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2022 7/9の拝観報告2(仁和寺 京の夏の旅)


写真は、御影堂。

大覚寺を出て、車で一条通を東へ。
きぬかけの道から、10:00にやって来たのが仁和寺です。
最近よく来ている気がします(2021/11/202022/1/182022/5/29)w

今回はもちろん京の夏の旅。
こちらは駐車場から入って左手の本坊と右手で中門から奥、特別公開の金堂御影堂は別扱い。
通常拝観料は不要ですが、金堂と御影堂で800円です。
メインはもちろん御影堂内部。
御影堂は通常でも外陣までは入れますが、内陣、内々陣は真っ暗です。
また6/15の宗祖誕生会でも開放はされますが、内々陣の奥には入れません。
そういう点でも今回は内々陣まで入れて、間近で仁和寺第2世 性信親王像、中央の弘法大師像、仁和寺第1世 寛平法皇(宇多法皇)像 にお参りできたのは良かったです。

そして金堂はいつもの特別公開通り。
一応最奥には光孝天皇像と説明書きはありましたが、最奥にあるお像そのものは全く見えませんでしたねw

10:25頃にこちらを出ました。

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2022 7/9の拝観報告1(大覚寺 京の夏の旅)


写真は、霊宝館。

土曜日です。
この日から京の夏の旅が始まります。
当初は午前中に京の夏の旅をまわって終わりかと思っていたのですが、
午後に1件予約が後から入りました。
そしてその間、時間的にも立地的にもその間で食事をすることにしました。

まずは8:30頃に車で自宅を出ます。
9:00頃に到着したのが、大覚寺
車で行ったので、駐車場代に500円。
大覚寺の通常拝観料で500円。
そして夏の旅の霊宝館へ。
9:15からオープンなので少し待ちましたが、若い女性を中心に20人ぐらい待っていました。
さらに霊宝館で500円。
メインは義経も所持した源氏の太刀 薄緑(膝丸)です。
太刀1本見るのにこれだけのコスト掛けてますw
その外にはいつもの重文仏と宸殿の襖絵 柳燕図(重文)や後宇多法皇像(重文)などです。
後宇多天皇、亀山法皇といえば、元寇ですね。

霊宝館を出て一応他もまわりますw
五大堂に皆さん入っていかれ、並ばれているので見たら、髭切&膝丸の御朱印があるんですね~~~。
いろいろ考えるものだと思いましたw
今やキリスト教のハリストス教会も「御朱印」出してますもんねw

さらに今は正宸殿や霊明殿は拝観ルート外になっています。

9:40頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2022 7/8の拝観報告4 最終(パビリオンコート 大阪よみうり文化センター 関西洋館ノスタルジー)

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写真は、最上階のダイアナ。

身余堂を出て、コインパーキングに戻ります。
皆さん午後の方も参加なので、一緒に移動します。
Tさんはいつも通り自転車移動なので、至誠館さん、いざ 上洛さん、あきさらささん、Kさんと僕の5人、僕の車で移動します。

青蓮院門跡の隣のコインパーキングに13:00頃に到着。
午後の講座は13:30に東山駅集合でしたので、まだちょっと時間がありました。
そこで近くのカフェ あるぺんローズでキーマカレーのランチを頂きました。

そして東山駅へ。
午後の方が参加者が多かったです。
こちらは1講座受講で3,680円です。
古川商店街や裏道経由でパビリオンコートへ。
本来はホテルニュー淡路が今後改装して高級ホテルにする鳴滝寮を訪問する予定でした。
しかし工期が早まったとのことで、急遽パビリオンコートに行き先が変更になりました。
結果、パビリオンコートも良かったですが、鳴滝寮にも行きたかったですね。

さてパビリオンコートです。
14:00頃からスタート。
表は和風ですが、奥はレンガ造鉄筋コンクリートの洋館です。
斜面に建っているので、実は入ったのが2階。
2階の奥は教会のようなカメリア。
階下に1階のセラー、そして上階に3階のダイアナがあります。

レンガの趣をそのまま残したのがいですね。
広い空間を仕切らずにそのまま使っているのも開放感が増します。
また社長さんがパビリオンコートの案内DVDも見せて下さったので、歴史もよく分かりました。
ほぼ結婚式での使用が多いようなので、なかなか訪問する機会がなかったです。

