事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

隠れ教育費 解答篇その3 学級費

2019-11-21 | 受験・学校

粉雪 / レミオロメン (ピアノ、女性が歌う) Uru

解答篇その2「調味料篇」はこちら

ヤナギサワは「学級費は一律徴収金の王様」と表現している。確かに。この本で紹介されているのは、生活科で収穫したさつまいもで焼き芋パーティをするために、学級費を使って担任がイモを買い足し、収穫量をねつ造した例(^o^)。

話は違うけれども、娘が通っていた小学校はグランド近くに畑を借りていて、学年ごとに作物を植えていた。娘の学年もさつまいもを植えたんだけど、もののみごとに失敗。急いでじゃがいもをわたしも含めたPTA役員たちが植えた経験がある。

にしてもおかしいと思わなかったのか。さつまいもを植えたのにじゃがいもが穫れたんだよ(笑)。収穫量のねつ造などかわいいものです。

そう、ここまでの話はまだかわいいものだった。次回からはもっとヘビーなお話になります。制服とか。お楽しみに。

本日の1曲もUru。「粉雪」はねえ、うちの学校の放送委員会が真夏に流して担当から思いっきり怒られてました(笑)

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「みかんとひよどり」 近藤史恵著 角川書店

2019-11-21 | ミステリ

メルヘンのようなタイトルだけれど、蜜柑をたっぷり食べたヒヨドリが実に美味しいというジビエ(狩猟肉)のお話。男ふたりがベストマッチであることを象徴したタイトルだろう。

ある才能を持ちながら、どこかで自分に見切りをつけている男たち。

かたや人里離れた陋屋で狩猟で食べる大男。かたやフレンチのシェフとして優秀なのに、商売がうまくいかないアマチュアハンター。

彼らが組んで、ジビエレストランとして向上していく……というような展開にはならない。動物を食べるということの罪深さ、駆逐する動物へ感謝する行動としての料理……読ませます。チキンさえ食べることができないわたしですら、ジビエ料理は美味しそうだと思えますもの。

もっとも、野生の肉は実に危険な存在で、よほど心してかからないと虫や病原菌にやられてしまうとか、日本で駆除される鹿のほとんどは食べられずに終わっているとか、ダークな部分がしっかり描かれているからこそのすばらしい後味。

近藤史恵は、自転車にしても料理にしてもお掃除!にしても、業界のディープなところをうまくつかんでるなあ。人間は、ビーフとポークとチキンだけを食べるようになったから弱っているという意見にわたしも賛成。あ、おれはチキンもダメだからこんなにグダグダなのかしら。

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