ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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青山の麺屋武蔵のつけ麺は、噂に違わず、流石であった。<★★★★☆>

2007年08月29日 02時18分02秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
ラーメン関連の雑誌等でも誉れ高い、麺屋武蔵。青山の店も場所は知っていたが、有名店でそれなりに人気があると思うと、帰って足が向かないへそ曲がりの私である。が、有名だから行かない、というのは、有名だから行く、というのと、原理的には同じであって、有名というファクターに正または負の重きを置いているということになる、それは、面白くない。ミーハーと逆ミーハーは、いずれもミーハーなのだ。

ということで、邪念と偏見を払い出掛けてみたが、いや、お見事。ご立派。しっかりとした信念のある、志の高いつけ麺であった。今はやりのつけ麺のように、いたずらに魚介の香りも強くない、バランスに優れた上品な(しかしやや濃いめ)黒いがかったスープと、太めで固め、しかし妙なプリプリ感はない、実直な麺。これは、なかなか見識があるつけ麺であった。好き嫌いでいえば、正直言って麺はちょっと太すぎ、固すぎのきらいがあるが、かなり真面目に、いいつけ麺を作っていると言うだけで、蓋し希な存在といえるだろう。

キレイに食べ終わってみると、そこには武蔵と小次郎が闘う絵が描かれていた。小次郎とは、ライバル店なのか、それとも怠けに象徴される内なる敵の何かか、単に面白いから書いてあるだけなのか。ただ味に「勝負」をかけていることは清々しい事実である。また近いうちにでかけてみよう、こんどは美味しかった焼き豚を満載したチャーシューつけ麺に、挑戦する予定。






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