水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
謁見の間に案内されると半円形に席が用意されていた。
我々が着席すると、まもなく法王が現れた。
やや壇上に法王の席がある。
だが、そのまま付き添いの僧に言って席を下ろした。
我々と同じ席に混じってきたのだ。
これほど気さくなのか、と思っていた。
後に、やはり超特別だったと知った。
法王は英語を話せる。
ヒリヤー・和子先生は日常会話が英語だ。
龍村師匠も何とか話せる。
メンバーには通訳が出来る人もいた。
だが、専門用語と微妙な解説だ。
チベット語から英語に通訳する専門の僧がついた。
そこからは、和子先生がほとんど通訳してくれた。
法王を囲む形で話が進んだ。
まず法王の話。
そして和子先生が代表して法王に話す。
それから質疑応答の時間になった。
通常の謁見時間は5分~10分といわれている。
だが、30分の時間をいただいていた。
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謁見日。
本当に法王は瞑想を解いてくれるのか?
それぞれが着替え、法王の館着いても誰もわからない。
しばらく待ち合い室にいた。
それから身体検査。
この館の門番はフランス人だった。
その道のプロが守っているとはいえ、決して厳重とはいえない。
門だって厳重とは、とてもいえない。
某国家暗殺者が本気で攻め込めば、簡単かもしれない。
多分、いままでも暗殺者はあったろう。
だから、一応プロの守衛がいる。
身体検査もそういう目的だ。
プロだから、ある意味簡単だ。
我々のメンバーなど、簡単に見抜いているのだろう。
とはいえ、開放的な法王とチベット国がこれだけ警戒している。
幾度、危ない出来事があったのだろう。
特に某中国やその支援国家からの暗殺者は未だに法王を狙っている。
他の国の元首のように、強面のボディーガードなど引き連れていない。
どこにでも数人の僧達と共に移動する法王だ。
気軽に人前に出てしまう法王だ。
暗殺者達の近くまで、平気で出てしまう。
それでも、現在まで生きている事実。
偉大な何かに守られているのは、間違いないだろう。
幾重ものガードをしていても、某大統領などは襲われるのだから。
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ニューヨーク在住の龍村師匠の実姉、和子先生はインドで合流した。
そして一緒にダラムサラに随行してくれた。
和子先生がいるから法王も便宜をはかってくれたのだろう。
現チベットの恩人として。
そのヒリヤー・和子先生(現在は博士)はエネルギー値が高い。
その為、どうしても迫力が出てしまう。
年齢不詳とはいえ、当時60歳前後だが、見た目も含め30歳代で通る。
何故か私とは相性がいいと思った。
ついに法王との謁見前夜だ。
和子先生と謁見時の質問の整理をしていた。
メンバーから事前に質問を受け付け、その中から選抜していた。
この時点でも、本当に明日謁見が実現できるか確定していない。
私の質問は
人は生まれ変わっても因果の続きを体験するとされている。
それは自分の因果だと仏教では説いている。
だが、その因果は他人の因果ではないか?
