①9月28日9時の天気図 日本気象予報士会HPより引用
②9月28日9時の日本付近レーダーアメダス解析雨量図 気象庁HPより引用
28日は、寒冷前線が北日本から本州上を南下中です。
本ブログで、何度か紹介しましたように、夏季(といっても、今、夏季といえますかね?まあ、太平洋高気圧の勢力下に、関東以西は入っていますので、夏季といえそうですね。)前線が北から南下する場合、当該前線付近では、強い雨や雷が発生しやすい と書きました。
今回も同様で、引用図②より、寒冷前線周辺では、雷を伴なった強い雨が降っており、28日11時現在、新潟県や石川県の一部には、大雨警報や洪水警報が発表されています。
一方、寒冷前線の南側には、真夏並みの暖気が入り込み、関東以西の各地では軒並み、気温が30℃を超えています。特に静岡県静岡市周辺で気温が上昇し、静岡では28日12時に、33・9℃の気温を観測しています。猛暑日を観測しそうな勢いですね。(※この、静岡の高温については、本ブログ 本年4月1日の記事を参照ください。高温のメカニズムを紹介していますが、このメカニズムと今回の高温はまったく同じですね。)
さて、この寒冷前線は、28日の夜にはどうなるでしょうか?
③9月28日21時の予想天気図 気象庁HPより引用
寒冷前線はさらに本州上を南下して、28日21時には、引用図③より、本州南岸に達する予想です。
引用図にはありませんが、この寒冷前線の北側には、冷たい空気がどっと流れ込んできています。
これから寒冷前線が通過する地域(特に、北陸や甲信、東海地方や、関東北部」など)では、雷を伴なった強い雨に注意が必要です。中でも、甲信や東海地方周辺では、中部山岳の地形的特性で、当該寒冷前線通過時から局地的に低気圧(通常の天気図には、うまく表現されないかもしれませんが)が発生することが考えられますので、とりわけ、雨量が多くなる恐れがあります。
関東地方では、前線通過直後から、東海上からの湿った気流(北東気流)が入り込み、ぐっと気温が降下するでしょうね。風邪など引かないように!
昨日(28日)とは一転して、東京もずいぶんと涼しくなってしまいましたね。
信州出身の私としてはやっと過ごしやすい陽気になったとも言えますけど、夏が急に終わってしまったみたいで寂しい限りです。
いや、嘘です。東京の夏はもう経験しなくてもいいです。来年の夏が来る前に信州へ帰ります。(笑)
直接お会いする機会は無くなりましたが、またこちらのブログへはお邪魔させていただきますね。
では。
28日はアドバイスありがとうございました。
おにいさんのおっしゃるように、私の担当した羽田発青森便は、二段構えの前線に直面し、少々揺れましたね。高度が上がっていたぶん、二段構えの後の部分とおもわれる箇所(東北地方中部上空だったですかね)で、少々、上下に揺れがありました。
これからも、いろいろアドバイスよろしくお願いいたします。
失礼しました。また、お遊びにきてください。
情報ありがとうございます。なるほど。といった感じですね。
これからも、どんどん コメントくださいね。