また内部の詳細は今後の本編で掲載予定です。
15:20頃に終了し、仕事の会議へと向かいました。

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2022 7/8の拝観報告3(身余堂(保田與重郎邸) 関西建築遺産を訪ねる 朝日カルチャーセンター)

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写真は、表門。

10:20頃に同志社女子大学を出て、至誠館さんといざ 上洛さんと共に車で西へ。
国道162号線沿い、宇多野駅から少し南にあるコインパーキングに駐車し、10:50頃にやって来たのが嵐電の鳴滝駅。
この日は朝日カルチャーセンターの「関西建築遺産を訪ねる」でした。
今回は身余堂
昭和の文学者 保田與重郎(やすだよじゅうろう)の旧宅です。
今回が2回目で、前回は2020/2/14に開催された大阪よみうり文化センター 関西の洋館ノスタルジーで来ています。
両講座は同日午前午後で京都華頂大学の川島先生がされているので、表裏一体ですw
もちろんこの日もそうです。
講座は1回参加で3,850円です。

参加者は25名程度で、アマ会ではあきさらささん、Tさん、Kさんもおられました。
鳴滝駅から徒歩で移動。

表門からまずは広間に入り、管理されている方からお話。
そして順に終夜亭を見学。
残りは主婦室、食堂やお庭を自由に見学。

以前がそれほど前でもなかったので、記憶通りでした。
でもなかなか拝見の機会がないところですので、貴重な経験でした。 
ただ、この講座の途中であの安倍元首相の事件が発生し、少しざわっとしました。
個人的に応援していた政治家でしたので、ちょっと落ち着かなくなったのが残念でした。

12:30頃に解散となり、午後の大阪よみうり文化センター 関西の洋館ノスタルジーの方へと移動しました。
 
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2022 7/8の拝観報告2(同志社女子大学史料センター ジェームス館 スタークウェザーと山本覚馬)


写真は、ジェームズ館の階段。

今出川御門を出て、10:00前にやって来たのが同志社女子大学です。
こちらの門前で至誠館さん、いざ 上洛さんと合流。
10:00から同大学内にあるジェームス館での展示「スタークウェザーと山本覚馬」を観に来ました。
こちらは2021/11/19から開催しており、7/29までです。
時間は10:00~16:00で、基本月~金と週末は休館です。
しかし7/18(月祝)は開館です。

正門右手の守衛室に声をかけて、臨時入館証を頂きます。
正面にあるのが栄光館。
この栄光館の左手にあるのがジェームス館です。
武田吾一設計の国の登録有形文化財です。

外観を見ると縦に細長い窓にバルコニー。
離れてみると正面の屋根の上にはドーマー窓もあります。

中に入ります。
正面の目屋を抜けると東西に廊下が貫きます。
各部屋中が覗けますが、天井は同じ仕様です。
意匠を簡素化した折上天井に、米松板張。
白い漆喰との色の対比もきれいです。
左手奥が展示室。
山本覚馬自身の関係の資料の他、西周、槇村正直など関係した人々の写真や資料もありました。
建物もじっくり拝見して、10:15頃にこちらを出ました。
 
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2022 7/8の拝観報告1(京都御苑 桂宮邸跡)


写真は、整備された桂宮邸跡。

金曜日ですが、夕方の会議までお休みを頂きました。
車で自宅を出て、寺町今出川周辺のコインパーキングに駐車します。

9:30頃にやって来たのが、桂宮邸跡です。
今年の5/20から京都御苑内の施設が整備され、京都御苑情報館、近衛邸跡休憩所、清和院休憩所と桂宮邸跡がオープンしました。
京都御苑情報館は中立売休憩所の前にデジタルの案内所を開設。
近衛邸跡休憩所は近衛邸跡や隣の桂宮邸跡の案内や、笹屋伊織のお店が入っています。
清和院休憩所は事実上、京都迎賓館の受付施設。

