうと、期待しつつも、その言動には????である。

 アントニオ猪木氏は、明日から6日間の日程で、28回目の訪朝をされる。国会開会中の国会議員の海外渡航については、各院の議院運営委員会の許可が必要であるが、参議院議運は「必要性なし」として、今回の訪朝を許可していない。

 国民の税金で歳費を支給されている国会議員が、その最も重要な仕事の場である国会を「欠席」し、さらには「渡航不許可」でも、北朝鮮に渡航する「必要性」とはなんだろうか。あえて、私の勝手な推測を述べる。

1.北朝鮮当局が、親北派の猪木氏の「当選祝い」として、拉致被害者の一部を帰国させるための訪朝

2.競売にかけられた朝鮮総連の土地建物を落札した、モンゴルのペーパーカンパニーの「落札許可」についての、打ち合わせ

 (1)であれば、その動機がどうであれ、諸手をあげて猪木氏の行動を評価し、削除したブログに書いたように「猪木氏に土下座して足の裏を舐めよう」ではないか。

 (2)であるとすれば、帰国後、東京地裁が「落札許可」を下し、ペーパーカンパニーは朝鮮総連に、落札物件を賃貸するだろう。

 今回の渡航について関係者を次のように述べている。

ルールを守るのは大切なこと(古屋拉致問題担当大臣)

一議員の身勝手な行動は許されない。国会議員団(維新の)中でガバナンスが効いているのかいるのか疑問。(橋下徹共同代表)

書類の不備もしくは目的がはっきりしていないという言い方。これではダブルスタンダードだろうということで渡航に踏み切った。(前出の前都議会議員 野田数猪木議員政策秘書)

さて、さて、大田区本門寺に眠る力道山(北朝鮮出身)の愛弟子、猪木氏、このリング外での「戦い?」どう出るのだろうか。1.2.3.ダー!


***私は、すでに中山恭子参議院議員の「秘書」ではないので、本稿のすべての責任は、私一人に帰属する。したがって、削除の要請や苦情も私に直接どうぞ!***