佐渡先生は人間も他の動物も区別なく治療するが、
人間より獣の方を少しヒイキしていたようだ。
その気持ちは・・・ワシにも解る。
獣の方が素直なんだもん・・・。
「生命」に対し素直(大切にしている)なんだ。
人間も「生命」に素直(自然体)な人と、
理屈で「生命」を語ろうとする人がいる。
勝手にしてくれていいが、
治療するには素直がやりやすいのはいうまでもない。
変化回復も素直な人が早いのはいうまでもない。
ある時宇宙人を治療した。
その時のセリフがある。
「我々と同じだ」
皮膚の色や組織が多少違おうが、
「生命」は同じなんだ。
自と他
何処を観る?
違いを観るか
同じを観るか
この認識の違いはとても大きい。
そのうえで必要があれば、診る。
だから、名医(時々、迷医)なんだ。
部分や違いを診ることよりも、
「生命」をしっかり観る。
ワシが二人の御師匠様から学んだことだ。
ここを土台にしている限りプロでいられる。
診断し治療法を決める方法が通常の医療だ。
だから見立て次第で、間違いもある。
幾つか病院をまわってみればいい。
何人か医者をまわってみればいい。
見立てが違う場合が出てくるはずだ。
見立てが違えば、治療法も違うはず。
どっちを信じる? 大変だよねぇ・・・。
「生命」は患者側にあるんだ。
ワシのように見立てを必要としない療法は、
本来から言えば治療でないのかもしれない。
本人が勝手に治るんだからなぁ・・・。
見立てが必要でないから、間違いもない。
「生命」に直接応援するだけだ。
(見立ては必要でないけど、体ってヘンなヤツだ。
患部が勝手に訴えてくる。
原因が勝手に観えてくる場合がある。
軽く相手にはするけど、とらわれない事が大切だ)
「みんな、同じなんだ」
佐渡先生の言葉は、簡単で、深い。
(本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間・氣功療法院」