そして今回行ったのが、桂宮邸跡です。
こちらはかつて桂宮邸がこちらにあったのですが、
以前から今出川御門を入ってすぐ左手(東)に桂宮邸の御門があるので、
そっち側かなと思いきや、今回整備されたのはもっと奥、つまり東側です。
そして入口は南側になります。
現地的にわかりやすく言うと、中山邸跡の左手奥に入口があります。
ただ現地には何の案内もないので、知らないと「何かきれいになった新しい場所がある」ぐらいの感じでしょう。

中に入ると散策路があり、敷地の南側に庭園の跡が残っています。
庭園を構成する石や石橋など。
そして中央から北側は邸宅の間取りが地面にバミってあります。

ではその上物はどうなったのか?
ご存じの方も多いでしょう、あの二条城の本丸御殿は桂宮家の御殿が移築されたんですよね。
こちらも現在耐震工事中で、あと数年で改修が完了し公開さえれるようです。
この日は時間がなかったのでこちらだけでしたが、また残りの3施設も立ち寄ってみたいです。

9:50頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2022 7/3の観劇報告(松竹座 七月大歌舞伎)

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写真は、松竹座の玄関。

さて日曜日です。
この日は、年に2回の歌舞伎鑑賞w

7/3(日)~7/24(日)までの日程で、大阪松竹座での七月大歌舞伎です。
しかし7/10(日)~7/24(日)までは、大相撲名古屋場所があるので避けたいところw
なので今回は初日の昼の部になりましたw

9:30頃に自宅を出て、10:40頃になんば着。
お昼はいつもの串カツだるまの道頓堀店(11:00開店)に並びます。
既に20組ぐらいいましたが、この後20分で列はさらに伸びていました。

11:00から食事。
もうセットではなく、好きなものをアラカルトで注文します。
11:30頃に食事を終えて、松竹座へ。
近いのでいいですね。

今回の席は一等席7列14番。
やっぱり近いと臨場感が違います。
これだから松竹歌舞伎会はヤメレません。

12:00開演。
まずは「八重桐廓噺 嫗山姥(こもちやまんば)」。
かつては傾城であった荻野屋八重桐(片岡孝太郎)は、通りがかった館の前で、自分の夫であった坂田蔵人時行(松本幸四郎)の歌を耳にします。
館に招き入れられた八重桐は、人々のなかにいる煙草屋に扮した時行でした。八重桐は、時行にあてつけるように廓での痴話喧嘩の様子を語ります。
ここが近松門左衛門が、実在した上方歌舞伎の名女形をモデルに「しゃべり」を取り入れたシーンです。
やがて親の敵討ちのために家を出たのだと明かす時行に、八重桐はその敵は時行の妹の白菊(中村壱太郎)が討ったと伝えます。
これを恥じた時行が申し訳のため切腹をすると、その魂が八重桐の体内に宿り、館の沢瀉姫(片岡千之助)を奪いに来た太田十郎たちを難なく蹴散らすというお話。

孝太郎さんのしゃべりの部分が見せ場で、中村壱太郎さんも相変わらずきれいでした。
時行が八重桐に乗り移るので、女形でのにらみは新鮮でしたし、ビシッと決まっていて爽快でした。
12:55に終了し、休憩。

13:25からは「浮かれ心中」です。
これは完全にコメディー。
大店伊勢屋の若旦那の栄次郎(中村勘九郎)は戯作者になろうと決意し、世間の注目を集めようとします。
話題づくりのために、番頭の吾平(中村扇雀)の心配をよそに、自ら親に申し出て勘当を受け、顔を見たこともない長屋の娘おすず(中村七之助)と婚礼を挙げます。
仲人役の太助(松本幸四郎)が廓で捕まって帰って来ないので大騒ぎとなりますが、無事におすずと夫婦になった栄次郎。
本来は話題作りのため形だけの婚礼で1年で離縁する予定だったのに、おずすに一目ぼれするあたりも目出度い栄次郎です。
しかし自らの書き下ろした絵草紙が評判にならず、尚も吉原の花魁の帚木(ははきぎ 中村七之助 二役)を身請けしたり、手鎖の刑を受けようと役人の佐野準之助(中村亀鶴)に頼み込んだりします。
そんな栄次郎の様子を見て、父の太右衛門(中村鴈治郎)は呆れるばかり。
栄次郎は帚木と心中のふりをしてさらなる話題づくりを狙いますが、帚木の情夫である文七が本当の心中と勘違いし、2人を刺します。
死んじゃう栄次郎、一命を取りとめる帚木。
死んで宙乗りになった栄次郎は、死んでから本が売れるという事態に複雑な思いをしながら、また脳天気に明るく2階へと消えていきます。

