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鞍馬寺3 山道~西門(鞍馬・貴船散策7)
写真は、鞍馬寺の奥の院魔王殿
山道を進むと、“息つぎの水”があります。
東光坊から山中へ兵法の修行に向かう義経が、のどを潤した場所だそうです。
さらに登ると途中に“地蔵堂”があり、本殿金堂から約400mで、義経が背丈を比べた“背比べ石”、樹齢1000年近い“大杉権現”に来ます。
ここからはほとんど下りです。
山道を下ると、“僧正ガ谷不動堂”があります(地図)。
ここで全行程の半分ぐらいです。
さらに進むと、木の根が地面に累々と張っている地形になり、“木の根道”といます。
このあたりで牛若丸は天狗から兵法を教わったと云われています。
さらに約450m下ると、“奥の院魔王殿”に着きます。
手前の拝殿には入れますが、奥の本殿には入れません。
ここからさらに570m下ってやっと西門に到着します。
拝観ルートについて
鞍馬→貴船ルートの方が、
・登りにケーブルカーを使える
・残りの登りも石段に左右は朱塗りの灯籠なので、鞍馬寺の雰囲気の中を登れる
・山道の終わりに川床料理がある
の点から貴船→鞍馬ルートよりいいと思います。
貴船→鞍馬ルートは、最初の西門から“奥の院魔王殿”までのただの山道の登り570mは、いろんな意味でキツイでしょう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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かつては貴船に抜けた後、栃喜久さんでお風呂に入ってから食事をして、貴船口駅まで送迎して頂いていたので、どうしても鞍馬→貴船ルートになります。
また鞍馬寺の楼門を潜ってスタートする方が、表から入った感があるので・・・。
西門はやはり裏口という感じがします。
理系なので(笑)、高さの点から客観的に検証すると、
標高が、
鞍馬寺の楼門 260m
鞍馬寺の西門(貴船側) 290m
多宝塔 360m
です。
単純に最終的な位置エネルギーで比較すると、
1:鞍馬→ケーブルなし→貴船=30m上る
2:貴船→鞍馬=30m下る
で、貴船→鞍馬ルートの方が楽ですが、
3:鞍馬→ケーブルあり→貴船=70m下る
になるので、
3>1>2の順に楽になるハズではありますね。