水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

貧乏道・4

2005-05-28 19:10:15 | Weblog

「借金も財産の内」
この真意を知らなかった頃。
ワシが貧乏道を歩く前の事だ。
財産があるほうがいい、と思っていた。
固定概念というヤツだ。

財産があっても困らんだろう。
金は多くても邪魔にならんだろう。
うん、そうだよね。
常識のように思い込んでいた。

財産でトラブルのは人間性の問題だと思っていた。
人間を深く観ることが出来なかった頃だ。
(今も深く観れるわけでもないがなぁ・・・。
深く広く複雑さがあるのは知っている。
人も人以外も、その関係も影響も単純じゃない)

ワシは平気で借金をしていた。
つまり、財産を増やしたわけだ。
あの頃、貧乏道をキチンと歩んでいれば、
今の何とも言えない苦労は無かった。
「れば・たら」は何の解決にもならんなぁ・・・。

心や体の病は何とでもなる。
何とかするのがワシの天職だ。
病を消すことは出来る。
体と心の健康を導くのは仕事(ライフワーク)だ。

しかし、金の問題を消すのは苦手だった。
財産関係はワシの不得意分野(世界)なのだ。
健康を深く観ていくと、経済の中に健康はない。
「経済の健康」というのは誰かが勝手に作った造語だ。
健康は幸せに直結しているからだ。
(ここの話は解らない人には解らないよね・・・)

財産はモロモロを重くする。
財産を無くすのは結構大変なのだ。
騙し取られれば、財産が無くなるわけじゃない。
ワシは意識の中の話をしているのだ。
道とは意識の話なんだぜ。

現実の借金は銀行との交渉が付物だ。
返済に余裕の無い者に銀行は冷酷だ。
これはそういう目に会っている人には解るだろう。
銀行員は心に痛手を負わせる事に長けている。
心を傷つけるのを得意としている。
(ヤクザも実際の暴力より心を傷つける)

借金をする側のミスだ。
それはその通りだ。
ワシは銀行の理不尽を責めているのじゃない。
そういうモノだという事実を書いている。
銀行に借金をするのが、愚かなのだ。
予定は狂うものなのだ。
銀行に借りる側が間違っている。
必要な時は、貰ってしまおう・・・。

強い者(金持ち)には弱い。
強い者に弱い者達は、弱い者には残虐になる。
哀しい心の仕組みだ。
政治・行政・経済が強い側に傾くと、国は亡びる。
弱い側に優しくなり、未来は開ける。
(注:これは独善雑記です。ワシらしくなく、今日は感情入り)


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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