勘九郎さん、関西では初めての宙乗りだったそう。
もう最初から最後まで笑わしにきますw
途中で鴈治郎さんが呆れて襖を勢いよく開けて退場しようとしたら、背後の舞台セットがなく舞台裏が丸見えになるハプニングも。
そしたら幸四郎さんが、「これはいかん」とアドリブで立ちふさがって隠したり、勘九郎さんは「うちの裏はこんなになってるんだねぇ~~」とツッコんだり。とにかく笑えればいいんですねw
栄次郎の憎めないバカさが傑作ですし、勘九郎さんが非常にマッチして演じられていましたね。
勘三郎さんも喜んでおられるでしょう。

15:15に終了し、この日は帰宅しました。

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2022 7/2の拝観報告2 最終(清風荘 お香作りから考える国際開発)

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写真は、清風荘の表門。

白沙村荘を出て、市バスで百萬遍へ。
13:00頃にやって来たのが、京大の清風荘です。

この日はアマ会のあいるさんに教えて頂いた「お香作りから考える国際開発」に参加しました。
京大大学院の思修館の国際開発研究会と山田松香木店の共同主催。
茶道体験、匂い袋作りと聞香体験、ディスカッションで2,500円でした。

久しぶりの清風荘。
玄関で受付をして、離れの1階が待合でした。
参加者を3班に分けて茶道体験。
当初席は離れの2階で庭園を遠望しながら行う予定だったそうですが、
クーラーがなく猛暑ではムリ。
ということで、玄関を入ってすぐの主屋の西棟でした。
体験なんで堅苦しいことはなし。
老松の涼し気なお菓子を頂きました。

そしてお香の会場もこちらでしたので、即座に会場設営の入れ替えをしておられました。
その間はまた離れの1階で待つのですが、待っている間に離れの2階も初めて見学できたのでよかったです。

14:10頃から匂い袋作り。
匂い袋なので香原料となるのは、常温でも香りのある白檀、丁字、桂皮、大茴香、龍脳、甘松、山奈や藿香を調合して作ります。
まずはベースの香りを作るため、山田松香木店の方の指示通りにそれぞれを調合します。
そして最後に個々に好きな香原料を好きなだけ足してオリジナリティーを出します。
いろいろ足すと匂いが少しずつ変わるのですが、もうどこがゴールか分からなくなりますw
これを匂い袋に入れて完了。

そして次は聞香。
今は電気の香炉があるんですね。
電気で中心が熱くなって香原料が香ります。
5種類ぐらい試しました。
源氏香についても説明がありました。

そして最後です。
京大の大学院主催なので、このままユル~くは返してくれませんw
お香から学ぶ国際開発という題で、4題の簡単なプレゼンがありました。
お香の、特に原料調達に関する国際的な問題についてです。
お香の原料はほぼ100%を輸入に頼っており、年々需要が国際的に増えている。
その中で香原料を取集する労働者はコーヒー豆のように搾取されているよな実態があることや、そもそもそういう正規ルートではなく違法伐採も横行している現状があるなど。
そういう問題点をどう克服して、これからもお香文化をサステナブルにしていくのか?を討論するという壮大なテーマでした。

まあ僕も自分なりにいろいろ考えて発言しましたが、当初は大人しかった京大の院生さんがしっかり自分の意見を主張されたのはさすがでしたね。
それと今回反省したのは、大人になると意見でもなんでも「形にしてから出す」ようになりますよね。
体裁とか、自分の面子とか、教養が試されると身構えるのでしょうか。
しかし院生の彼らは「思ったことを思ったまま出し」てくるですよね。
でも前向きなディベートなら、纏めたものじゃなく部品だけ提示しても、その部品が他者のヒントになったりするでしょう。
本当はそれでもいい、いやその方がいいんじゃないかと改めて気づかされました。
大人になり過ぎるのも問題ですねw

