埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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初のペイオフ、終結へ

2014-10-20 09:07:04 | Weblog

去る9/8の日経では、「初のペイオフ、終結へ」と言うタイトルで、日本初のペイオフが事実上終結する。2010年に経営破綻した日本振興銀行の大口預金者に対し、預金保険機構が9月末から弁済を始め、弁済率は累計で58%に上り、当初想定を2倍以上上回り、金額は1人平均180万円前後となる。破綻から4年を経て精算にメドがつく形だ。と報道されました。

 国が保護する1千万円を超える預金を振興銀に預けていた人は、3423人。1000万円を超えた部分の預金額は合計で110億円にのぼる。振興銀行は04年に中小企業専門銀行として開業した。米リーマン危機をきっかけに業績不振に陥り、金融庁検査を忌避したとして刑事事件にも発展した。10年9月に破綻し、国が初のペイオフを発動した。

 債務超過に陥った銀行は、2段階で破綻処理が進み、第1段階は継承銀行を通じて管理する段階で、その次は受け皿への譲渡後に銀行自体を解散し、精算会社の業務を終了するが、2段階は千万超を預けていた大口預金者にいくら返金出来るかが焦点だった。

 今回の弁済は仮払いを含めると3回目で、合計6割に迫る水準となった、返済総額も累計64億円程度になる。金融庁幹部は「ペイオフ終結へ最終段階だ」と言う。これにより初のペイオフに区切りがついてもペイオフ制度は1000万のままつづいているので、金融機関全体で年6000億円程度支払っている保険料を来年から約2000億円に引き下げるなどと言わずにそのまま続け、全額保証が出来るよう米国を見習って努力をして貰いたいものです

金融機関が他人から預かったお金は、全額返すの当たり前だと思うのです。

(株)市川不動産

 

 


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