ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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『起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』における成功の定義

2009年07月07日 14時50分30秒 | 覚えておくべき数字 Numbers to Remember
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
勝間 和代
ダイヤモンド社

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『起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』における成功の定義。

これは非常に重要だ。


「起きていることはすべて正しい」とは、身近なモノを活用し成功する考え方だが、「成功」というコトバが、引っかかることがある。違和感がある場合がある。

しかし、この本が定義した成功は、わかりやすい。


成功とは、自分の能力を最大限に発揮することで、
周りの助力を得ながら、
自分の好きなことを達成し、
それで他人に貢献できること。


ほら、ものすごくわかりやすいですね。


『ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書)』を読む

2009年07月07日 13時16分23秒 | レバレッジリーディング
ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書)
坂村 健
岩波書店

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ちょっと暇だったんですが。

急遽、プレゼンの仕事が入り、超特急付け焼き刃で、ユビキタスを勉強したので、そのメモを記しておきます。


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●ユビキタスとは。

ubiquitous。
神は遍在する、という神学用語。ubiquitous computingで遍在するコンピュータ。どこでもコンピュータ。
インターネットというインフラのイノベーションの次は、ユビキタスがくる、と思われる。

社会の効率化を実現する、技術であり、制度でもある。

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●ユビキタスを可能にするのは
ICタグ。128bit、一兆日、一兆種類のものを、一兆人がつけつづけられる。事実上無限。
ucode(ユーコード)ユビキダスコード。
コードがだぶらないように一元管理する仕組みが必要。
→これは、技術の問題というよりも、制度の問題。
運用も含めて。

RFIDタグ。Radio Frequency ID Tag。非接触。
→アクティブは30メートル~40メートル。リチウム電池を使う。精度は高い難点は高価。
→パッシブは数メートル。安価。

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●ネットワークの外部化

バーコードとどう違うか。

ユビキダスIDは無色透明の識別子。認証を受けるとそれぞれが各情報サーバにアクセスする。

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●世界を記述するという試みでもある。

モノ、ヒト、空間にICタグを。
現実の空間を電子的に記述する、という試みとも言える。

トレーサビリティ。(追跡ができるという話)

薬、食品、住宅、公共施設。
個人での活用も可能。
状況をコンテクストで。

GPSと組み合わせることも。
GPSとは、「Grobal Positioning System」

場所の使い方。
自立移動支援プロジェクト
→銀座
→東京ミッドタウン
などですでに実施。

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●技術だけでなく、制度であり、政治の問題でもある。

インフラのイノベーション。
イノベーション25(日本の施策)
パルシミーノ・レポート(アメリカの施策)