いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

久しぶりに区議会醜聞ネタ@自由民主党幹事長選挙

2013-05-01 | Weblog
 中山恭子参議院議員の選対を務めてから地元をまわる暇がなく、支援者の方々には大変失礼をしている。また、区役所ネタ、区議会ネタなどを「取材」することもままならず申し訳ないと思っているので、久しぶりに区議会ネタを一発。

 自民党N代議士(当時)オッパイ辞職事件に端を発した、区議会自民党分裂問題が、まだ尾を引いていることが本日明らかになった。この事件は、「はめられた」と、N氏ご本人は言っているが、兎に角、代議士が六本木でハレンチ事件を起こしたとして辞任したことは事実である。

 その結果、自民党は平将明氏を公募で公認した。ところが、この党本部主導の公認候補選びに反発した一部の自民党区議が、無所属で出馬したN氏の応援にまわったのだ。結果、平氏の圧勝に終わったのだが、騒動は続くのだ。

 N氏を応援した区議らは、党から除名やら、離党勧告、厳重注意などの処分を受け、区議会自民党の主導権は、河津章夫区議をリーダーとするグループ(通称河津派)に移ったのだ。ところが、様々な変遷を経て復党した、N氏応援派の永井敬臣氏をリーダーとするグループ(通称永井派)が数のうえでは河津派を超え主導権が逆転した。

 区議会自民党内の人事(幹事長選挙、議長選挙)などでは、常にこの二つのグループが衝突して、「区民とは関係ない、サル山のボス争い」が続けられていた。そして、ある時、ついに河津派が会派を別れる決意をした。

 大部屋の自民党の控室を、区民の税金200万円を使い二つに仕切った。そして、さらにくっついたり、離れたりを繰り返し、また一つになったのだが、長年の恩讐は消えないようで、永井派の高瀬三徳議長に対し「離党勧告」やら、「議長辞任勧告」などをする、という有様である。

 そして、本日、幹事長を決める会合がもたれたのだが、通常話し合いで決まる幹事長職が、話し合いでは決まらず、「選挙」になってしまったのだ。結果、旧河津派の松原登茂樹区議が9対6で選出された。

 自民党の区議は、16名いるのだが、高瀬三徳議長が「議長辞任勧告」従わないので「仲間はずれにして」の選挙である。なんとも、69万都市大田区議会に似合わない「子供じみた」議会ゴッコには、今更ながらおきれてしまう。

 そして、問題なのは、松原茂登樹区議の立場だ。最大会派の幹事長となると、区議会各会派との調整、お役人との事前調整、さらには、党務などと多忙を極めるはずだ。ところが、彼は、西糀谷2丁目町会長、さらには、糀谷地区連合町会長の立場でもある。

 地元の代表なのか、議員なのか、はなはだ疑問の立場にある。松原忠義区長も同様の立場だったので、その道を模倣しているのかもしれないが、実にわかりにくい。

 自民党の区議は、16名いるのだが、高瀬三徳議長が「議長辞任勧告」従わないので「仲間はずれにして」の選挙である。なんとも、69万都市大田区議会に似合わない「子供じみた」議会ゴッコには、今更ながらおきれてしまう。

 区議会自民党は、最大会派として区政の監視役、区政の牽引車として健全に動いて欲しいというのが、自民党区議に投票した有権者の願いであろうに、こんな「サル山」ばかりしていては、区民からもお役人からも、バカにされてしまう。がんばれ、良識ある自民党区議さんたち!