水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

佐渡先生・2

2005-05-16 18:37:09 | Weblog

佐渡先生と故御師匠様の共通点。
差別しないのは人間同士だけじゃかった。
差別しないというより、区別しないのだ。
そんな事はどうでもいいのだ。

佐渡先生は、敵と見方の区別がつかない。
猫やロボットと人間の区別がつかない。
御師匠様も似ていた。
目の前で苦しんでいるなら同じだ。
差別も区別も関係ない。
手を差し出すだけだ。

ワシが初めて出会った94年5月。
故御師匠様の氣功の時間が一日4回あった。
始まると150人ほどいた受講生の中から、
ヘンなモノが出現する人達が幾人もいた。
姿は見えないが、声をだすし、話もする。
本人の意識はあるが、口が勝手に話す。
意識はあるが、勝手に踊りだす人もいる。

故御師匠様は親しみを込めて
「オバケさん」と呼んでいた・・・。
(ある時「オバケはないだろう!」と抗議され、
今は「ヤドカリさん」に変わっている)
嘗て肉体が有ったが、今は無い存在達だ。

有体に言えば・・・死んだ人達。
故御師匠様は、この人達も差別しなかった。
生きている人も死んだ存在も同じだ。
苦しんでいるなら、手を出す。
同じ「氣」で包む。

霊を忌み嫌う人達もいる。
それは、それで勝手にしていい。
ワシだって政治家タイプは嫌いだ。
理屈でウジャウジャ言うタイプもウットウシイ。
嘘つきは面白いと思うが、卑怯者は大嫌いだ。
(嘘を自分の利益の道具にするのが卑怯者。
愉しむ、楽しませるための嘘は、当たり前)

だが、御師匠様の生き様をみて、
ワシは、とても魅力的だと思ったのだ。
なんて「いいかげん」だろう!
ワシもこういう節操の無い人になりたい。
それは、桁外れの「優しさ」だと思った。

霊に対して、脅さない。
といって、丁寧でもない。
全く普通に話している。
自称霊能者は、他の人にはわからない声を聞く。
(だからホンモノとインチキの判断ができない。
この事に関しては、いずれ書こうと思う。
大部分はインチキと勘違いだ。)

御師匠様はそんな曖昧な事はしない。
霊は肉体の声を使って話すのだ。
ワシ等も普通にそのやり取りを聞いていた。
カルチャーショックを受ける人もいたろう。
ワシは祖母の関係で驚くことはなかったが。


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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