というのが趣旨だが、この説明はかなり難しい。
だって他の因果を経験するほうが仏教に即していると思う。
現実にも即していると思う。
だが、だが、その趣旨を説明する、また理解するのは困難だ。
今でも私はこの考えの方が真髄だと思っている。
一般的な仏教解説では、一度も読んだことがないが確信がある。
仏教は理解度により、解説が違うのが当たり前だ。
公での法王の解説も因果は自分のものとしている。
だから、この場でこの質問をするのは微妙なのだ。
それでも和子先生は、最初にぶつけてみよう、と言った。
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7月6日は法王生誕祭だった。
小さなダラムサラのあちこちでも祭りの出し物などがあった。
ある広場では、僧達のアクション付の公開問答。
言葉はわからないが、真剣ながらも開放的な問答だった。
チベット(亡命国)は外国を借りている身だ。
いろいろ不便も圧力もあり、見通しは悪いだろう。
だが、何ともいえない優しさからは不幸の雰囲気はない。
法王が守り、僧達が守り、信頼があるからだろう。
誕生日を挟んで法王は一人冥想に入ってしまうらしい。
10日間だといわれている。
ということは、我々との謁見予定日は冥想中。
さて、どうなるかは誰にもわからない。
法王の行いには、当然誰も口を出せない。
私もあちこち巡り、通常のマニ車や巨大マニ車を回した。
マニ車というのはクルクル回る真言経典。
回すだけで真言を唱えたと同じ効果という便利な代物。
真言が生活の中に楽に溶け込む発明品なのだ。
一応、オン・マニ・ペメフムと言いながら・・・
何とも楽しいものだ。
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クテン師も驚いたろう。
やたらに人前には出ない特別な高僧だ。
チベットを左右する存在だから超丁重な接し方をされてきた。
そ、それが・・・
アイドルのようにオバサン達(し、失礼)に触られるのだ。
周りの僧達もどうしていいのかわからない。
だが、さすがは超大物活仏様。
私達がダラムサラを去る夜に謝礼会を開いた。
そういう席には絶対出ないとされている高僧が出席した。
更に、絶対出ないはずのクテン師が出席された。
事情を知っている添乗員などは驚きっぱなしだ。
あ、ありえない!!!
そして、その時には私もクテン師に握手した・・・
龍村師匠が紹介してくれ、私は握手に氣を送った。
もちろんクテン師は瞬時に感じた。
あなたは、どういう人ですか?
師匠が氣を扱う治療者だと説明してくれた。
私は、クテン師が私の能力を認めてくれただけで満足だった。
その後、やはり、クテン師がそういう場に出席はしない事を知った。
法王からの様々な特別扱いの指示があったとはいえ、やはりありえないらしい。
クテン師自身が、何らかの気まぐれが起きたのだろう。
もう一人の超高僧も気まぐれが起きたのだろう。
それ以外に説明のしようがない出来事だった。
更にアンビリーバボーは続く・・・
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現在のクテン師も活仏として存在している。
数多くの活仏がいるチベットでも超特殊だ。
ある意味法王よりも特殊な活仏様なのだ。
チベット国とそれを統制する法王に神託する立場だ。
法王もチベット国の運命を握るが、表側だ。
(世界の運命も握っているが・・・)
クテン師は裏(秘密)側の最重要活仏なのだ。
そんな最重要な立場の高僧だが、なにしろハンサム。
いいオトコなのだ。
普段は多くの生徒を持つ先生達がツアーのメンバーにいる。
一応先生といわれても、ただのオバサンだ。
私だって先生といわれても、アホなオッサンだ。
国会議員なども先生といわれるが、卑怯なジジィが多い。
活仏に触るなんて失礼なのだが、ただのオバサンには通じない。
ハンサムが近くにいれば、失礼など関係ないのだ。
何故、オトコとオナゴが存在するのか、その影響はどうでるのか。
私は普段先生のオバサンたちがハンサムに群がるのを見て哲学する・・・
幾年も精神を調整するヨガや精神世界を学んでも、そんなものだ。
精進し昇華した久米仙人でさえ、オナゴの裸に負けるのだ。
私だって二十年以上学んでもロクデナシのままだ。
その自覚があるうちは、まぁ、良しとしよう。
幾年も学ぶと、つ、つい自分が進化したと勘違いする。
そうなると、とてもアブナイのだ。
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活仏だから年齢は関係ない。
血筋も関係ない。
現在の法王もそうして選ばれた。
だからこそ、活仏だと認めるには多くの試験がある。
とても厳しい試験だ。
