ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

夏だっ!尾瀬に行こう♪:暑い! 熱い!

2012年09月13日 22時40分08秒 | Weblog

尾瀬小屋に到着すると、髭を生やした方が売店におり「お疲れ様でした!」と声を掛けてくれた。
この人「Kさん」と言って、尾瀬小屋のスタッフ。
通称「ようにい」さんだ。
(写真では小さくしか写っていなくてわかりにくいが、オレンジ色っぽいスボンをはいている人)
早速、先ほどの「水の音」の話をすると「熊ですね。間違いないですよ。」
二人で顔を見合わせ、ぞぉ~(汗)

受付を済ませ、昼食をと思ったのだが、受付のすぐ横には、すご~~~く良く冷えたビールが♪・・・
「どうぞ私を飲んでください!」  m(_ _)m
と言っているのがわかる。
それじゃぁ遠慮無くいただきますね♪


普段は昼間から酒を飲むことなどめったにない自分なのだが、今日ばかりは「水」の様に一気飲みだった。

昼食はサンドウィッチとおにぎりだが、あまりの発汗量にしょっぱいものが欲しくてしかたがなかった。
外でお湯を沸かし中華スープを飲もうとしたのだが、湯が沸いた後、バーナーとコッヘルとを一緒に持ってこようとし、誤ってバーナーの「ごとく」に右手親指を触れてしまった。
「熱っーーー!」と言った時にはすでに火傷。
幅は数ミリ程度だが、長さ6㎝ほどの線状に火傷を負ってしまった。
「やっちゃったなぁ。この暑さでこの熱さかぁ・・・。」
しかしここは尾瀬。
天然の冷たい水が蛇口をひねれば出てくる。
10分程超冷たい水に患部を当て、その場をしのいだ。
ややズキズキ感は残ったが、竜宮方面へ歩き始めた頃には痛みは治まってくれた。


女房と一緒に写真を撮るなど、女房が登山(ハイキング程度ね)を始めてからだろうか。
結婚間もない頃までは当たり前のようにツーショットだったが、この20年間は覚えがない(笑)。

「竜宮までは30分くらいだけど、日陰は期待しない方がいいよ。」
それでも大きな荷物は尾瀬小屋にデポしてきたことで、女房はほぼ手ぶら。
水、エマージェンシーギア、二人分のレインウェアなどは、すべて自分のアタックザックに入れてある。(まぁ仕方あるまいか・・・)

この南北のルート。
北に燧ヶ岳、南に至仏山と、尾瀬を代表する山に挟まれるように一本通っている。

尾瀬を象徴する風景のひとつだろう。

全く風もなく暑いことは暑い。
しかし、初めて訪れたこの静寂の地は、自分の期待を遥かに上回る地だった。
「尾瀬なんてただ歩くだけでつまらない」
長い年月そう決めつけ、足を向けようとはしなかった。
その一方的な思いを、あまりにも心地よく裏切ってくれたのだ。
「もっと早く来ればよかったなぁ・・・。」
しみじみと思える静寂の地だ。

竜宮小屋の手前に小さな林があり、唯一の木陰となっていた。
「少し休むか?」
と聞く前に、すでに木道に座り込んでいた(笑)。


「水芭蕉」は写真でしか見たことがない。
もちろん、あの白い水芭蕉だ。
だからこれが水芭蕉であることなどまったくわからなかった。
つまりこれは、成長しきった水芭蕉だ。
この写真のものはまだ小さい方であって、もっと成長しきった大きく長い葉のものがいたる所にあった。
「水芭蕉」というよりは、子供の頃「ウルトラQ」や「ウルトラマン」で見た「吸血植物」のように見えたのは自分だけだろうか(笑)。


「竜宮十字路」では多くのハイカー達が休憩していた。
暑さに中にも、じめじめした暑さとは違うどこか高原ぽさを感じる。

「あぁ~ビール飲みたい!」
「またぁ? そんなに飲めないくせに(笑)。」
「夕食の時、飲んでもいい?」
「はいはい、どうぞ (-_-) 」
そんな会話をしながら竜宮十字路を去り、尾瀬小屋へと向かった。

夕食の前には風呂に入れる。
さっぱりしてからビールじゃぁ~!

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2 コメント

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夏のような秋のような (ROOKIE)
2012-09-15 23:57:04
TAKAさんの青にオクサマの赤、お似合いのカップルですね。
(^_^)
そういえば、うちも嫁とのツーショットなんて記憶にありません。(笑)

暑い時のビール、たまらないですよね~ しかし富山は今日も33度でした。9月中旬なのに真夏と変わりません。
(^。^;)フウ
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意図的かも(笑)・・・ (FZ-TAKA)
2012-09-17 19:39:46
実は昨日から一泊でまたまた尾瀬に行ってきました。
二日目(今日)はあいにくの天候で、予定していた「至仏山」への登頂は諦めました。
下山した人達と途中のルートで合流しましたが、あまりの強風で稜線上において転倒者が続出していたそうです。

女房の「赤シャツ」は、たぶん私に対しての対抗意識かも知れないですね(笑)。
青系の服はは間違いなく極端に少ないです。

栃木もまだまだ残暑が厳しく30℃越えが続いてます。
3000メートルの世界で涼しくなりたいです。
(と言うより寒いかも・・・)
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