いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

四国の交通機関は大変だ!@高松・徳島

2013-05-18 | Weblog
 選対事務局の週末は結構忙しい。今日は、朝7時から地元のファミレスで開催された中小企業団体の役員会に出席(私も役員)、1時間で中座して羽田空港に向かう。口の悪い旧知の役員さんから「食い逃げ!」と言われながらの逃避行だ。しかし、選挙前になると、突然、この団体にも議員や候補者が参加してくる現象はなんとかならないものだろうか。

 衆議院選挙を戦った自民党現職、民主党現職(今回は私が勝った)も、選挙前と選挙後「いい訳」のように参加し、以降、姿を見せないし、最近は都議会議員のオンパレードだ。「学びたい」ではなく「票が欲しい」がミエミエなのが情けないではないか。

 羽田空港で中山恭子議員とおちあい、空路高松へ。今日は香川大学大学院で四国の経済活性化についての講師を中山議員が務めるのだ。中山議員は大蔵省(当時)時代に四国財務局長を務めていたことがあり、高松には縁が深い。講演前には、当時ご縁を頂いた方々が、「支援する会」を開いてくださり、今後の打ち合わせのために私が同行した。

 衆議院選挙や区議選挙の経験は多いが、全国比例の参議院選挙はとてつもなく範囲が広い。今まで私が経験した選挙は、「池にいる鯉やフナを釣る」選挙だった。ところが、全国比例の選挙は「太平洋でメダカを見つける」ようだ、と揶揄したら参加者一同苦笑。(決して有権者の皆様をフナやメダカだと思っているわけではないのでお許し乞う)支持母体のある既存政党の候補者は「太平洋に浮かぶ生簀の中のお魚を釣る」選挙だともお話した。

 大学で中山議員と別れ、「たちあがれ日本」で親しくして頂いた県議に会うために徳島へ向かう。「今から電車(実は電車ではなくデイーゼル)ですぐ行きます」と電話をすると、「いや、列車ないですよ。多分」と。本当だ、1時間に1本しか特急がない。特急を待つ間、高松駅前の湾岸再開発地区を見学した。


 大きな再開発ビルに公園。そして、その脇には国の合同庁舎が建っている。実はこの建物は「中山恭子ビル」であることは地元でも知る人は少ない。四国財務局長だった当時、県有地のこの地に県の施設と商業施設の入った再開発ビルと公園の計画が作られた。明日計画発表という日、中山恭子四国財務局長は、他の予定をキャンセルして、香川県知事を電撃訪問。

 「香川県と高松市の発展のために、一部を国に売って合同庁舎を建てよう。計画を変更して欲しい」と直訴したのだ。中山議員の熱意で、すぐさま計画が変更され立派な国の合同庁舎が建った。商業施設にしていたら、事業が頓挫した可能性もあり、また、国の役所をすべて松山市に取られたかもしれない事例だったと、当時を知る方が教えてくださった。

 拉致された日本人5名が帰国したときに「絶対に北朝鮮には戻さない」と外務省と戦った大臣時代、ウズベキスタン特命全権大使時代に隣国で発生した日本人技師誘拐事件での対応等、あの優しい蚊の鳴くような声の持ち主とは思えない「強い意志」を感じる。まさに日本のサッチャーと言えるかもしれない。

 徳島で打ち合わせを終わり、最終便まで2時間以上あったので、もうひとつ「人」に会って帰ろうと画策した。実は、私の祖父は徳島出身で、今は縁故のある方はいないのだが、菩提寺があり、「犬伏家」の墓が残っているのだ。伯母が存命中に教えてくれて、10年以上前に家族で墓参をした。伯父亡きあと、はたしてお墓はどうなっているのか見たいと思った。(私の父の墓は、私が相模原に建てた)


 徳島駅発の列車はすぐあり、お墓の最寄り駅、府中(こう)まで10数分で到着。駅からタクシーで行って、待っててもらって、次の列車で帰れば余裕で間に合う、はずだった。

 念のため駅の時刻表で次の徳島行きを確認して驚愕!な、なんと次の徳島行きは、8分後と、50分後しかない。50分後では最終の東京行きの飛行機に間に合わない可能性がある。どうする?明日は朝から予定があるし…


 駅前にはタクシーどころか、バス停すらない。いやはや、東京の生活が当たり前だと思うところが間違いであることを痛感した。帰ろう。お墓の方向に手をあわせ、今度は「ついで」ではなく、墓参りに来ることを誓って、トンボ帰りで徳島駅に。

 夕食は空港で「徳島ラーメン」のお店に入った。が、だ。隣りは「さぬきうどん」の店だ。ちょっとまった!徳島でラーメンじゃないよね。おっ!「冷たい生ビールあります!」いっちゃう?

 すみません!生もお願いします!

5月17日(金)のつぶやき

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