科学的でないから迷信だ、というようなアホの口出せる次元ではない。
そもそも科学的という考えが発展途上なのに結論出せるわけがない。
科学は日進月歩している。
つまり、いつでも発展途上の出来損ないという立場なのだ。
まぁ、そんなモノにとらわれている人達は置いて・・・
先代のネチューン・クテン師は少年の法王と共にチベットを脱出した。
そういう神託があったから、現在も厳しいながらもチベットは存在する。
そうでなければ、冷酷な中国はチベット抹殺に完全成功していた。
ただし、この神託を中継するクテン師の生命はとても負担がかかる。
少しの油断で命を落としてしまうのだ。
年に二度以上は出来ない。
長生きも期待できない活仏なのだ。
そして、先代は亡くなった。
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幾つかの御寺を案内していただいた。
ある寺ではチベット版般若心経を唱っていただいた。
そして、日本版般若心経を紹介した。
五体投地も一緒にさせていただいた。
これら一通りは龍村塾でしてきたから全員できる。
(全員ではないが、まぁ、だいたいできる・・・)
どこに行っても法王からの伝達があったようで特別扱いだった。
そして、特殊なネチューン寺に案内された。
チベット仏教は活仏(生まれ変り)を優先する。
ネチューン神ともいわれる、ネチューン・クテン師にお会いできた。
クテン師はチベット国と歴代ダライラマの運命を握る活仏様だ。
最重要な超特殊であり、秘寺秘仏でもある。
なにしろ寺自体が、特殊であった。
氣を扱う私のような人だけでなくても、その氣を感じる。
中に入っただけで、その氣の濃さに誰でも気づくほどだ。
建てる時から材料や道具、法具、仏典、その他全て。
おそらく真言を媒体にして氣入れしてあるのだろう。
そして毎日の行により、常に守護してある。
すごい、としかいいようのない場だった。
これほどの(いい)氣場は今まで入った事がなかった。
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チベット医学についても講義していただいた。
3元と5属性の考え方はアーユルヴェーダの流れだと思う。
(そうは言ってなかったが・・・)
密教仏教医学が融合しているようだ。
本当の生薬のあり方に感心させられた。
採取する日にち、時間。
何よりも、その植物との対話。
そして双方の納得から採取するのだ。
もちろん、真言は随時唱え波動合わせをする。
更に、採取してからも真言で調和。
それは、丸薬や粉薬になるまで何度も繰り返される。
つまり、単なる成分ではないのだ。
だから、生命に効く。
薬のあるべき姿が、ここにはあった。
検診術もとても深い。
療術を目指す者としても、深すぎて、わからない。
手への触診だけでも2000項目があるとか・・・
これに比べれば、現在の東洋医学の触診など子供か幼児レベル・・・
畏れさえ抱くような、底の深さがここにはあった。
脈と(多分、氣だろう)を診るだけ。
何年前の何月何日頃何が起こっていたかを言う。
ものすごい、微妙な感覚で診る。
今の氣のプロとしての私でも、遥か遠い境地の感覚だ。
私には・・・無理だろう。
その前に、私の治療は診る事を重要視してないけどね。
診ても診なくても、することは同じだから。
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ノルブリンカというチベット歴史博物館を見学した。
チベットにあった嘗ての王宮の名前だ。
大曼荼羅図には、歴代のダライラマも描かれていた。
中心の御神体は男女交合神だ。
これが宇宙の調和の姿であり、仏教の本質。
あらためて、考え、感じ、気づくことがある。
生物、人間には雌雄(男女)がある意味・・・
亡命政府とはいえ多くのチベット人達の国だ。
産業の一つとして、オーダーで曼荼羅図を描いている。
その他にもチベット民族としての伝統産業を生業にしている。
伝統を壊滅させるような某日本のやり方とは大違い・・・
科学や産業が一見発達しても、性根が腐っていてはなぁ・・・
私もダメ人間だが、それほど(政治行政)腐ってはいない・・・
と、一応自負しているけど・・・メクソ、ミミクソかなぁ・・・
本当に、いろいろ、いろいろ、考えさせられてしまう。
ここにいると、マトモという波動が起きてくる。
誰と出会っても笑顔で挨拶がくる。
インドに降り立ってから、道行く人や店の人に笑顔はない。
インド人の心の中はわからないが、我々への笑顔はほとんどない。
だが、チベット人は優しく、はにかみながら、必ず笑顔になる。
なんという優しい気風なのだろう・・・
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