16:30頃にディスカッションも終わり、帰る前に庭園へ。
露地の方から芝生の池泉式の方へ。
ある程度の人数の公開だと、池の向こうには行けないように結界があるのですが、今回は池の裏側にも初回以来行けてよかったです。

16:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2022 7/2の拝観報告1(白沙村荘 主屋座敷 ランチ)

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写真は、主屋の玄関。

7月最初の土曜日です。
この日は午後から予約した件があったので、その前に1つ付属させることにしました。
きっかけは、6/4に京都園芸倶楽部白沙村荘に久しぶりにお邪魔しました。
その際に頂いたパンフレットに、「事前予約で、主屋の瑞米山の広間で食事が頂ける」とありました。
早速、アマ会のKさん、Tさん、あきさらささんに報告すると、皆さん興味ありでしたので、この日のお昼に予約しました。

食事はランチは税別で4,000円、6,000円、8000円とあり、別途入館料1,300円が必要です。
今回は4,000円のコースでしたので、4,400円+1,300円=5,700円でした。

11:00に門前で集合し、早速主屋へ。
門を入って正面の参観受付の左手をちょっと進んだすぐ右手の玄関から中に入ります。

     
 

広間の中は撮影禁止でしたが、主屋の広間の中については本編に追記しています。
お食事は上記の写真のような感じ。
八寸、炊き合わせ、おぼろ豆腐、てんぷら、ご飯にお菓子と
いずれも美味しかったですし、4000円にしては十分な内容でした。
12:00頃まで食事をして、以降は庭園へ。

この日は小間の憩寂庵の躙口は閉まっていましたね。
全体を散策して、僕は12:40頃にこちらを出ました。

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八千代2(旧上田秋成邸) 本館(南禅寺別荘群散策24)

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写真は、本館 菊の間。

通常のランチは左手の建物ですが、「一組あたり税、サービス料なしで3万円」の食事で予約すれば、右手にある本館で食事を頂けます。
なので結局は4人なら約11,000円、5人なら約7,500円ぐらいの予算になります。
表門を入ると左にまわって玄関へ。
ここから菊の間までは大正4年の建築です。
玄関を入り、左手の廊下を進みます。
廊下の左手に受付カウンター、左手に竹の間があります。
竹の間は次の間が8畳、奥に8畳で左から奥にかけてL字に広縁があります。
右手には床の間と付書院があり、付書院には木瓜が透かし彫りされています。
庭は小川治兵衛の枯山水庭園です。

廊下に戻ると右手にロビーがあり、廊下は左へ。
すぐに右に曲がり、廊下右手に菊の間があります。
右手前が6畳、その奥に10畳、左手にまっすぐ広縁があり、左手の外が庭園です。
欄間は笹の透かし彫り、10畳間は床の間と琵琶棚があり、右手には花頭窓があります。襖には菊の織物が貼ってあります。
庭園は小川治兵衛の池泉式庭園ですが、各部屋に半露天風呂を造られたため、
双方から見えないように、また隣のインクラインから見えないように草を敢えて刈られていないので、鬱蒼としています。
比較的細長い庭園で、池も細いです。
1番手前と奥に石橋が架かっています。

ここまでが大正4年の建築で、ここから奥が昭和20年頃に増築した部分です。
廊下をさらに奥に進んだ突き当りに浮舟の間があります。
こちらは8畳間と2畳の縁、そして半露天風呂があり、かなりきれいにリノベーションされています。
ここから外の庭園を見ると、菊の間とは反対の池の端が見えます。
池のさらに奥側には鶉庵という茶室が見えますが、今は使われていないそうです。

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2022 6/26の拝観報告(南禅寺 八千代 本館個室ランチ)


写真は、本館 小川治兵衛の庭。

日曜日です。
最近アマ会の中で自然発生的に分科会が出来てきまして、
それが「美食会」。
主に庭園や数寄屋建築のある飲食店に、内部見学と食事を目的とした会を月1で開催するのが主な活動。
皆さんいろいろなところを持ってくるので、やや渋滞気味ですw
予約の段階で、どれぐらい内部の見学が可能かを交渉するのも大事な仕事です。
なので今後は逆に10月、11月は先方が忙しそうなので欠会になりそうですw

