カノウおにいさんの気象・地震再発見

気象や地震についての目からうろこが出る話全集です。
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冬型強まる 西日本各地で初雪 青森県の一部に大雪警報

2008-11-19 23:57:23 | インポート

①11月19日21時の天気図 気象庁HPより引用

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②11月19日21時の日本付近雲画像図(赤外画像で拡大版) 気象庁HPより引用

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③11月20日9時の予想天気図 気象庁HPより引用

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11月19日は、冬型気圧配置が強まり 本州付近の上空には真冬並みの強い寒気が流れ込んできました。

このため、各地で、初雪や初氷、初霜などの冬の便りが相次ぎました。

広島など、西日本の平野部でも初雪を観測しましたし、関東地方の宇都宮や前橋では、初氷や初霜を観測しました。

引用図にはありませんが、平野部で大雪の目安となる上空550m付近の-36℃の等温線は、東北地方周辺まで南下し、青森県の山間部では、19日23時現在、24時間降雪量が40cmを超えている箇所もあります。

19日23時現在、青森県津軽地方の一部には、大雪警報が出されています。

ただ、引用図①と③を比較すると、今回の強いい冬型気圧配置も、次第に西から緩んできています。が、冬型気圧配置が強まってピークを迎えた直後、地表付近では朝方もっとも冷え込むものです。

あす11月20日朝方は、19日より一層冷え込むことが予想されます。暖かくしてお休みを!