「借金も財産の内」
この真意を知らなかった頃。
ワシが貧乏道を歩く前の事だ。
財産があるほうがいい、と思っていた。
固定概念というヤツだ。
財産があっても困らんだろう。
金は多くても邪魔にならんだろう。
うん、そうだよね。
常識のように思い込んでいた。
財産でトラブルのは人間性の問題だと思っていた。
人間を深く観ることが出来なかった頃だ。
(今も深く観れるわけでもないがなぁ・・・。
深く広く複雑さがあるのは知っている。
人も人以外も、その関係も影響も単純じゃない)
ワシは平気で借金をしていた。
つまり、財産を増やしたわけだ。
あの頃、貧乏道をキチンと歩んでいれば、
今の何とも言えない苦労は無かった。
「れば・たら」は何の解決にもならんなぁ・・・。
心や体の病は何とでもなる。
何とかするのがワシの天職だ。
病を消すことは出来る。
体と心の健康を導くのは仕事(ライフワーク)だ。
しかし、金の問題を消すのは苦手だった。
財産関係はワシの不得意分野(世界)なのだ。
健康を深く観ていくと、経済の中に健康はない。
「経済の健康」というのは誰かが勝手に作った造語だ。
健康は幸せに直結しているからだ。
(ここの話は解らない人には解らないよね・・・)
財産はモロモロを重くする。
財産を無くすのは結構大変なのだ。
騙し取られれば、財産が無くなるわけじゃない。
ワシは意識の中の話をしているのだ。
道とは意識の話なんだぜ。
現実の借金は銀行との交渉が付物だ。
返済に余裕の無い者に銀行は冷酷だ。
これはそういう目に会っている人には解るだろう。
銀行員は心に痛手を負わせる事に長けている。
心を傷つけるのを得意としている。
(ヤクザも実際の暴力より心を傷つける)
借金をする側のミスだ。
それはその通りだ。
ワシは銀行の理不尽を責めているのじゃない。
そういうモノだという事実を書いている。
銀行に借金をするのが、愚かなのだ。
予定は狂うものなのだ。
銀行に借りる側が間違っている。
必要な時は、貰ってしまおう・・・。
強い者(金持ち)には弱い。
強い者に弱い者達は、弱い者には残虐になる。
哀しい心の仕組みだ。
政治・行政・経済が強い側に傾くと、国は亡びる。
弱い側に優しくなり、未来は開ける。
(注:これは独善雑記です。ワシらしくなく、今日は感情入り)
(本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間・氣功療法院」