さてその会ですが、今回は僕が提案した南禅寺 八千代です。
こちらのランチでは青龍庭園を拝見出来ますが、これは蔵の跡に増設した庭園で小川治兵衛庭園ではありません。
小川治兵衛の庭園は本館の方にあります。
なので当然アマ会ではそちらの見学実現に動きます。

今回はfrippertronicsさんが動いてくださり、本館でのランチが実現しました。
本館ランチに必要な要件は、「税、サービス料別で1組3万円以上の食事」です。
なので1人当たり4人なら11,000円、5人なら7,500円ぐらいの予算になります。
今回はfrippertronicsさん、Tさん、Kさん、あきさらささんと僕の5名で参加しました。
本館を入ってすぐの竹の間が会場。
玄関から竹の間、そして奥の菊の間までが大正4年の建築で、それより奥は昭和20年代の増築だそうです。
竹の間のお庭は枯山水庭園です。

11:50到着で、こちらで食事を頂きます。

       

1は竹の間の内部。
以降は食事です。
これで予算7,590円は非常にお得だったと思います。
質、量共に文句なしでした。

食前食後はお部屋とお庭も撮影しますw
さらに食後には小川治兵衛の池泉式のお庭と他のお部屋も見せてくだいました。
そもそも今回は治兵衛のお庭が観たいのもあると事前にお話ししていたのに、どうして枯山水のお庭の部屋になったのか。
その理由がこの後わかりました。

まずは菊の間に。
今後の本編で掲載しますが、贅を尽くしたいいお部屋でした。
このお部屋の目の前が池泉式の治兵衛庭でした。

コロナ禍中に設備投資され、各部屋に宿泊用に半露天風呂を増設されました。
各部屋間や、インクライン側から見えないように治兵衛庭の木立を敢えてそのまま伸ばしておられるんですね。
なので上の写真のようにお庭としては「あられもない姿」になっていたのです。

しかしここからでは全然お庭の奥が見えないのでお願いしたら、
昭和の増築部分の一番奥の浮舟の間まで案内して下さいました。
ここまで来ると池の反対の端なんで、なんとなくお庭の全貌が分かりました。
非常に細長いお庭みたいですね。
さらに池の奥には鶉庵というお茶室もありましたが、今は全然使われていないそうです。

食事とその後の見学もして13:40頃に。
皆さん、食事も数寄屋も庭園にも満足して、帰宅しました。

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2022 6/25の拝観報告4 最終(久田家半床庵 茶室と露地見学)


写真は、表の玄関。

キンシ正宗を出て、烏丸御池へ。
自転車だったので、コイン駐輪場に停めます。
ここから徒歩で向かったのが、高倉二条下がるにある久田家半床庵です。

3/16のインスタでこちらのお茶室と露地庭園の見学会の案内があるのをアマ会員さんから教えて頂きました。
日程は3/25(金)、6/25(土)、9/25(日)の15:00~16:00。
呈茶+お茶室と露地の見学で、2,000円です。
9/25はこれからですが、もう受付は締切になっています。

Kさんが3/25に行かれたんですが、開示後すぐの平日ということもあり参加者は6名。
しかし今回は20数名。
アマ会では、あきさらささんも一緒でした。

15:00から先着の半分が8畳+6畳の広間の方で点出しの呈茶。
掛け軸やお花などは別途、係の方が説明してくださり、内部の写真も個人用ならOKでした。
呈茶も点出しで、一服後はお部屋をウロウロ自由に見学できたので自由な感じでした。
30分ぐらいで後着半分の方と入れ替え。
今度は我々が半床庵と露地庭園の見学。
こちらは前回も来ているので、ある程度覚えていました。
こちらでも担当の方が丁寧に説明して下さった上に、質問も自由にできたので
楽しかったですし、勉強になりました。
詳細は本編に記載しています。

16:00頃に三々五々の解散となりました。
あまり肩肘張らずに喜楽に楽しめる会なので、是非インスタをチェックして参加してみてください。

この日はこれで帰宅しました。

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2022 6/25の拝観報告3(キンシ正宗)

