事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント? 冷たい妻篇

2019-11-11 | 食・レシピ

最後の県庁~まるぶん篇はこちら

えーと、今回は特別編です。おいしいお店を紹介するというコンセプトはとうの昔に捨てているのはお察しの通りですけど、今回は名前も出しません。

わたしにも罪はある。いつもいつもおなじみの店にばかり行くので、妻は少し切れていたのかもしれない。

「もっと冒険するべきなんじゃないかしら」

「うーん。じゃあここにする?」

「いいわよ。お勉強よ」

店員さんの応対も最高。お客さんもけっこう入っている。妻はお会計のときに

「ごちそうさま」

とにっこり笑っている。ところが外に出てクルマに乗ると、やはりにっこり笑って

「お勉強になったわね。もう来ないでしょ?

こええよ。

 冬が来る前に篇につづく

 

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「Iの悲劇」 米澤穂信著 文藝春秋

2019-11-11 | ミステリ

住民がいなくなった地域に、都会から人を呼び込んで甦らせようという仕事を“押しつけられた”公務員たち。田舎暮らしにあこがれる候補者たちは、しかし次々にこの土地を離れることになる……。

能天気な都会人を米澤(岐阜県出身)は断罪しているわけではない。主人公の弟の主張する「都会に住むほうが絶対に合理的なのに」という理屈にも説得力がある。

「Iの悲劇」の妙味はここに。しかしミステリとして雑味が多いのかなとも。読み終えて、いつもの米澤穂信作品にある幸福感が少ないのも残念でした。狙いがそこにはないことを承知しながら、わたしはどうしても彼に期待してしまう。まるで田舎暮らしがパラダイスであるかのようなファンの思い入れですけど。

地方公務員として、あまりに身につまされたってこともあるでしょうけどね(笑)。住民が点在すれば、除雪ひとつとってもコストがいきなり増大するもんなあ(遠い目)。

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