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写真は、店内。

14:00頃にTHE GENERAL KYOTO 富小路SALONを出て、北上します。
14:15頃にやって来たのが、堺町二条上がるにあるキンシ正宗です。
酒造メーカーさんです。
こちらに堀野記念館があり、邸内を見学できるハズだったのですが、
コロナ禍以来見学は中止されているそうです。
残念。
再開の見込みもないそうで、もう公開はないのかも・・・。

店内に入って左手が屋内の堀野記念館ですが、右手の方は店舗で入れます。
奥には酒樽や井戸などが残されています。

ご主人も試飲を勧めて下さるのですが、
帰宅後車に乗ること、
そしてそもそも全くの下戸であることから、遠慮しました。

しかし前者の理由があったからいいようなものの、
後者の理由だけだったら、「そもそもアナタは何しに来たの?」って感じですよねw

なので冷水を下さいました。
暑い1日だったので、それだけでも有難かったです。

店内を見学して14:30頃にこちらを出ました。

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2022 6/25の拝観報告2(THE GENERAL KYOTO 富小路SALON 旅荷を解いて1/4)

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写真は、1階の広間。

ARROW TREEから12:00頃に帰宅しました。
AMまでの仕事帰りの妻と合流し、3人でランチへ。
帰宅後、今度は自転車で出かけます。

13:40頃にやって来たのが、富小路高辻下がる(仏光寺の近く)にある、THE GENERAL KYOTO 富小路SALONです。
THE GENERAL KYOTOは市内中心部に5棟の宿泊施設を近距離で持っておられ、どこに宿泊してもいずれに付属する施設も利用できるという面白いコンセプトです。
その中で高辻富小路の隣に富小路SALONという京町屋があり、宿泊者はいつでも見学できます。
その町屋で6/24(金)~6/26(日)まで「旅荷を解いて1/4」という展示会があり、フリーで入場できるとアマ会のKさんから連絡を頂きました。

中では小さなお茶椀や個性的なオブジェなどが展示されていました。
町屋としては豪商とか店とかではなく、典型的な個人宅レベルの町屋。
こじんまりしており、僕が小学生の頃に友人の自宅を訪れた際の町屋と同じぐらいの規模でした。

通り庭から玄関を入ってすぐに写真の広間があり、玄関側に表の庭。
裏には腰掛待合のある露地のような中庭。
中庭の奥には4畳半の茶室。
2階は廊下を挟んで2間ずつが並んでいました。

通り庭から裏に回ると、茶室の裏側には蔵を改造した展示室もありました。
隣の高辻富小路に宿泊すると、こちらで朝食が頂けるようです。
それも一興でしょうね。

ちょうど14:00、14:00~と17:00~のヴァイオリンコンサートが始まりそうになり人が増えてきたので、ここで次へと参りました。

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2022 6/25の拝観報告1(ARROW TREE メロンパフェ)

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写真は、メロンパフェ 1,650円。

土曜日です。
この日は午後からお出かけ予定。

午前中は学校の定期試験が終わって塾の勉強をしている次男と2人。
10:30頃に2人で自転車で京都市役所前のコイン駐輪場まで。
そこから徒歩で10:45頃にやって来たのが、ARROW TREEです。

前回売り切れで涙を呑んだメロンパフェ リベンジですw
メロンパフェのサービス期間がこの週末までだったので、開店前に来ました。
15分前で2組目。
しかし開店時には15組ぐらい並んでおられました。

11:00に開店し、即座にメロンパフェ2つを注文。
前に1組おられ、さらに順に手作りされるので、出て来るまで35分かかりました。
出来上がりは写真の通り。
球体のメロンが2種類。
さらに下にはバニラアイス。
その下にはスポンジが一層あり、またメロンの層と生クリームが。
そして最下層にはプリンが入っているんですよ。
合わないわけがないw
11:45頃には完食。

僕がメロン好きなのこともあり、これは今までのパフェの中でも高評価の部類です。
ただ今は亡き不動の1位は変わらないですね~~。

11:45頃にこちらを出て、一旦帰宅しました。
 
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